cafeもりの

店長の くま です。
『カフェ』実店舗の開業を目指して日々奮闘中。
心温まる豊かな時間をご一緒に。

施術修行丸三年

2016-12-30 | 施術・整体・活法
施術の修行を始めてから丸三年。
あっという間の気もするし、まだ三年?という気もする。

「石の上にも三年」という諺もあるように、どんなに辛くても辛抱していれば
やがて、何らかの変化があって好転の芽が出てくる。
と、自分に言い聞かせながらここまで来た。

三年という区切りを無事迎えられて素直にうれしく思います。

また、施術をさせて頂いた方も累計で990名様になり、
もう一つの1,000名様という区切りも目前になっています。

1年目は自信を無くすことも何度かあり、自分の本気度が試されたことも。
2年目は手技の向上を目指して、別の店舗と並行して修行を重ね、
できる手技も増え、お客様からのご指名も頂けるまでになった。

3年目の今年は、更に技を磨くため、整体師・リフレクソロジストの資格を取得。
リラクゼーションセラピスト2級・1級の認定取得と、本格的に勉強を行った。
そして、治せる施術家を目指して古武術と古武術整体の修行を開始。

頑張った。自分。

でも、まだ入口に入れていただけだ。
これからが本当の修行の始まり。

まだまだ、施術者としては経験も手技も未熟と言わざるを得ない。
知っているが出来ないことも多い。

勉強した事を出来るようにし、
出来るようになった事を更に磨き、
お客様にご満足いただけると共に、
結果を出せる施術者を目指します!

毎回勉強であり、お客様お一人お一人、
心をこめて、一生懸命施術させて頂きます。

もっと精進します。
ありがとうございます。



古武術整体(活法)稽古14

2016-12-22 | 施術・整体・活法
今年最後の活法稽古。

先週に引き続き、肩関節の調整、足首調整、腰椎3番回転調整。

肩関節の調整、受者は横臥位。
①三角筋下部と前腕部をもって肩関節を上下に調整
②三角筋を両掌で挟んでゆるめる
③肩甲骨を拳上しながらまわして調整
④手首と肘をもって肩関節回し
⑤腕を頭上にもっていき、肩甲骨と骨盤を伸展して終了

足首調整、受者は仰臥位。
足首筋力検査後、
①受者の足の内側から足底に拇指、四指を甲側にあて
 足首を密位にしながら内側持ち上げ回すように丹田の位置へ移動
 逆の手を添え更に密位にし、丹田に向かってクンと引く
②受者の足の間に膝を立て、足の外側から足首を内側に倒す
 逆の手を添え、膝を中心に回転しながら足首を密位にしクンと引く
③受者の足の内側ふくらはぎの下から踵側に手を滑らせ、踵を持つ
 逆の手の手根を足首の上に添え、四指は踵側。
 下から踵を持った手は上に、上から添えた手は下にクンと圧をかける
④脛骨を真上に来るようにし、前脛骨筋(足三里・上巨虚・豊隆・下巨虚等のツボ)を手掌で圧迫刺激
 拇指で長腓骨筋(三陰交・漏谷・地機・陰稜泉等のツボ)を圧迫刺激
 太衝と足臨泣を刺激
⑤脊椎をゆるめて終了

腰椎3番回転調整、受者は横臥位。
伏臥位で腓腹筋とヒラメ筋、アキレス腱を拇指で圧痛検査。
仰臥位で膝を90度に曲げ、腓腹筋とヒラメ筋、アキレス腱を把握し圧痛検査。
①痛みが少ない方の膝を90度に曲げ、肋骨下角に両手を重ねて置く。
 受者の膝を曲げた反対側に位置し、膝を直角に上げ、
 その膝の位置に自分の丹田がくるように片膝立ち。
 肋骨下角に置いた受者の両手を上から軽く抑え、
 ゆっくり、骨盤をつぶさないように膝を手前に引き、
 もう一方に手を腰椎3番に添える。
 その手の肘で、骨盤を手前に引き寄せ、
 密位になったところで、クンと腰椎を回転させるように圧を加える。

