モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたいデジイチビギナー。馬も好き。

読書記録2016年5月

2016年09月09日 | 引退馬と乗馬のこと

本屋さんに戻りたくて戻りたくて仕方なかった頃。
本屋さんにまつわる2冊を読みました。

崖っぷち社員たちの逆襲-お金と客を引き寄せる革命──「セレンディップ思考」-
小島俊一
WAVE出版

経済誌でも取り上げられていました。
本屋さんを舞台(題材)とした、企業再生ビジネス書。
小説仕立てで、とある地方チェーン書店の経営再建を描いています。
実体験を元にしているそうで、とてもリアリティがありました。
主人公は、著者をモデルとしている雰囲気の、出向してきた「デキる人」。でも、現場の女性に「掃除のしかたがなってない!」等の指摘をされて殊勝に反省して改善していく様子など主人公の成長も描いてあり、好感が持てましたし、小説として違和感なく読んでいけるのでオススメです。
再生企業の社長さんへのレクチャーという形で決算書の読み方も登場するので、本書を読んだだけで読めるようになれる気がします。
「特殊な業界だからウチの業界の決算書って難しいんだよね」って、どの業界の人も言うそうです。それを言い訳にして読もうとしていないと指摘された気がします。
時々読み返したいなと思える1冊です。


『これからの本屋』 北田博宏
amazonに取り扱いが無いようなので、独自リンクで。
出版社である「HAB」のページへ跳びます。
独立系書店経営者へのインタビューや、空想の本屋さんのことや、実際の取り組みなどを紹介してあります。
「空想本屋のことなんて読んで何になるんだ」と思いきや、気付いたのですが、「本屋に求めている事柄」が浮き彫りになった気がしました。
「本が買えれば良い」という以外に、人々は本屋に何を求めているのだろうかと考えさせられます。
これも、時々読み返して、「本屋」について考えたいと思います。


以上、2冊でした。


障害馬術の障害が可愛い

2012年08月05日 | 引退馬と乗馬のこと



時計塔を跳んだり・・・



あのロンドンの2階建てバスを跳んだり・・・



障害馬術って、こんなオブジェを跳ぶものなのかと初めて知りました。
(この他にも面白いのは沢山あるのですが、モデルになっていただいたこの選手の肖像権もアレですし、沢山すぎてタイヘンなので3つでガマン。)

もちろん、大きな大会でないとこんなふうにお金はかけられないのでしょうけれど、某所にはターフィーの障害もあるとの噂を小耳に挟んだので、こんな風に飾るのはそれなりにスタンダードなコトなのでしょう。

しかも、今回のオリンピックでは(毎回そうなのか知らないのでアレですが)障害がこまめに変わります。
総合馬術の障害で「面白い!」と思ってみていたら、今回はその時とは違うモチーフが出てきたりして。
高さや幅を替える必要もあるのでしょうけれど、モチーフを替える必要はあまり無いわけで。
イギリスのホンキを見せられた思いです。

さて。
この競技に出ている杉谷選手は、今日の2次予選も突破しました。
1ミスの素晴らしい成績!!
3次予選は、明日月曜日の(日本時間)午後9:55~翌午前1:15。
それも突破したらいよいよ決勝。水曜日の(日本時間)午後8:00~午後11:35。

NHKネット中継
http://www1.nhk.or.jp/olympic/live/streaming/OA0000000875.html
に噛り付いて観戦させていただきます!


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馬術クロスカントリー楽しんだ

2012年07月31日 | 引退馬と乗馬のこと

オリンピックの馬術。
ネット中継、ホントにありがたいです。
Twitterの #馬術タグの皆さまの解説にも助けられて、けっこう楽しめました。

こうなると生観戦したくなります。
競技会って実はあまり興味なかったのですが、国内の大会スケジュールをチェックしておきたくなってます。


でもって、「ボクもやりたいー!!」なんて言い出すお子様が増えて、数年後の乗馬人口が増えたらいいなとも思ってます。
もちろん、オトナのお稽古増加にも期待。
あんな気持ち良さそうに疾走する姿みたら、乗馬始めたくなっちゃいますよねっ!!

