山とパンと中山道

岐阜市近郊の山歩きとパン作りの記録です。最近は中山道をぼつぼつ歩いています。

中山道(不破の関~今須)

2010年08月14日 | 中山道
5月10日(日)

 不破の関跡の西は急な下りになっている。下りきったところに藤古川という小さな川が流れている。

 


 橋の上に説明板が掲げられている。それによると、壬申の乱の折にこの川を挟んで、天武天皇軍、弘文天皇軍が対峙し、住民はそれぞれの軍を支援し、以来、それぞれの天皇を祭って氏神として今に至っているという。
 藤古川の先で国道21号を北へ渡り、山中という地区へ入る。

 


 民家の横を黒血川という不気味な名前の小さな川が流れている。

 


 説明板によると、壬申の乱の折、ここで両軍の最初の衝突があり、その時の激しい戦闘で流された兵士の血がこの川の川底の岩石を黒く染めたことからこの名がついたそうだ。
 壬申の乱を持ち出されると、あまりに古い歴史の一コマであり、うなるしかない。
 この先、山間に「鶯の滝」なるものがある。

 


 ここにも案内板が掲示してある。
 それによると、ここ「山中」は、かつては関が原と今宿の間の、旅人の休憩・宿泊の村として活気を帯びていたそうだ。
 鶯の滝は、道から下に見える川が、約5メートルの落差の滝になっている。
 滝というと、山の上から落ちてくるイメージがあるが、ここは平坦な道から見える滝ということで、街道の名所になっていたという。
 鶯の滝のすぐ横を新幹線が走っている。
 新幹線の下をくぐり、南に向かうと常盤御前の墓がある。

 


 常盤御前は、源義朝の愛妾で義経の母だが、はっきりとした史実は不明で、群馬、埼玉、鹿児島にも墓があるという。
 道はここから山へ入り、東海道線に沿って歩く。

 


 東海道線が二つに分かれるところで、そのうちの一本を越え、完全に山の中へ入る。

 

 


 険しいというほどでもないが道を登って行くと、峠に行き着く。

 

 ここを今須峠と言い、古来、中山道の険要として有名だったらしい。
 今は、あっけない感じだが、昔の道はもっと上を通っていたようだ。

 


 
 峠を下る、はるかに今須の宿が見え、国道21号に行き当たる。
 国道を越えたところに一里塚跡がある。

 


 今日はここまで。

 

ポンデケージョ

2010年08月08日 | お菓子
5月4日(火)

柏もちづくりの材料を活用して、引き続きポンデケージョ作り

材料
白玉粉   100g
粉チーズ   50g
砂糖    小さじ1
卵       1個
牛乳     70cc

ボウルに白玉粉を入れ、牛乳を加え、白玉粉の粒を指先でつぶしながら混ぜる。

さらに、粉チーズ、砂糖、溶き卵を加え、白玉粉の粒をしっかりとつぶしながら均一に混ぜあわせ、よくこねる。




ひとまとめにしラップで包んで、30分ほど生地を休ませる。

生地を12等分にして丸め、オーブンペーパーを敷いた天板に並べ、




180度に予熱したオーブンで20分ほど焼けば出来上がり。






柏もち

2010年08月08日 | お菓子
5月4日(火)

たまたま新聞に柏もちのレシピが載っていて、意外と簡単なので挑戦してみた。

 材料
  上新粉  80g
  白玉粉  20g
  砂糖   10g
  水   150cc
  
  かたくり粉  小さじ1
  水      小さじ1

  粒あん 150g

 ボウルに、上新粉、白玉粉と水を加え、泡だて器で混ぜ合わせる。
 白玉粉の粒がなくなったら、砂糖を加えてさらに混ぜ合わせる。

 ラップをかけ、電子レンジで2分30秒加熱する。
 取り出して、水で濡らした木べらでよく練る。

 再びラップをかけ、電子レンジで3分加熱し、取り出して同様によく練る。
 ここに水に溶いたかたくり粉を加え、混ぜ合わせて練る。

 

 
 再びラップをかけ、電子レンジで1分30秒加熱し、取り出して練る。
 もう一度同様に1分30秒加熱する。

 手でさわれる程度に粗熱が取れたら、温かいうちに固く絞ったぬれふきんに取り出す。
 ふきんをかぶせて折りたたむように、もちをつくイメージでしっかりとこねる。
 もっちりとした弾力がでたら6等分にする。

 手に少量の水をつけながら生地を楕円形に延ばし、丸めた餡を包む。

 

今回は柏の葉っぱがなかったので、柏もちもどき?

 

見た目は不細工だが味はちゃんと柏餅!