毎回、稽古内容を忘れないようにまとめているが
どうしてもうろ覚えの箇所が・・・

身体の使い方、力の方向、圧や力の入れ方など、
体感覚と記憶の訓練だ。

うーん。

がんばります。
ありがとうございます。



古武術整体(活法)稽古13

2016-12-16 | 施術・整体・活法
今日は久しぶりに師匠とマンツーマンで稽古。
そして、入会してからの技のいくつかを復習。

まず、足首の調整3種類。
牽引、内旋、絞め。

次に膝裏調整と仰臥位での腰痛調整。

仰臥位での腰痛調整は、今回初めてで
手を下から差し入れ、腰から仙骨まで圧痛検査。

両足首を持ち、痛みが無い方を延ばす形で身体を「く」の字に
密位になったところで、外側の足を少し挙上し、さらに密位に。
軽く牽引。
深呼吸。

終了後、再度圧痛検査。

雑談の中で、尿の出や前立腺がでて、
足にあるツボを刺激。
これは痛い。激痛がはしる。

また、肩の調子があまり良くないという話から、
横臥位での肩関節調整3種類を新しく教えて頂く。

マンツーマンなので、自由に内容の変更ができるのも
良いところだ。

はじめに、横臥位の受者の三角筋を両手で包み、
ゆっくりとリズムよくほぐす。

1つ目は、肩関節の伸展調整。
横臥位の背中側に頭の方へ向いて膝を立てて座る。
肩関節を痛みのない範囲で伸展し、弛める。

2つ目、肩甲骨まわし。
横臥位の受者をまたぎ、受者の上側の肘を後方へ移動。
その肘の内側から肩甲骨内縁を指でひっかけ、
反対側の手は鎖骨を支える。
そのまま、肩甲骨が動くように肩関節をまわす。

3つ目は肩関節まわし。
受者の小手を取り、肘を曲げ、
はじめは小さく、だんだん大きく肩関節を廻していく。
最終的には密位で廻すように。

これは施術の仕事でも違和感なく使えそうだ!

がんばります。
もっと精進します。
ありがとうございます。



世田谷散歩

2016-12-13 | 日記
散歩日和の気持ちがいい天気。

武州烏山村史跡 立帖場(タッチョウバ)の石碑。
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「此の地域を武蔵国多摩郡烏山村と・・・
 そして人々が平和で健康で繁栄し
 明るく仲良く楽しい文化的社会であることを希求する」

ふむふむ。
世田谷区烏山の歴史を勉強し、散歩に出発。

今から26~7年位前、
京王線烏山から小田急線経堂まで歩いた記憶がある。
そして1か月前は、京王線の明大前から小田急線経堂まで散歩。

さて、今回はどこまで歩けるか?

のんびり歩いていると、所々見覚えがある風景。
確か、この交差点を左に行くと経堂だ。
今日は右方面に。
バス通りで車の往来が多い。けど歩道がなくて危険だ。
しばらく行くと、川がある。
川沿いの遊歩道。せせらぎを聞きながら、またのんびりと歩き出す。

祖師谷公園を通り過ぎ、小田急線成城学園前に到着。
約一時間のゆったり散歩でした^^

平和な世に感謝。



合気柔術稽古5回目

2016-12-12 | 武術・武道・鍛練
最近は忙しく、月1回のペースになってしまっている合気柔術。
また、稽古はマンツーマンのため、予約がすぐに埋まってしまう。

稽古はいつもの開脚から。
なかなか柔らかくならない。
師匠きっと、稽古以外に鍛錬をしていないのがわかっているんだろう。

そんな私でも、いつも師匠は笑顔で優しく見守ってくれる。
ありがたい。

開脚をしながら師匠は色々なことを教授してくれる。
前回もそうだったが、私が最近興味を持っている内容や
鞄に入っている本の内容が分るかのように、
必ずその話題をお話ししてくださる。。。

前回は空手道の宇城先生のお話し。
今回は、かばんの中に合気道と気功の本が入っており、
透視をしているかのようにそのお話をして下さった。
・・・すごい? いや少し怖い。