そこで昨日の記事をあざとく転記。

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乗馬は高価なレッスンのように思えますが、私の場合、8400円の月謝と、半年で10回分約38000円の騎乗チケット代がかかっています。
月8400円はお稽古事としては平均レベルだと思ってますし(ピアノや英会話は1万円覚悟な印象があります)、半年ごとの4万円弱の出費はボーナスを充ててまして、意外とムリの無いやりくりで続けられています。
月1鞍しか行けなくてもじわじわと上達できていますし。
物足りなくて時々月1鞍をオーバーしてしまうこともありますが、海外旅行やブランドバッグを買いまくる人の出費に比べたらゼンゼン。
追加購入についても、アウトドア用ショートブーツとそれを乗馬に使うための付属品(チャップス)に2万円、乗馬キュロットに15000円という追加出費はありましたが、開始半年くらいでそれらを揃えて以降は指導員さんからしつこく営業されることも無くグッズへの出費はありません。
初期費用は18万円。(=入会金、3ヶ月分の会費、防具・お手入れ用品等代)
この初期費用が若干難儀ではありますが、私は月2万円ずつ貯めて「乗馬」という夢を叶えました。

競技会に出るのは私には夢のまた夢ですが、オリンピックを観て乗馬始めたくなっちゃう人がいたら嬉しいなと思ってます。
なにより、大型の哺乳類とココロを通わせるのは癒されます。
通ったココロでナメられてばかりですが、それでも癒されます。
ストレス社会に乗馬。
オススメですヨ。
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あと、こちらでも乗馬を始めるにあたっての話、してます。
乗馬初心者のレッスンレポート~草馬ちさとの場合~



さて。明日は、総合馬術の3つの競技のラスト、障害馬術。
今日の競技のあと馬体検査を受けて臨むのだそうです。
障害馬術。
今日のクロスカントリーのようなスピード感はありませんが、競技としては分かり易いかなとも思います。
・・・私は詳しくないですけど。

明日も仕事から帰ってパソコンの前にかじりつきです。




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バババジュツ

2012年07月29日 | 引退馬と乗馬のこと

声に出して読むとスゴイです。
馬場馬術(バババジュツ)。
オリンピックを連日、ネット観戦してます。

乗馬を始めてまだ60鞍に満たない私。
(1鞍=1レッスン=約45分間。この鞍数は、乗馬初心者がどれくらいのレベルなのかを示す目安になる。100鞍乗ると、「だいたい基礎はできたかな」という程度になれるらしい。)
まだ「馬術」などと呼べるレベルではない私ですが、それでも上手な人の騎乗を観るのは楽しいです。

ましてやオリンピック!!
海外の上手な人のパフォーマンスも観れるわけで、それをインターネット上とはいえ中継してくれてるNHK様には大感謝です!
しかもiPhoneで観れちゃうんだから・・・!!!

→コチラのサイト
http://www1.nhk.or.jp/olympic/live/

テレビ放送の無い競技を集めてココで観られるようにしてくれていて、「視聴者に映像を届ける」という報道魂を感じます。
しかし、ずらずらと放送予定が時系列で並んでいるだけではよく分からなかったので、解読してみました。
どんな種目があるのか。

・総合馬術(馬場馬術/クロスカントリー/障害馬術で構成)
・馬場馬術
・障害馬術

以上3種目を、団体と個人で競うようです。
総合馬術の団体については、団体戦にもエントリーしてる個人の成績を、そのまま参考にして点数を出していく形式のようです。

・・・たぶん。

実は私、馬術の競技をまともに観たこと、無かったのです。
でも観出すと楽しいですね。
昨日・今日の総合馬術の馬場馬術は、どうやら「決められた規定を順番にこなしていく」というもののようです。
フィギュアスケートで言うと「コンパルソリー」。
(以前は男女のシングルでも行われていた、同じプログラムを競うアレ。今でもアイスダンスにはある。)
若干、地味なカンジです。
詳しい人が見れば「この技は難しい」とか「あぁ!ここでミスったか!」とか分かるのかも知れませんが、素人には馬が時々変わった動きをするだけで、淡々と馬が走っているだけに見える。
そういやフィギュアスケートのコンパルソリーもツウ好みな雰囲気が漂うものでした。

