AccessとLinux

中小企業での販売管理プログラムの作成についての所感

キャッシュ・フロー計算書

2015年05月09日 08時47分26秒 | Weblog
資金繰りをしなければならなそうなので、ここ数ヶ月どんな資料を使えばいいのか検討している。

ほぼ、当座一口座で資金を管理しているので、管理は楽な方だと思う。
1ケ月の当座の入出金を勘定科目ごと小計をとって、一覧にしてみたりする。入金予定表、出金予定表は既に作成済み。後、手形だけの入金出金(裏書手形払い)の収支を計算する。

これだけではどうも不安で、何かないかと思っていたところで、キャッシュフロー計算書に思いあたった。税理士事務所から支給されている経理ソフトにキャッシュフロー計算書というボタンがあり、印刷してみたがよくわからない。行数が異常に少ない。20行くらいしかない。

1.営業活動によるキャッシュ・フロー
2.投資活動によるキャッシュ・フロー
3.財務活動によるキャッシュ・フロー
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小計だけの計算書なので、何の計なのかもよく分からない。
このゴールデンウィーク中に入門書を読んで、自分で作成してみることにした。
直接法で計算する。

経理ソフトに「キャッシュ・フロー項目構成リスト」があり、「営業収入」「原材料又は商品の仕入れによる支出」などなど、の集計勘定科目がリストアップされている。「増減」という項目は「-」「+」が設定されているが、結果からいうとこの項目は使用しなかった。仕訳の借方、貸方がはっきりしていれば使う必要がない。仕訳明細から集計するので、まあ、要らない。

集計は簡単で、勘定科目ごとに借方、貸方の集計をとって、借方はマイナス、貸方はプラスして、「構成リスト」ごとに集計して並べるだけ。勘定科目「現金」「当座預金」「普通預金」は無視する。この計算で経理ソフトのキャッシュ・フロー計算書とほぼあった。

経理ソフトのキャッシュ・フロー計算書でも同じことなのだが、月末が土日祝日だった場合、翌月最初の営業日に決済が繰り越してしまう。支払手形、受取手形、社会保険料などなど月末決済のものは多い。しかも、月中で金額が最大だ。当月分は当月分として集計しないと、てんでばらばらな集計金額になってしまう。土日くらい、と思うと大間違いで、むしろ月末繰り越しになってしまう月の方が多い。

また、逆に決済日が1日の手形はないので、月の第一営業日の勘定科目「支払手形」「受取手形」「売掛金」「未払費用」「仮払消費税」「預り金」は前月のものとして、修正して集計することにした。「買掛金」は月末が休みの場合、直前の営業日に支払うことにしているので、これは調整が必要ない。

また、集計してしまうと20項目程度になってしまい、内容がよく分からないので、勘定科目ごとに明細を表示した上で集計するような表にした。

実際に表を作ってみたものの、読み方がやはりよくわからない。なので、このホームページを参考にして。

http://cfsnas.net/

「月次推移キャッシュフロー計算書」「年計推移キャッシュフロー計算書」のような形にした。月ごとに並べるとよくわかる。また、年計推移は12で割って、年移動平均にした。年移動平均にすると、年4回の消費税の支払いとか、年払いの保険料とかが平均化されて、数字のデコボコがなくなり、傾向が見やすくなる。

今、今年の年間予定表の作成を言われているので、キャッシュフローで年間予定表を作成してみようと思う。ただ、ゴールデンウィークに読んだ入門書では3年間作成して、日々調整していくように書いてあった。3年!
3年先の収支か、、、、

まあ、一度やってみようと思う。

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キャッシュフロー計算書って、よくわからんな~と思うのだが、これは大福帳だと思う。複式簿記に慣れているので、単式簿記になじみがない。キャッシュフロー計算書は単に、当座の資金収支を追っているだけなので、お金が何に化けたか関係ない。お金がいくら残るかということだけを追うものだ。

キャッシュ・フロー計算書の「1」~「3」を計算するのに貸借対照表の残高は関係ない。その月の収支だけだ。

よくよく読んで内容が理解できるようになりたい。

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パソコンの調子が、、、、

2015年05月03日 09時22分13秒 | Weblog
最近、どうも会社で使っているパソコンの調子が悪い。朝、電源を入れるとBIOSから立ち上がらない。一度、繋いでいるコード類をはずして、筺体を開け、ボタン電池を抜き差しすると直るのだが、一週間に一度くらいの頻度で継続して起きる。そのパソコンは使用から7年目だ。

