最近話題のクラウド

最近やたらクラウドという言葉を目にします。あまりよくわかっているとは言えませんが、サーバーをAmazon、Googleとかいったサーバーの時間貸しに移行するようなことが可能なようです。クライアントについてもシンクライアントサーバーを同様に大型サーバーに任せることもできるらしいです。
こうなってくると、データベースサーバー、シンクライアントサーバーともに社外において、ハード的、システム的な管理は全て外部サーバーまかせといったことが可能になります。ちなみに、記事に載っていた単価から年間費用を計算してみると、約３０万円になりました。この計算が合っているものか、自信はありませんが、データベースサーバーの年間費用としては妥当ないし安価なのではないかと思います。
シンクライアントサーバーの外部サーバー化ということになると、まだ緒に就いたばかりのようですが、最近の様子からすると実用化は時間の問題でしょう。
一見、外部サーバーにデータを置くと遅くなるような気がしますが、データベースサーバー、シンクライアントサーバー共に外部に出してしまうと、サーバー間のLANスピードはギガ単位になります。現在、社内LANは100BaseTを使用していますが、社内LANより速くなります。
外部サーバーからクライアントまではWAN経由ということになりますが、これは現在VPN超えで運用している端末の速度との比較になります。VPN超えで使用しているクライアントが実用可能な速度なら、外部サーバーで運用した場合も同程度となる可能性があります。
結局、そういう意味では会社でパソコンを購入する必然性は減ってきます。必要なのはディスプレイとシンクライアント端末だけということになります。

費用を抜きにして考えるとこうなってしまいます。

実際には中小企業ではアプリケーション抜きでハード＋システム管理について年間３０万円の支出は少ないものとは言えません。この上、シンクライアントサーバーの費用がプラスされるとなるとやはり、導入は無理と思います。
一方、パソコンの価格はというと、現在でも一番スペックの低いパソコンでさえもデーターベースサーバーとして十分です。実際、３年前にサーバーとしてAthlon×2パソコンを購入しましたが、先日、34000円で同じスペックのパソコンを購入しました。シンクライアントサーバーについてはさすがに、現状では最低スペックのパソコンというわけにはいきませんが、３年もすれば、はやり最低スペックで十分という状況になるのではないかと思います。

今後、大企業では外部サーバーを利用しパソコンは不要となり、中小企業では相も変わらずパソコンを使用し続けるといった、ことになるのではないかと思います。そうなると、パソコンの販売台数は減少するでしょうし、価格もむしろ高くなる方向に向かうのでしょうか？

VMwareに他のOSをインストールする際ハードディスクが見えない

シンクライアントサーバーにVMwareServerを使用してから、VMwareWorkstation5.0を使用するようになりました。
VMwareに他のOS（CentOSだとかWindowsXP）をインストールする際、予めハードディスク領域を割り当てているにもかかわらずハードティスクが見えないことがあります。
これは割り当てたハードディスクがSCSIディスクとして認識されているためです。この場合、IDEとして認識するように変更してやらなければなりません。
「Edit virtual machine setthing」「Hardware」から一度、SCSIとして認識されたハードディスクを「Remove」してやって改めて「Add」からハードディスクの割り当てを行います。今度は「IDE 0:0」として認識するように作成します。

Access2007のファイルサイズの続き

最近はXP+Access2007で使用しています。以前、Vista+Access2007で最適化しているにもかかわらず、ファイルサイズが大きくなる現象を書いたことがありましたが、XP+Access2007でも同じ症状がでます。今度は、ファイルをVistaにコピーして起動してやると、ファイルサイズが小さくなります。
XPで大きくなったファイルはVistaへ、Vistaで大きくなったファイルはXPへ移動するとファイルが小さくなります。