山とパンと中山道

岐阜市近郊の山歩きとパン作りの記録です。最近は中山道をぼつぼつ歩いています。

伊吹山山頂(ドライブウェイ)

2006年10月01日 | 
9月24日(日) 

8月に御岳山に登ってから、左の膝に軽い痛みを感じるようになった。こんなところから人は老いを感じるんだろうなどと気取ってみる。

そこで今回は、楽をして、車で伊吹山頂へ行ってきた。

伊吹山頂へ行くのは、実に25年ぶりぐらいになる。

同行 妻 愛犬ゴン太

家から約1時間でドライブウェイ入り口に到着。途中コンビニでおにぎりとお茶を調達。
伊吹山ドライブウェイは今年から日本自動車道株式会社が経営している、全国でも珍しい形態のドライブウェイだ。

約30分で山頂に到着(12時)。楽チン楽チン。

山頂駐車場は、近畿、東海、両方の車でほぼ満杯状態。

中央遊歩道コースで山頂を目指す。きちんとした階段が整備されており、老いも若きもペットもみんな登る。
約20分で山頂広場到着。
あちこちでみんなお昼を食べている。
我々も、北西斜面の芝草で昼食。
登ってきた直後は暑かったが、西風があり、しばらく座っているとだんだん寒くなってきた。
北には、国見峠からの伊吹北尾根がよく見える。



西には琵琶湖が見える。

昼食後、山小屋でソフトクリームを食べ(濃厚でおいしかった)、日本武尊の像の前で記念写真。
「三角点はあちら」の看板に従い、広場の南東の端に行ったら、看板と三角点があった。
日本武尊の像ではみんな写真をとっているが、ここまで来る人はほとんどいない。
料金所でくれたリーフレットにも記載していないのは少々寂しい。
三角点の写真を撮っていたら横にいた人が、「ここの標高は覚えやすいでしょう。」と言われ、はじめ何のことかわからなかったが、よく見ると、伊吹山の標高は、
1377.31
メートル
つまり、前からも後ろからも一緒というわけ。
覚えやすいとは思わないけど、面白いとは思う。



帰りは、東遊歩道(下り専用)を帰った。
ここには秋の草花がたくさん咲いていた。







天気がよく、快適なドライブだった。


ヨーグルト食パン

2006年10月01日 | パンづくり
9月16日(土)

久しぶりにパン作り

我が家は、カスピ海ヨーグルトを愛飲している。
たまたま知り合いからもらったものだが、その後、縁あって、カスピ海ヨーグルトを日本に紹介された京都大学名誉教授の家森先生にお会いする機会があった。



大変気さくな先生で、長寿の秘密を探すためチベットやアフリカ、南米へ行かれた時の体験談を聞かせていただいた。

先生のお話では、長寿のためには、大豆を食べるのがいいそうで、今の日本人の食生活で塩分さえ減らせば理想的だそうだ。
そんなわけで、私はカスピ海ヨーグルトにきな粉を混ぜて食べている。



ちなみに、カスピ海ヨーグルトのもとはグルジアで食べられているヨーグルトで、常温でも発酵するため、気軽に家庭でも作れることから先生が日本に紹介されたものだ。
ただし、グルジアは黒海には面しているが、カスピ海には面していない。
日本人にはあのあたりの地理関係はいまいち不鮮明なので、誰かがイメージの良さか何かで名付けたのだろう。(グルジアでこのことを放送すればちょっとしたトリビアかも)



ついでに、グルジアはワイン発祥の地とも言われており(グルジアでは言っているといった方が正確かも)、スターリンの生誕地でもあることから、第二次世界大戦を終わらせたヤルタ会談で出され、イギリスのチャーチル首相が大変気に入ったそうだ(グルジアワインの宣伝によると)。
昨年の愛知万博のグルジア館で販売されていたので買ったが(3,000円ぐらいだったような気がする)、確かに大変おいしいと思った。
普通の店には置いてなく、ネットで1、2店舗が販売しているようだ。



前置きが長くなったが、今日は、カスピ海ヨーグルトを混ぜて食パンを作った。

レシピは、cookpad.comのものを参考にさせてもらった。

作り方は、普通の食パンと同じだが、ヨーグルトを100g加える。
cookpadのレシピでは、水は168gとなっていたが、なかなか伸びず、こねながら少しずつ足していった。
よくこねたせいか、気温が高いせいか、発酵は充分にした。



焼いたときになかなか焼き色がつかず、色を見ながら焼き時間を延長した。



もっちりとした食パンになったが、もともとカスピ海ヨーグルトは、普通のヨーグルトに比べ酸っぱくないので、ヨーグルトの風味のようなものは感じられなかった。