カツオくんはかもめ第三小学校5年3組&『まぐろ袋ブログ』

どうもこんにちは、富田林薫(とんだばやしかおる)です。
遠洋マグロ漁船乗りです(ぇ?

「2011年9月」。

2011-10-01 19:13:21 | Weblog
枕詞の歌

峯岸のカスベルスキーの増えてゆくもう貴女から逃れられない

渡辺のわたしもたぶん加護亜依をすててまゆゆを愛するだろう

まえはらの八ッ場ダム湖の静寂のむかしのことは誰もしらない

題詠blog2011:078~086。

ああ、それが望みであって春の日を一斉に孵化する無精卵

捨てられる雑誌のように感情をビニール紐できつく結わえた

海沿いは立入禁止 昨日まであんなにも結婚式だったのに

しばらく見ないうちに大きくなって 覚えてますか空の配色

万力で挟むあたまの重さどこからか重力に逆らえと声がする

めをとじるかすかこれがひかりでしょうか暗い溝を埋めてゆく

房総半島のひとが花の匂いをさせて海沿いをゆくように出会う

わたしだけフルーツ籠からこぼれ落ち白い机になっていました

まちがえてひぐち君ヘアー 昨夜から貴族の乾杯の夢を見る

うたのわ。

八月のこの星の夜きらきらとこんなにもあなたが言葉を

漕ぎ出せば深夜の大河おだやかな春を春を春を待っている

感情に立ち去るでしょうリアリティ走り始める乖離している

無気力な白い官僚手をひいて海鳴りなどを聞かせてあげる

混ざってもまざっても他人なのです混ざれない水と油なのです