自分のパソコンだけに起きるのかと思っていると、先週、母のパソコンでも同様の現象が起こった。やはり、BIOSから立ち上がらない。こちらは購入から5年目。いずれもパソコン工房からの購入品だ。自分のパソコンはCore 2 Quad、母のパソコンはCore i7。

以前、購入からほぼ同時期に購入した、使用期間1年目以降のパソコン3台が、BIOSがらみと思われる不調で、マザーボードを交換したことがあったが、今回もマザーボードの交換が必要なのではないかと思うと、気が重い。

パソコンが本格的に事務所に入ってきたのがWindows95の頃からだが、最近のパソコンの不調の多さはひどいと思う。ハードディスクが壊れるのなら、まだ納得ができるものの、マザーボードがいかれるのというのはどういうことなのだろう。納得できない壊れ方だ。

まあ、ものは考え方でハードディスクのデータが死ぬ前に本体が逝ってしまうのなら、データを失うこともないわけだが、、、、
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販売管理の続き

2015年05月03日 09時02分44秒 | Weblog
自作した販売管理プログラムも運用開始から13年目に入った。一応、電算化できるところはほぼ全て作成したように思うのだが、相変わらず修正やバグ出しがある。

一からフォームを作成することは減ったものの、それでも管理の仕方が変わると、大幅な変更をすることがある。一番変更が多いのは営業管理の部分で、営業担当に提出してもらう資料が年単位のものが四半期単位になったり、それまで口答で発表してもらっていたものをフォーム化したり、といったようなことが継続的にある。

営業管理の方法はこれがベストといった教科書的なものがなく、その時点ではこっちの方が良いと思っていても、運用してみると、うまくいかなかったりする。営業マンが主旨を曲解していたり、管理の隙間を過大解釈して意図的に運用をねじ曲げてしまったりすることもあり、なかなかうまくいかない。まあ、この件は仕事をしているかぎり解決しない問題だろうし、、プログラム修正が終わることはなさそうだ。

営業管理に関することを除くと、売り買いや入出金、決算資料の作成といったことではあまり頻繁な修正はなくなったものの、時代の流れに合わせた修正がつきまとう。昨年は「でんさい」対応した。今年導入されるマイナンバー制度では、将来、決算資料の売掛残、買掛残に法人マイナンバーを記入することになりそうで、来年以降、対応が必要になるかもしれない。

大きい修正と言えばそんなところなのだが、最近ちょっとした修正で多いのは、検索ボタンの追加だ。売上を調べていて、対応する仕入を検索したり、併せて現在の在庫が知りたい、といったケースが多い。というか、大抵の場合両方調べなければならない。
そんな場合に、売上明細一覧の画面から該当明細に対応する仕入を、同一画面に用意したコマンドボタンから一発で表示したり、該当商品の現在庫(月間在庫)を表示したりする。逆の場合もある、仕入明細の画面から売上明細を表示させる。また、商品一覧の画面から売上明細、仕入明細を表示する場合もある。売上、仕入は商品CDを介してひも付けされている。

コマンドボタンの作成は簡単で、商品や期間、場合によっては得意先、納入先を指定して検索するだけなのだが、何といっても対象となるフォームが多い。使用しながら、順次ボタンを追加している。

例えば得意先、期間指定で売上明細を表示した画面から、その商品の仕入明細を過去1年分表示したり、といったこと。
最近、円安で輸入品の価格が上がってきている。売上単価を修正して、いつから仕入が上がってきているか調べたり。売上明細に一応、原単価フィールドを用意はしているものの、実際に対応する仕入単価はその単価だったか、とか。

また、請求先指定、月間請求一覧の表示画面から、ここ1年の入金明細を表示したり。支払いについても同様に支払明細を表示したりする。

こういったことは、手順を問わなければ、どんなパッケージソフトでもできるのだが、画面を開き直して、再度検索条件を入力してといった手間は日常的な作業だけに、結構ばかにならない。案外使い勝手の良さはこんなところにあるのではないかと思うのだ。

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