


先週は暴風雪に断念した新潟方面ドライブ。今週こそ!ということで行ってみたのですが…。
関越トンネルを抜けても雪は無し(涙)。
でも適度に寒い(?)良い天気!今回は山奥の温泉だ!ということで松之山温泉をメインの目的として、まだまだ秋っぽさもいたるところに残っている景色を堪能しながら最終的には日本海の柏崎までのドライブでした。
それしても今回走った辺りは豪雪地帯のはず。異常気象なのかなー。本当に今年は暖かいんですね。

草津温泉,有馬温泉と並んで日本三大薬湯の1つに数えられている、松之山温泉。約700年も前に一羽の鷹が舞い降り傷ついた羽を癒しているのをきこりが見つけたことから発見されたとか、上杉家の隠しの癒し湯であったとか、とにかく歴史を感じさせる温泉です。静かな山奥のこぢんまりとした温泉街は自分のタイプですねー。画像は温泉街入ってすぐの旅館にある足湯です。




本日の日帰り温泉は“ひなの宿千歳”さんにて。例のごとく朝早い入浴だったので、お風呂は貸切状態♪。さすがにここの温泉の一番の目玉である“月見の湯”には入れませんでしたが、源泉掛け流しのお湯はじんわりゆったり超贅沢でした!何というか鉱物っぽい匂いがして、本当に地下深くから湧き出ている感じがします。最近の地質調査によると、この温泉は太古の昔の地殻変動によって閉じ込められた化石海水なのではないかと推測されているそうです。なんと推定800万年~1200万年前海水ですって!もし本当だったらすごい話ですねー。
湯から上がっても体は芯までポカポカ。大好きな温泉の1つにリストアップです(笑)。


お昼ごはんは同じく松之山温泉街の中にある“寿々木”さんにて。
正直普通の外観にそれほど何を期待して入店した訳ではない(ごめんなさい!)のですが、メニューを見てビックリ!寺泊などから入荷される日本海の新鮮な地魚のメニューがたくさんなんです!自分はカヤカリっていう魚の刺身、かみさんは煮付けを注文。料理が出てきてこれまたビックリ!どちらも大きい魚まるまる一匹使っての料理です。刺身も適度に脂がのってるし、煮付けも良い味付けで超美味でした!これだけの料理なのにどちらも1,200円なのです!
山奥の温泉街で新鮮な魚料理。贅沢ですねー。大満足でした!


松之山の名物“しんこ餅”。
冷凍状態で購入して自然解凍して食べるという変わった餅ですが、笹の香りが豊かで蓬入りのお餅と上品なあんこの組合せは最強コンビ(笑)。美味です。



高柳町にある荻ノ島集落。40世帯のうちの半数が茅葺きの家屋であり、その茅葺の家屋が田んぼを囲むように環状集落となってます。
杉の巨木がある松尾神社を始点として、途中地元のお婆ちゃんに“ご苦労様です”なんて(??)声を掛けられながらぐるりと集落をのんびりと一周散歩。日本の原風景ですねー。初めての訪問なのに懐かしい感じ。
ここの周辺には最近ちょっとはまりつつある棚田もたくさん。また松之山温泉とセットで他の季節にも訪れてみたいですねー。