百物語改め「九一三・六物語」

夢日記・百合・数学・怪談・神社その他

0.5次元のフラクタル

2012-08-19 | 数学

数直線上の集合

 A=  left{  sum_{kin S} frac{1}{4^k}bigg|  Ssubset mathbb {N},  |S|< infty  right}   を考える。 つまりSは非負整数の有限集合である。

 

Aの元はまず

left{  0,1  right}

があり、さらにそれらに1/4をたしたものが含まれる。

left{  0,1,frac{1}{4},frac{5}{4}  right}


さらにこれらに1/16をたしたものが含まれる。

left{  0,1,frac{1}{4},frac{5}{4},frac{1}{16},frac{5}{16},frac{17}{16},frac{21}{16}  right}

以下同様に繰り返した可算無限集合がAである。

図にするだいたいこんな感じ。

(別の言い方をすると Aの元は四進法を使って書くと「0,1のみで書ける10より小の有限小数」と言える。 0, 1, 1.1, 0.1, 1.01, 0.001101 などなど。)

このAを1/4倍に縮めるとこんな風になる。

これはAの前半分(1より小さい部分)になっている。 つまり1/4倍したのに元の集合を2つに切ったものになっている。 自分の縮小が自分の一部になっているのでこれはフラクタルである。

ここで、唐突に、二次元図形であるところの正方形を考える。 これを1/4倍してみる。これは元の正方形を16分割したものになっている。

次に三次元図形であるところの立方体を考えてみる。 これを1/4倍してみる。これは元の立方体を64分割したものになっている。

2つの例から、 1/4倍して、4^2=16分割になっていたら二次元。 1/4倍して、4^3=64分割になっていたら三次元であると言える。

じゃあ、集合Aは何次元? 1/4倍して、4^{0.5}=2分割になっているので0.5次元である。

Aは0.5次元のフラクタルである。


ジュテームジュテーム

2012-08-13 | 小説
昨日死ぬほど面白いシャレを思いついたが、忘れてしまった。
死ぬの覚悟で一生懸命思い出してみた。
思い出した。
「ジュテームジュテーム五劫の擦り切れ」
という、落語の「寿限無」とフランス語の「ジュテーム」をかけたものだった。
びっくりするほどつまらなかった。死ななかった。

※「Tommy february6」 の曲で 「je t'aime☆je t'aime」というのがあった。
「じゅーてーじゅてー♪」

エグザイルのくるくる回るやつとじょしらく

2012-08-11 | 小説
TVアニメ「じょしらく」のOPで、5人が「エグザイルのくるくる回るやつ(正式名称不明)」をしていた。
楽しそうだったので、自分もしたいと思った。
でも一緒にする友達がいないので、一人でくるくる回った。
死ぬほど寂しかった。

※この小説はフィクションであり、決してブログ主の体験ではありません。

※回っているときの木胡桃の表情がけっこう可愛い。


キノコとデスハラ(死的嫌がらせ)

2012-08-09 | 百合
「このキノコって食べられる?」

「うん、食べられるよ。」

「わーい。じゃあ食べよっと。もぐもぐ。」

「死ぬ覚悟さえあればね・・・。」

「ちょっ!!それ食べられるって言わない!!
もう食べちゃったじゃない!!」

「大丈夫だよ。シィちゃんが死んだら私がちゃんと弔ってあげるから。」

「なぁんだ、セィちゃんが弔ってくれるのか。それなら良かった・・・って良くないよ!!
まだ死にたくないよ!!気が動転しちゃって決してするまいと心に決めてたノリツッコミをしちゃったよ!!!
もう感嘆符(ビックリマーク)を13個も使っちゃったよ!!15個に増えたよ!」





「―これが私とシィちゃんとの最後の会話でした。可哀想なシィちゃん。安らかに眠ってね。」

「セィちゃん!!私死んでないよ!勝手なストーリー作って勝手に殺さないで!」

「シィちゃんが死ぬ話はなんかゾクゾクして悲しくて切なくてそれでいて楽しいんだよ。」

「私はなんでこんな子と友達でいるんだろう・・・」

セィちゃんは私が死ぬ系の話をして嫌がらせるのを常にして楽しんでいる。
性的嫌がらせ(セクハラ)に対して死的嫌がらせ(デスハラ)と名付けて規制すべきだと思っている。

鯵の墓

2012-08-06 | 怪談
買った鯵を腐らせてしまった。
地面に穴を掘った。
鯵を穴に入れた。
埋めた。
上に大きな石を置いてお墓にした。
朝顔の花を摘んで供えた。
マンジュウも供えた。

もうすぐお盆だなと思った。