下の経営をしっかり理解するの記事を書いたら自分の会社のことを考えてしまった。結構重要なことなので備忘録。
今、会社の新規事業について論議がされている。内部的な見方では、一見、シナジーを発揮でき、グループ内の新しい事業の柱にしたいというような経営施策に見えるが、その実は外部から持ち込まれた案件をよく吟味せずに飛びついた馬鹿経営者という批評が強い。実際にそういう側面もあるw。
また、経営という側面からすれば、ビジネスチャンスがあり、失敗しても最小限の被害に食いとどまるのであれば飛びついてもしょうがないという見方もあるが、今は、企業の存亡をかけて本業リストラクチャリングをする段階であり、まずは経営資源を本業へ集中投下し、同業他社との競争優位性を確保するために、事業基盤を強化するべきであるという主張もある。私もそう考えている。
そこで、経営をしっかり考えるの第一章だけを読んだ脳みそで考えると、周りが否と考えている内容を是として取り組むこと、しかも、同業各社もそのアイディアはあるとはいえ、実行に逡巡している段階であることを考えると、スピードの経済性が追求できかつ、そこには異業種との連携というネットワークの経済性が存在するということであれば、もしかするとものすごく優れた経営判断なのではないかと一瞬思ってしまった。
しかし、ここで重要なのは、岩崎先生のことばどおり、そういった戦略発想の転換と同時に、それに対応して、組織を動かすマネジメントの論理を転換しなければ、新たな戦略経営が創出されることはないということである。
つまり、組織、マネジメント体制が柔軟に動ける状態ではなく、企業全体が古い体質にどっぷり浸かっている状態で戦略発想だけを新しくしてそっちへ動こうとすれば企業としては本業も維持できず、新規事業も失敗するという悲劇、そしてそれが企業の存続を危うくする可能性があるのであれば、それを押しとどめながら、本業での地道な改革をスピードを持って進め、早く、新しい戦略発想が生み出せる企業体質にしなければならないと考える。
まさに、「戦略は組織に従う」といったアンゾフの命題どおりである。あぁぁあw。
今、会社の新規事業について論議がされている。内部的な見方では、一見、シナジーを発揮でき、グループ内の新しい事業の柱にしたいというような経営施策に見えるが、その実は外部から持ち込まれた案件をよく吟味せずに飛びついた馬鹿経営者という批評が強い。実際にそういう側面もあるw。
また、経営という側面からすれば、ビジネスチャンスがあり、失敗しても最小限の被害に食いとどまるのであれば飛びついてもしょうがないという見方もあるが、今は、企業の存亡をかけて本業リストラクチャリングをする段階であり、まずは経営資源を本業へ集中投下し、同業他社との競争優位性を確保するために、事業基盤を強化するべきであるという主張もある。私もそう考えている。
そこで、経営をしっかり考えるの第一章だけを読んだ脳みそで考えると、周りが否と考えている内容を是として取り組むこと、しかも、同業各社もそのアイディアはあるとはいえ、実行に逡巡している段階であることを考えると、スピードの経済性が追求できかつ、そこには異業種との連携というネットワークの経済性が存在するということであれば、もしかするとものすごく優れた経営判断なのではないかと一瞬思ってしまった。
しかし、ここで重要なのは、岩崎先生のことばどおり、そういった戦略発想の転換と同時に、それに対応して、組織を動かすマネジメントの論理を転換しなければ、新たな戦略経営が創出されることはないということである。
つまり、組織、マネジメント体制が柔軟に動ける状態ではなく、企業全体が古い体質にどっぷり浸かっている状態で戦略発想だけを新しくしてそっちへ動こうとすれば企業としては本業も維持できず、新規事業も失敗するという悲劇、そしてそれが企業の存続を危うくする可能性があるのであれば、それを押しとどめながら、本業での地道な改革をスピードを持って進め、早く、新しい戦略発想が生み出せる企業体質にしなければならないと考える。
まさに、「戦略は組織に従う」といったアンゾフの命題どおりである。あぁぁあw。