山とパンと中山道

岐阜市近郊の山歩きとパン作りの記録です。最近は中山道をぼつぼつ歩いています。

中仙道(青墓~垂井)

2008年01月20日 | 中山道
1月6日(日)

青墓から歩く前に、前回見つけることができなかった昼飯の大塚古墳に立ち寄ってみた。
車のナビにしたがっていくと住宅地の中に小山があった。
道から見ただけでもなんとなく前方後円墳の感じが分かる。



古墳を見るのははじめてで、古代の人が作った人工物だと思うとなんとなくロマンを感じる。

その後、照手姫ゆかりの地のそばまで行き、今日の歩きをスタート。
新しい県道を横切りしばらく歩くと国分寺跡への古い道標があった。



道標に従って北へ行くと田んぼの向こうに国分寺跡が見える。



元の道に戻りしばらく行くと一里塚跡があった。門松が飾られその横には水準点がある。





また少し行くと「熊坂長範物見の松」の案内看板があった。



熊坂長範の名前はなんとなく聞き覚えはあるがどういう人物かはまったく知らなかった。そこでこの際ネットで調べてみると平安時代末期の大泥棒だったそうな。
ここで手下に松ノ木に登らせて街道を行く旅人を見張らせたという伝説があるということだ。(松はもうないらしい)
ここ垂井は美濃街道と中山道(東山道)の分かれ道にあたり、古代から重要な街道だったので盗賊もいたのだろう。
その先には「平尾御坊道」の古い石碑がある。



これも由来が分からずとりあえず写真だけ撮り後でネットで調べると、長島一向一揆で織田信長に滅ぼされたお寺が由来という格式高いお寺(願証寺)だそうだ。
この後貸し駐車場の看板が目立つ道を歩き、新しい県道と交差するところまでで今日の散歩を終わる。