ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

iWatchについて

2014年06月23日 | モバイル・ウエアラブル
いよいよここに来てAppleが発売するiWatchの概要が明らかになってきた。
いわく,2.5インチディスプレイ。ってことは対角線6センチ以上だから,必然的に曲面ディスプレイになるだろう。

ソニーとかサムソンの,絶望的なデザインのスマートウォッチに比べれば曲面ディスプレイにはかなり可能性が有る。
多分,Appleのことだから相当カッコいいんだろうし,時計の表示はレトロからハイテクまで幾つか用意されて,それもそれなりに魅力あるものになるだろう。

基本的な通話やSMS,リマインダー表示等のiPhone連携は当然の機能として備わっているだろうが,それ以上のことは「センサーで生体データを取る事ができる」程度のことしかわかってない。
これは,他社の類似商品もやっていること,というか,ハッキリ言ってしまえばそれ位しか時計型ウェアラブル端末特有の機能はないのだ。少なくとも今現在は。

まあ,このフィットネス機能,ある程度の市場は確保できるだろうが,日常的に心拍数とか消費カロリーとかを知りたい人がどの程度存在するかというと,決してマーケットを変革するような商品ではない。
Appleにはこれを超える隠し球があるのだろうか?
スマートウォッチはバッテリーの持ちの問題があるが,そこら辺に新しい解を出してくるかもしれない。しかし,それは欠点の改善であって,キラーコンテンツではない。

そうはいってもAppleを感じさせるカッコ良い商品であれば,そこそこは売れると思うけどね。
でもそこそこでしょう。iPhone, iPadと並ぶような,Appleの事業を支える商品にはならないだろうな。


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