明日7/30のクロスカントリーや明後日7/31の障害馬術をこそ、楽しみにしたいです。
日本馬術連盟のページが分かりやすそう。
http://www.equitation-japan.com/rules_04.html


乗馬人気が高まって乗る人が増えれば、乗用馬の需要も増えて競走馬からの再就職の口も増えるわけなので、乗馬人口、増えて欲しいです。
乗馬人気、高まらないかな。

ちなみに乗馬は高価なレッスンのように思えますが、私の場合、8400円の月謝と、半年で10回分約38000円の騎乗チケット代がかかっています。
月8400円はお稽古事としては平均レベルだと思ってますし(ピアノや英会話は1万円覚悟な印象があります)、半年ごとの4万円弱の出費はボーナスを充ててまして、意外とムリの無いやりくりで続けられています。
月1鞍しか行けなくてもじわじわと上達できていますし。
物足りなくて時々月1鞍をオーバーしてしまうこともありますが、海外旅行やブランドバッグを買いまくる人の出費に比べたらゼンゼン。
追加購入についても、アウトドア用ショートブーツとそれを乗馬に使うための付属品(チャップス)に2万円、乗馬キュロットに15000円という追加出費はありましたが、開始半年くらいでそれらを揃えて以降は指導員さんからしつこく営業されることも無くグッズへの出費はありません。
初期費用は18万円。(=入会金、3ヶ月分の会費、防具・お手入れ用品等代)
この初期費用が若干難儀ではありますが、私は月2万円ずつ貯めて「乗馬」という夢を叶えました。


競技会に出るのは私には夢のまた夢ですが、オリンピックを観て乗馬始めたくなっちゃう人がいたら嬉しいなと思ってます。
なにより、大型の哺乳類とココロを通わせるのは癒されます。
通ったココロでナメられてばかりですが、それでも癒されます。
ストレス社会に乗馬。
オススメですヨ。



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川崎競馬場で懐かしい名馬の写真と被災馬の近況を

2012年05月15日 | 引退馬と乗馬のこと

今週、川崎競馬場は開催週です。
月~金。
14:30開門。
レースは、1Rが15:30発走、最終の11Rが20:50発走。
*注)月・火は1Rの発走時間が16:00で、レースも10Rまでのようですが。

レース情報はコチラでどうぞ。
南関東4競馬場(川崎競馬場含む)
http://www.nankankeiba.com/index.html

川崎競馬場へのアクセスは、コチラで。
http://www.kawasaki-keiba.jp/access/index.html

品川から10分ほどで着いちゃうんですね。
先日初めて行ったのですが、気分的に大井競馬場よりこっちのほうが近い気がしました。
飯田橋から川崎駅までが40分。川崎駅から徒歩15分。(大師線に乗りかえれば徒歩時間は5分程)
会社帰りの寄り道としては、大変程よいのではないかと思います。
明日からアツくなって、お出かけも苦ではないでしょうし。

17日木曜日には、JRA交流戦もあります。
9R(19:40発走)の、メイフラワー賞。
丸山元気(ネモキュー!)や伊藤工真といった、若手クンの名前も載っていて、私的にもテンション上がります。

続く19(土)・20(日)も、川崎競馬場はやってます。
そう、JRAの場外馬券売場WINSとして。
そしてその20日まで開催されているのが、こちら。

「あの馬達の近況報告写真展」
http://www.anouma.jp/press/p20120410.html

曰く、
『写真展では、馬主・関係者・現役時代のファンや一般市民のサポートにより
幸せに余生を送っている姿をアピールして引退競走馬への関心を高め、
「引退名馬繋養展示事業」の助成金制度についても、広く知ってもらえればと考えています。 』
とのこと。

また、
『さらに、東日本大震災から1年が過ぎ、
NPO法人引退馬協会が立ち上げた『被災馬INFO』への多くの方々のご支援により、
北海道日高地区に避難している被災馬たちの元気な姿もご紹介します。 』
とも。

