なぜか半角の英数字モードになって入力できず、延々格闘しておりました。
一体なんだったのかしら?
先日、20歳そこそこの看護師さんが声を弾ませて言った。
「チャン・グンソクって知ってます~?」
ちゃん?…誰ですかそれ。
「韓国の超!イケメン俳優ですよ~めっちゃタイプなんですぅ~」
イケメン…と称される人が最近多すぎるでのう…どの人だ?
「マッコリのCMに出てますよぉ~かっこよすぎるう~」
マッコリ…なんとなく覚えが。
しかし顔を覚えていないので、気をつけて見てみますね、と言っておいた。
そしてそんなことを忘れて家で夕食タイム。
TVでソウルマッコリとかいうお酒のCMが流れた。
あ、あの看護師さんが言ってたのこれかあ~と思いつつ、
出演者の顔に目を凝らすmagie。
女性と向かい合わせで話す若い男。
最後にその顔がアップになった。
…あれ?
声は男なのに。
広末涼子じゃん?
なんで??
マジでそう思った私を許して下さい
だってぇ~似てるじゃん~小さい顎とか目の感じとか口元までぇ~
そうか、この人がチャン・グンソクっていうのかあ。
そんなことを頭の中だけでグルグル考えつつ味噌汁をすすっていたらば、
一緒にTVを見ていた母が真面目な口調で言った。
「この人、広末涼子だよね?なんで男の役やってるの?新しい分野の開拓??」
私は思わず味噌汁を吹きましたね
やっぱりそうじゃん
そう思うのアタシだけじゃないじゃん
その後しばらく母と盛り上がる。
でも…何のドラマに出てる人?という疑問にぶち当たる。
見たことないし。
その看護師さん情報では、夕方放送のドラマに出演していたということだった。
そのタイトルはずばり!
『美男(イケメン)ですね』。
・・・その邦題、考えたヤツを一刺ししてみたい
母が言う。
「昔近所にね~軍七おんじょ(おじさん)っていたのよね~。その人を思い出す名前だわ。
こんじょのわり(根性の悪い)おんじょやった~」
グンソク…軍足…軍七。
母のたどり着いた連想の果てだった。
私の中では広末涼子で止まっている。
そして二人とも、グンちゃんのドラマは結局観ていない。
それにしても韓国ブームって、乗ってる人は乗ってるんですね。
うちも母が物珍しがってBS巡って観てますよ。
録画してまで観るので、ついつい私も付き合う羽目になる。
でも、面白いと思うのにはめったに巡り合えません。
「イ・サン」は、まあまあよかった。
主演のイ・サンを演じるのはイ・ソジンという俳優さん。
胃散でイソジン。胃薬とうがい薬…きゃははと笑っちゃったのは私だけかな…
「妻の誘惑」は、突っ込みどころが満載で、シリアス劇なのにしょっちゅう爆笑しました。
そういう意味で面白かったです。
同じく復讐劇の、現在BSで放送中の「黄金の魚」。
これは私にとってはいまいちなんだよなあ~。
まず、俳優陣が好みでない。
韓国の俳優さんなんてそんなに知らないから、
普段から好きもへったくれもなく「ふーん」とみているだけですが、
この作品のはなんか暗い暗~い感じがして居心地が悪いのである。
ヒロインがいいとこのお嬢様でバレリーナという設定。
血のつながらない義兄と相思相愛。
それが破たんしていくのですが、現れる第2の女がこれまたいいとこのお嬢様で、
若くして夫に先立たれた子持ちの未亡人。
主人公が愛しているのはあくまでも義妹のほう。
なんでこの義妹がそんなにいいのさ?と思ってしまう。
ちっともバレリーナに見えないし、バレリーナである設定が必要だったのかもよくわからないし。
顔もものすごく綺麗というわけでもなく没個性的で、主人公がなぜ愛したのか分からない。
もう一人の女は、逆に大人の色気と気遣いを持った、美貌の女性。
こっちのほうが絶対に魅力的だろう。
しかし、服装に難点が。
どこか昭和の香りがする。
80年代、日本がバブルに沸いていたことのようなボディコンスタイルである。
膝からかなり上の丈のタイトのミニスカートを、しょっちゅう着ている。
子持ちの母親に見えんのだ。
なんでこの変なバランスのふたりなんだろう??
物語の進行も遅いし(「妻の誘惑」も遅かったけど)。
1回放送分で劇中時間で2日進めば御の字だね。
これは…最後までは観きれないかもなあ。
あら。
なんだかんだで結構私も知っているわね。
でも面白くない!!と思ったものはガンガン切ってます。
男が怒鳴ってばかり、若い衆特に女が耐えるようなドラマが多くて、
韓国社会の実態をほうふつとさせますよね。
面白いことに、私以上に韓ドラを見ている母は、「韓国には行きたくない」と言います。
「現実もドラマ通りだったら、シャレにならない」というのがその理由のようで。
でもとりあえず、韓国の歴史ドラマには、あまり外れはないような印象です。
「イ・サン」もだし、「チュモン」や「ファン・ジニ」も面白かった。
いまGyao!で「善徳女王」を観ていますが、これもそこそこ面白いですよ。
ただし、史実に忠実かは怪しい。詳しい人に聞いてください。
これ、「スンドク」女王あるいは「ソンドク」女王と読むそうです。
私が聞き損ねて「え?ズンドコ?」と聞き返したと言っても、
怒らないよね?ね??
今までずっと「ズンドコ観よう」と言っていたとしても、怒らないよね
結構観てるなあ、自分
でも現代劇には失笑…
いい時はいい。ひどい時はひどい。でもたいていひどい。
それがはっきりわかる楽しさは、少なくともありますよ。
…でも、暇な人にしかあえて勧めないわよ