と、思ったら、今度は透視や瞬間移動等の超能力のお話。

ひゃ~。

もしかしたら師匠も超能力者かもしれない。

合気の稽古は、基本の座位での合気上げ。
両手ではすんなりできるようになった。

今度は片手。
・・・右より左の方がすんなり上がる。

師匠曰く、
右利きの人は、どうしても右に力が入りやすいので
力で腕を上げてしまう。脱力して、『氣』で上げるように。
と。

また、合気上げをした腕が途中で離れてしまい、
相手に気を切られてしまう。
最後まで上げた手が離れないよう、氣をコントロールできるように。
と。

今度は、胸の前に上げた右腕の手首を左手で掴み、その腕を横に倒す稽古。
師匠が力でやった場合は、私の腕や身体はびくりともしない。
氣を通してやると、ころっと転がされ、手首を極められて激痛が走る。

今度は私の番だ。
力を抜いて、氣で倒す・・・

あれ? びくともしない。

師匠は笑いながら、それは力と体重で倒そうとしているね。
と。
確かに、自分の重心を倒そうとしている側にかけ、
身体がそちらに傾き、正座した脚が横に滑る。

もう一度。
力を抜いて、氣で倒す・・・

うん。その調子。師匠が励ましてくれる。
そうそう。そうです。と言いながら、師匠の腕が横に倒れる。

更に、手首を掴み捻って倒す技。
小手返しとは少し違って、前腕を掴んで回す。
力だけではとても相手を倒すことはできないが、
氣を通すところっと倒されてしまう。

師範は口癖のように、力んではダメ。
自分がゆるんで、そのゆるみを相手に伝える。

施術に応用したい。
活法もそうだが、身体の不思議を実感。

ありがとうございます。
もっと精進します。


古武術整体(活法)稽古12

2016-12-08 | 施術・整体・活法
2週間ぶりの活法稽古。
今回は、前回の復習で腰痛に深い関係がある腓腹筋とヒラメ筋の調整。

仰臥位での腰椎3番回転調整。
まず、腓腹筋とヒラメ筋、アキレス腱の圧痛検査。
圧痛が少ない方から施術。
痛みが少ない方の膝を90度に曲げ、肋骨下角に両手を重ねて置く。
受者の膝を曲げた反対側に位置し、膝を直角に上げ、
その膝の位置に自分の丹田がくるように片膝立ち。
肋骨下角に置いた受者の両手を上から軽く抑え、
ゆっくり、骨盤をつぶさないように膝を手前に引き、
もう一方に手を腰椎3番に添える。
その手の肘で、骨盤を手前に引き寄せ、
密位になったところで、クンと腰椎を回転させるように圧を加える。

終了後、もう一度、腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱の圧痛検査。
痛みがだいぶとれている。
いつもながら不思議だ!

両側が終了後、伏臥位で再度腓腹筋、ヒラメ筋、アキレス腱の調整。
脚の拳上検査。
仙骨に両手を十字に重ね軽く抑える。
片方づつ足を拳上。
上げやすい方から調整を行う。
次に、
足側から腓腹筋とヒラメ筋を把握して圧痛検査。
拇指と虎口で、遠位から近位へ強擦。

膝を90度に曲げ、膝横を正座した両足で挟んで固定。
踵を上から抑え、足先を下に、更に外旋。
密位になったところで位置を保持してもらい、
下から元の位置方向へ圧を加える。
3秒程そのまま保持した後に、一気に脱力。
踵を側拳叩で氣を通す。
腰痛が酷い場合は、踵の後角に手刀で強めに2~3回叩く。
また、前脛骨筋や腸脛靭帯へ手刀で刺激。
再度同じ調整を行い、圧痛検査。

すごい、痛みがほとんどなくなっている。
脚の拳上検査も、明らかに上がるようになっている。

活法。身体の不思議を毎回感じる。
自然と体が動くように、効果がバッチリ出るように。
もっと精進します。

ありがとうございます。



三笠公園

2016-12-05 | 日記
神奈川県横須賀にある、三笠公園の記念艦「三笠」を見学。

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明治時代。
日本は西洋化を一気に推進するも、まだ武士道精神が残っていた時代。

