今回のドイツ旅行は、フランクフルト→ミュンヘン→ベルリン→フランクフルト→ハイデルベルク→ケルン→ザンクトゴアルスハウゼン→フランクフルト・・・と周遊の旅。
300kmや400kmという長距離移動なので、新幹線のような高速列車を使いました。
一回の移動にかかる料金は事前予約をすれば、だいたい30ユーロ前後(約5000円)
全体的な旅程が出来上がったときに計算してみたら、 『ジャーマンレイルパス』 という外国人用の乗り放題パスを買ったほうがお得なことが判明。
これがジャーマンレイルパス 2名用 2等 4日間用 44,700円 (2008年7月現在)
一ヶ月の期間内に4日間使用できるパスを日本で購入。その4日間は連続していなくても可。
2名用のほうがお得なのでオットと二人分のツインパスにしました。
高速列車だけでなく、ドイツ国鉄全線とSバーンが乗り放題。
ただし、地下鉄Uバーンやバスなどは乗れないのでご注意を…。
どの列車に乗るかは、日本にいるときに ドイツ鉄道公式サイト で調べていきました。
日本語で詳しく説明してくれている ドイツ鉄道利用ガイド という
とっても親切なサイトにもすごく助けられました。
各駅のインフォメーションには、下のような時刻表もおいてあるので便利。
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列車の中には、上のようにその列車の停車駅や乗換え案内が詳しく載っているものが
シートの上などに置いてあり安心。
一番苦労したのは・・・予約済みの席かどうかがわかりづらかったこと。
全列車を予約なしで乗って座っていたら一度だけ
「そこは私が予約している席なんですが…」と言われてあわてて移動しました。
座席の上のほうにこのように表示されていたらその区間は予約席らしい。
でもこんな電光掲示板がある列車ばかりではなく、小さな紙切れがはさんであるだけのもあったり…。
もっとわかりやすく大きな字で「Reservation」とか「Reserved seat」って書いててほしいヨ・・・。
フランクフルト中央駅 ベルリン中央駅
どちらもガラス張りの天井で日が入って来て明るい。 ミュンヘン中央駅やケルン駅も。
フランクフルト空港駅発
ミュンヘン行き
出発予定時刻を過ぎても列車が来ない・・・
ホームを間違えたのかも?とかいろいろ頭をよぎる・・・
ホームの乗車案内板を見てみると「ca 60 Min Spater」とある! こんなこともあろうかとドイツ語の列車用語をメモしてきたものを見ると、 「約60分の遅れ」とのこと。
だいたい何のことかわかるかもしれないけど、念のため用意しておくと安心できますね。
今回の中ではベルリン→フランクフルトの移動が一番長くて約4時間。 でもけっこう快適であっという間でした。 ヨーロッパ内はこういう高速列車が充実しているので次回も列車の旅になりそうです。
逆言えば指定の札を見ればどこどこまでは座っていられるって画期的なシステムに思います。
以前ドイツ直通客車にスイスから乗ったら、駅員(車掌?)がコンピュータから打ち出された指定区間票を一枚一枚差し込んでいました。一部のICEみたいにデジタル表示されるならまだしも客車の場合は手作業なんですよね。ちょっと驚きました。
田舎のほうの列車に乗ったときはほんとに単なる切れっ端みたいな紙が差し込まれてただけなんてこともありましたし。
まぁそういうことも、お国それぞれの独自のものが見れて楽しいんですが・・・。
車掌が替わる事もありますよ。
ドイツで一回だけ遅れた事あり、実際に時刻表では2時間前に出たはずの列車でニュールンベルグからウィーンまで乗りました。
これに乗らないとウィーン着かないし、ましてや間違ったらと駅員にウィーン行きかと確認して乗りながらドキドキしました。
雪で遅れたみたいでした。
車内も静かでドイツの列車は好きです。
飛行機と違って乗り間違えとかありそうでけっこうドキドキもありますよね。
それもまた楽しかったりしますが・・・。