撮影者の「愛」が投影されるのか、どの馬の写真もカクベツにかわいいものばかり。
また、そこの書かれた紹介文にもとても「愛」があって、一つ一つじっくり眺めたくなるパネルばかりでした。

実は新橋で開催された「第一弾」にも行っているのですが、(コチラ。なにげに震災直前です。)その時には無かった写真もいくつか追加されていて。

中でもユキチャンの「近況報告」にはびっくりしました。
確かに引退したら繁殖牝馬になるのは分かっていたつもりでしたが、いつの間にかお母さんになってたとは!!
はー・・・あのユキチャンがねぇ・・・。
と、なんてゆーか、年下の親戚が結婚して子供産んで親になってるのを見たらたぶんこんなカンジな気分かと。
「先越されたー」
みたいな。

それと、被災馬。
311の震災の直後、津波と原発事故によって被災した馬たちを助け出し、避難させる活動をしていた当団体。
「相馬野馬追」関連の馬達も、この活動によって沢山助け出されたと聞きます。
今年の祭りに向けて戻って来ているものもいるとのことで、そのへんのことも説明書きにあったような。
「大変だった彼らのことも写真を通して知ってください」な気持ちになりました。


会場では、グッズ販売もしてます。
実は今回、このグッズ販売&アンケート記入ゾーンに座ってる「係りの人」としてお手伝いをさせていただいたのですが、とても楽しい雰囲気で過ごさせていただきました。
白状しますと、もっとヒマかと思っていたのですが(失礼)、川崎競馬場の内馬場休憩所はそこそこ賑わう場所なようです。
そこを「本拠地」として馬券を買ってるお客様も多いようで。
私がいつも行く府中競馬場の内馬場は、もっと閑散としてるイメージなので・・・。と言うか、家族連れ等が多く、ホンキで馬券を買ってる人は少ないゾーンという印象。
しかし考えてみれば、地方競馬の内馬場ってスタンドから近いのですよね。
コースがダートしかないので、内馬場への地下通路もとても短い。
(府中はダート・芝・障害コースをくぐって行くのでやたら長く感じるのです)
川崎競馬場では、ターフビジョンも向上面のさらに奥にあるくらいですし。
なので、立会係りの皆さまや馬券オジサマ達とトークさせていただきつつ、楽しく過ごせたのでした。

そんな雰囲気なので、写真展目的で訪れても、気兼ねなく観覧していただけると思います。
マイナー展示会って「息苦しそう」とか「静か過ぎて落ち着けなさそう」とかのイメージがありますが、ここは、そんなことないです。
アンケートを記入しながら「係りの人」と馬談義もできちゃいます(たぶん)。
売ってるグッズも、なかなかのもの。
私は、以前から欲しかった「いっしょに生きよう」イラストのクリアファイルをGET。
馬と人(たぶん団体代表の沼田氏)が寄り添ってる後ろ姿のイラストがカワイイのです。
会社で使って自慢しようと思います。



繰り返します。

「あの馬達の近況報告写真展」は、
川崎競馬場の内馬場休憩所にて、5/20(日)までの開催。
今度の日曜までの開催です。

お見逃しなく!


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「あの馬たちの近況報告写真展」川崎競馬場で第4弾だそうです

2012年05月11日 | 引退馬と乗馬のこと

引退馬協会による写真展「あの馬たちの近況報告写真展」が、今度は川崎競馬場で。

以前、新橋のGateJでやっていたものに、地方競馬で活躍した馬達と、震災被災馬も加えての開催だそうです。

http://rha.or.jp/news/2012/04/post-21.html

明日5/12(土)から、5/20(日)まで。

開催中、そのスペースに詰める人員を募集してたので、ちょっとやってみることにしました。
ふだんの事務仕事の息抜きに久々に接客業(のようなもの)をやれるようなので、なかなかに楽しみです。



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乗馬一年。で?痩せたの?