帝国化する西洋に対抗するべく、日本も帝国主義に走り領土を広げ、
日清戦争を経て日露戦争へ。

その日露戦争(1904年に開戦)に決着をつけたのが、
1905年5月27日から28日にかけて行われた日本海海戦。
そこで日本の聯合艦隊旗艦を務めたのが戦艦三笠です。

三笠は日清戦争後、ロシアに対抗するための「六六艦隊計画」の
一環として建造された艦で、完成前に海軍の予算が尽きてしまったため
不法流用までして英国ヴィッカース造船所で作られました。
その期待に応え、日本海海戦で東郷平八郎率いる三笠をはじめとする聯合艦隊は
当時世界一と称されていたロシアのバルチック艦隊を完膚無きまでに圧倒して殲滅。
制海権を確保して日本を勝利へ導きました。

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この戦いは、黄色人種が初めて白人に勝利した戦争となり、
日本の国際的地位を「五大国」の一員へと押し上げる結果となります。

また、この勝利は植民地支配を受けているアジアの国々を
大いに勇気付けることとなりましたし、
西洋人からも東郷の見事な戦いぶりを「東洋のネルソン」と呼んで賛美するなど、
世界中から大きな反響を得ることとなっていったのです。

日露戦争の勝利により、我が国は独立を全うし国際的地位を高め、
また、有色人種として蔑視され、抑圧、蹂躙されていたアジア・アラブ諸国に
希望を与え、独立の気運を促進しました。

当時16歳であったインドの独立運動家で後に首相となったネルーは、
日本の勝利に血が逆流するほど歓喜し、
インド独立のため命を捧げる決意をしたと自伝で述べ、
また、次のように子供に話したと伝えられています。
「日本は勝ち、大国の列に加わる望みを遂げた。
 アジアの一国である日本の勝利は、
 アジア全ての国々に大きな影響を与えた。
 私は少年時代、どんなに感激したかをおまえによく話したものだ。
 たくさんのアジアの少年、少女、そして大人が同じ感激を経験した。
 ヨーロッパの一大強国は敗れた。
 だとすれば、アジアは昔、度々そういうことがあったように、
 今でもヨーロッパを打ち破ることもできるはずだ。」

さらに、中国の革命運動の指導者であり「建国の父」と仰がれている孫文も、
「これはアジア人の欧州人に対する最初の勝利であった。
 この日本の勝利は全アジアに影響を及ぼし、
 アジアの民族は極めて大きな希望を抱くに至った」
と述べています。

これに加え日本軍は、海戦で海に投げ出されたロシア兵を残らず救助し、
日本人が戦争中のため十分な食事が摂れない中、
捕虜たちには十分な食事を与えるなどの紳士的な対応は現代でも高い評価を得ている上、
捕虜となったロシアの提督に対して、平八郎自ら見舞いに訪れるなど、
日本人の、そして平八郎の人間性の高さや武士道精神を示す逸話が数多く伝わっていることも、
この戦争の特色のひとつに挙げられるでしょう。

1921年のワシントン軍縮条約によって廃艦が決まった「三笠」ですが、
現役復帰できない形での保存が許されて横須賀に保存されました。

第二次世界大戦後は艦上にアメリカの軍人向けに「キャバレー・トーゴー」
や水族館等の遊興施設が作られたり、艦上構造物を持ち去られてしまうなどひどい状況でした。
遊興施設は一時賑わいを見せたものの次第に客足が遠のき、
戦艦三笠は手入れされることなく放置され、
錆まみれの哀れな鉄屑同然になってしまいました。

その後、復元保存運動のおかげで無事ほぼ完全な形に修復され、
現在も横須賀に保存されています。

戦艦三笠は、艦首には輝く菊花紋章が掲げられ皇居に向き、
その遥か遠方にはロシアに向っており、今でもにらみを利かせている。

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記念艦「三笠」公式ホームページ
http://www.kinenkan-mikasa.or.jp/index.html