2011年09月25日 | 引退馬と乗馬のこと

乗馬で痩せるか否か。

結論をまず言えば、
「マジメに通えば、痩せます。」
久々に会った友人から「痩せたよね」の評価をもらうことができましたし、自分で見て触って「おぉ♪」と思うこと、しばしば。
間違いなく、痩せました。

しかし、暑い夏の間の二ヶ月を休んでいたら、ちゃんと腹が出てきました。
なんとも正直な。
体重も増えたしナー。

また、冷え性で頭痛持ちでなんとなく日々だるいといった、「養命酒が必要な体質」を治したかったのですが、これはあまり変化なし。
30代という年齢と、月一回を一年続けた程度でしかない、という条件が付くので、もっとバシバシ通っていれば効果はあるのかもしれません。
体調不良については、改善のために通いたくても体調不良でなかなか行けない、という矛盾がネックですけど。
(そういやのっけからそれに悩まされたなぁと、懐かしく思います。→2010年9月19日「頭痛体質改善案求ム」)

せめて月2回、各2時間(2コマ)ずつ乗れば、冷え性改善にはなったかと。
実際、ガンガン乗ってた友人は改善したと言っていましたし。
ただしこちらも、乗馬やめたら元通りになってしまったとのこと。


そして技術面では、そんなカンジのまったりペースなので、さして上達せず。
なんとなーく慣れてはきてるとは思うけど、のほほ~んと歩いてるほうがラクダヨネ~と、馬と同じ気持ちになってしまっている点、スポーツをしている気持ちではなく。
スキーとかなら、上達したい!とあれこれ試行錯誤する私なのですが、乗馬には上達を望んでいないことに気づきました。
お馬さんと戯れられればオッケーです。
ま、そのためには、人馬とも安全に過ごすための知識と経験が必要であり、しかし私にはまだそれらが充分でない自覚はあるのですけど。
それを身に付けるためには、馬装講習やレッスン前後のお手入れをもっと積極的にやらせてもらわなくちゃダメなんだろうなと思います。
どうしても、まだお客さん扱いされてしまってます。
たまにしか行かないからなのと、私の積極的性の低さが原因かと思いますが。

そういえば、そもそも、子供の頃からやりたいな~と思いながらも眺めているだけだった乗馬を、何故ここにきてやり始めたかといいますと、引退馬の一口馬主を始めたからでした。
(体質改善も大きな理由ではありますけれども。)

競馬をやっていて「家畜かペットか」の問題に悩んでいる中で「引退馬をペットとして飼う」ことに行き着き、同じような理念で一口馬主を募集してる団体に出会い、入会し「引退馬の一口馬主」になり(2010年7月12日「引退馬馬主の資料到着」)、その馬と仲良くなるために馬への接し方を学びたいと思ったのが、乗馬を始めようと決心した理由でした。

であれば、もっと馬装講習とかお手入れとか、やらせてもらわなきゃダメだよな~と、今、これ書いてて思いました。
始めた頃に比べたら、馬との「間合い」(イラついてるときの後脚への注目の度合いとか噛み付いてくる気配とか)も取れるようになってきましたが、まだ頭絡つけられないし、裏堀りをやろうとしても馬から拒絶されるし、そういや夏場休んじゃったから「丸洗い」も体験しないままだし。
乗馬技術については際限が無いと思うのでのんびりやるにしても、このへんのことは「基本的なこと」な気がするので、むしろそのへんのことを学びたいなぁと思いますです。



ところで、乗馬クラブに入会する際、あるいは入会後も、「一年限りのこと」「一年以上はお金が続かないよ~」と、自分でも思っていましたし、周囲にも言っていました。
で、一年経って今後どうするの?ってことなんですが。
特段、辞めたい気持ちはない。
せっかくなので続けたい。
(ハッキリと言えばここで辞めたら入会金がもったいない)

問題は金ですが、入会金の支払が完了した後に必要なのは、月会費の8400円と、毎回の騎乗料。
月会費だけなら、お稽古ごとの予算としては平均的。
英会話だと1万円かかったりしますし。
なので、月会費はヨシ、と。
次に騎乗料ですが、こちらは年二回のボーナスから出すことにすれば10鞍分で36,000円ほどの騎乗チケットは、まあ自分ご褒美として許せる範囲ではないかと。
(半年で10鞍分てことは、多少の持出があるものの約月2鞍乗れるわけで。)
他の独身OL女性が服飾品やブランドにかけるお金に比べたら、かわいいモンでしょう。
もともとそれらにはほとんど興味がない地味系女子としては、いい具合の「ご褒美」ができたカンジでもあり。


そんなわけで、案の定というかまんまとヤラレてるというか、乗馬、一年で辞めずに、今後もしばらく続けようと思います。
ちなみに、一年経って、現在35鞍乗ったところ。
前回、駆歩を「体験」しました。
のんびりまったり、やっていこうと思います。

 

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麦本屋@電子書籍もご贔屓に~


gateJの写真展行ってきました

2011年02月23日 | 引退馬と乗馬のこと

イグレットフォスターペアレントの会改め引退馬協会による写真展「あの馬たちの近況報告写真展」に行ってきました。
新橋のJRAの店へ。(…店?)

写真展と言っても畏まったカンジではなく、入り口正面の大モニター部屋の周囲の壁に飾られていました。
アーティスティックなものではなく近況報告なスナップ写真な雰囲気で、親しみやすいです。

少し前からホームページなどで写真を募集していたので、数多くの写真がずらりと飾られるのかと思いきや、数は限られていました。
でもその分、丁寧にパネル展示されています。主な成績や現在の居場所に、コメントも添えられて。
入り口には引退馬助成金団体の小冊子も。どの牧場にどの馬がいるのかまとめられていて、訪ねて行くのに役立ちそうなシロモノでした。
戴けるとのことなので、有難く頂戴してまいりました。

フォスターペアレントの会がJRA絡みで写真展?と、実は不思議に思っていましたが、引退馬助成金団体のPRとの絡みであることが分かり、納得。
関わり深い団体同士、なんですよねきっと。


始めて訪れたgateJは、新橋の飲屋街を抜けた先にあり、「馬を愛するダンディなおじさまがたの憩いの場」でした。
自由に過ごせる図書館みたいな。
競馬新聞や雑誌の他、競馬、競走馬育成、馬産についての蔵書が並んでいて、本好きスイッチが入るほど。
木曜の帰りがけに行ったので閉館まで時間が無く、ゆっくりできず残念でした。


写真展は、今週日曜27日まで。
平日は午後7時閉館。
競馬開催日は、最終レースに合わせて。

暖かくなり始めた日の会社帰りの寄り道にgateJで写真展鑑賞。
オススメです。


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~ブクログ『麦本屋』 も営業中~


最近の乗馬報告

2011年01月23日 | 引退馬と乗馬のこと

久々に乗馬ネタを書いてみようかと。
深夜にだらっと書くので、まとまりないものになりそうな予感がしつつも。

ようやく、次のクラスに上がれるようです。
次で、21鞍目。
今度のクラスでは、軽速歩での誘導をやったりするらしいです。
あんな速いスピードで手綱を操作して方向転換の指示を馬に出すなんて、どんなに想像してみても、そんな自分の姿をイメージできないんですけれどっ!!
と、けっこうドキドキしてます。
いよいよ落馬を体験しちゃうんじゃないかと。
馬にしがみついていられるだけの脚・内股の筋肉がまだできあがってない気がしますし。
手綱に意識が行ったとたん脚の力が抜けて馬からずり落ちてしまうんじゃないかと、心配です。

私、やるじゃん♪と思うこともあるにはあるのですが。
例えば。
洗い場で警戒しまくりだったコを宥めるのに成功してみたり。
軽速歩のままで(常歩にしないままで)遅いスピードをキープできてみたり。


・・・あぁ、でもやっぱり。

裏堀とか、まだけっこう苦手。
頭絡も、まだ自分じゃ着けられないし。
本来の内向的性格が出て、なかなか積極的に動けないし。
モノを覚えるには、失敗を恐れずどんどんやってみて、分からないこと・疑問点をどんどん質問していく方が良いと、アタマでは分かっているんですけれど。
どうにも慎重派なのですね。
失敗を恐れてしまう。
なにせ相手は生き物。しかもデリケートなイメージのある「サラブレッド」がほとんど。
中途半端な知識が災いして、ちょっとでも何かあれば故障して予後不良になっちゃうんじゃないかという恐怖感が頭の片隅にこびりついていたり。
あるいは、馬に蹴られるんじゃないか、足を踏まれるんじゃないかなどと自分の身を考えちゃって、どこか及び腰になっていたり。


要は「慣れ」だろうと思うので、せめてもっとガンガン通って鞍数をこなせればよいのですけどね。
通えない要因は、金のことよりむしろ体調。
「年末は行きまくろう!」と気合入れてたのに胃痛にヤラレて動けなかったし。
ちょっと疲れると頭痛が出ちゃうし。
喉がふさがるカンジもまだ時々出るし。

健康のために始めた乗馬に不健康で行けないジレンマ。
せめて月2回はキープしたいところ。
冷え性治して心身ともに健康になるためにも、がんばりまっす。



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~ブクログ『麦本屋』 も営業中~


大型草食動物・馬と仲良くなりたい!

2010年11月18日 | 引退馬と乗馬のこと
乗馬を始めてようやく12鞍。
1時間半のレッスンを、6回受けたところ。

車に例えるなら、まだまだ肝心のブレーキがおぼつかず、アクセルも踏んでるつもりがいつの間にか減速。
ハンドル捌きに至っては、いきなりコースを外れてしまい先生の助けを借りて修正しなければならない状態で、絵に描いたようなビギナーの惨状になっております。

前回乗った馬は、かつて浦和競馬場で走ってた馬。競争馬名は、センショウ
残念ながら千勝どころか1勝もできずに引退したようですが、2〜3着はしていて、あの内田博幸も乗った馬。
ツレにそう自慢してみたところ、「ウチパクから乗り替わりとは、鞍上強化ですな」と、元競馬記者らしい切り返しをされてしまいましたが、馬にとっちゃさぞかしガッカリな乗り替わりだったことでしょう。
ハミをぎゅうぎゅう引っ張っちゃったような気がします。嫌われてないといいけれど・・・(* *;)

そんな状況なので、「馬~♪かわい〜♪」とか言っていられるのは、最初の、鼻面をなでてる時間だけ。
乗ってる間は馬にこちらの意思を伝えるための姿勢やら手綱加減やらでその他諸々必死ですし、乗る前後の「洗い場」でのお手入れ中も、いつ蹴りが飛んでくるかの予兆を察することができないので、緊張したまま。
どんな時にがぶりと噛み付いてくるのかその気配が分かりませんし。
・・・慣れてくれば、ね。
洗い場でのスキンシップも心から楽しめるようになるでしょうし。
・・・自分の意思が馬に伝わったと実感できるようになれば、ね。
乗ってる間の馬上からでも「愛いやつじゃ」と、ルックス以外の可愛さを味わえるとは思うのですが、ん、まだまだ。
ま、焦らずいきます。


「馬は草食動物であり、人間は肉食動物である。
捕食者である人間が馬と仲良くするためには、人間の側から寄り添わねばならない。」
・・・的なことが書いてある本を、読んだことがあります。

↓コレ。(amazonリンク)
馬と話す男―サラブレッドの心をつかむ世界的調教師モンテイ・ロバーツの半生
モンティ ロバーツ
徳間書店

野生の馬を捕まえてきて力ずくで調教していた時代のアメリカにおいて、「虐げて従わせるのではなく、馬から信頼を得て自分達の指示に従ってくれるようにするべきではないか」と提唱・実践した人(有名な方?)の自伝で、”乗馬の上達”とはちょっと違うテーマの本ではありましたが、「肉食動物と草食動物との関係の違い」「馬と仲良くなるってことは、犬や猫と仲良くなるのとはちょっと意味合いが違うのだ」ということには、ハッとさせられました。
確かに、肉食動物から信頼されるのと、草食動物から信頼されるのでは、なにか大きな違いがありそうです。
しかも、馬はかなり大型の草食動物。
彼らからの信頼を得られたら、きっと感動するだろうなと思います。
それを楽しみに、頑張ろうと思います。
・・・「ただしお金と相談しながら」、という条件は付き纏いますけれど。



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~ブクログ『麦本屋』も営業中~
(ただいま、フィギュアスケート関連本フェア開催中)