LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

編み機デスク

2010年10月25日 | 工作

 以前、編み機をセットする机を作った。ついでに小物の収納にと抽斗(ひきだし)をセットにした。当初3連を予定していたが、「うっとうしい!」の一言で却下、2連とする。材はタモ集成材(500mm×4200mm)2枚と米栂(つが)角材。抽斗の側板は桐に似たファルタカ集成材で軽い。抽斗の底は5.5mmベニヤ。シナベニヤはきれいだが少し高い。栂は桟や抽斗の前板にした。前板はバンドソーで栂を縦に挽いた後、ビスケットジョインターで接いで必要な幅(190mm)を確保しておく。抽斗の前板になるような適当な材は、ホームセンターでは見つからなかった。
 
 材料を全て切り出してから組み立てに入る。ビスケットジョイントで組むのだが、ポニークランプでないとうまく締まらない。作るものが大きくなると締めるのもけっこうきつくなる。中間の棚や抽斗桟のためのスリットを側板にミゾキリカッターで掘る。机の方の棚板が入る桟は前側を20、30mm残せば前から見たときにスリットを隠せる。スリットはきつめなので接着剤もビスもいらない。材はあらかじめ#80、#120、#400とサンドペーパーを十分かけておく。

 抽斗の作業はいつもと同じ。底板のためのスリットをルーターで掘り、タッカーとボンドで側板を接着、コーナーをクランプして一晩置く。面倒なアリやアラレは当分先になるだろう。必要な強度が出ればいいとはいえ、いつか見えないところにもさりげなくダブテールなどあしらいたい。抽斗を組むビットも買ったので試さなくては。前板を接着(木ねじ)し把手(例によって百均仕様)を付ける。すべて現物合わせ、ムクなので相当重い。最後にキャスターを付けた。WATOCOオイル(ナチュラル)仕上げ。設計図と言えるかどうか? おおまかな寸法をPDFにしておいた。

http://lustyhouse.jimdo.com/

  1. タモの集成材4200mmはさすがに長い。ホームセンターの配達を利用した。160mm丸ノコで切るのだが、水平に気をつけないと重みで材の断面が焼けるし、直角が出ない。190mmのマルノコが欲しいところ。少し余裕をもって板取りし再度寸法に合わせて切る。深さを2回に分けた方がいいかも
  2. 栂を挽き割ったところ。この後手押し、自動カンナとかけて寸を整える。抽斗の前板になる
  3. 桟にする材をそろえる
  4. 抽斗にする材を切り出し、4-2.溝を掘った
  5. 材をバイスでタテに止めて、ビスケットジョインターで掘る。接合する個所には、同時に印を付けておく。ビスケットが入る方向を間違えないようにする。加工前に十分な確認が必要だ
  6. 組み立て前、側板にあらかじめスリットを掘っておく。スリットは前まで掘らない。20mmほど残し、棚板の方をを切り欠く
  7. 直角に注意しながらポニークランプで締めて組み上げる
  8. 天板の向きを間違えている、見栄えの良くない方を後ろにするためチョークで印をつけているのに、なぜか前に来ている。下段スリットの位置も間違えて太くなってるが、抽斗が入るので見えない、桟も組む
  9. 前板を付ける前、抽斗の入り具合を見ている。どのくらい余裕があればいいのかは分からない。なんとかスムースに引き出せる
  10. 引き出しの方は後ろに桟を付けて2.5mmベニヤを張って完成
  11. 使用中

 
1tamozai 2hikiwari 3ita 4mizo 42hikidasi 5jyoin 52ijyoin 53ijyoin 6mg_3072 7pony 8hikidasi 82kumi 10hikidasi2 11hikidasi3 12kansei


板巾マーカー

2010年10月22日 | 木工道具

 板の幅は平行に出さなくてはならないが、測るとうまくない。正確とはいかないが、板の幅をマークするための道具、板巾マーカーを作ってみた。板取りする場合目安にはなる。もっとも片方の木端の真っ直ぐを出しておく必要がある。竿は長めにした。
 市販の毛引きは刃が付いているので板を傷つけるし引ける巾が少ない。差すのは鉛筆でなく三菱uni鉛筆ホルダー。持ち手部分が金属で滑り止めになっているので、きつく差すことが出来るし、芯をあまり出さずに使用できる。従って竿が斜めになりにくい。芯の通り道をマークしてあるので合わせやすい。
 
Itahaba1 Itahaba2


これ何だ

2010年10月19日 | おしゃべり

 「鏡でしょうが!」そうなんです、わが家の床屋さんなんですね。定年になってからは散髪屋さんに行ってません。出不精だし、待つのが嫌いなんですね。特にひげ剃りが苦手で、散髪屋さんでも断ってました。
 退職以降家人に任せているのですが、所要時間も少なく待ち時間ゼロ、一声かければOKです。散髪は意外と簡単、チャリや前髪など手の届く範囲は自分で、ハサミで髪を持ち上げながら適当に切ります。要は短く切りすぎないこと、一度に多く切らないことです。散髪行きたてのようにしない、出来ないか(^_^;)。1、2週間たったぐらいの長さで止めます。仕上はソギばさみで全体をならせば出来上がり。
 お見苦しい写真で恐縮だが、自分ではこの髪型けっこう気に入っています。PhotoBoothで撮影、Photoshopで少しだけ髪を黒くしました。なぜって髪が白くてよく見えないから。定年になったら派手に染めてやろうと思っていたが、それまでに白く染まってしまった。
 
Tokoya1 Tokoya2


糸ノコ盤

2010年10月14日 | 木工道具

 買ってからずっとホコリをかぶっていたノコだ。ずっと昔、甥の工作を手伝った折、ベニヤを切るため購入したものだ。後ろにドリルチャックを持つ。バフを付けている。ハートマークを切り抜いたりしてあげる人もいないので出番は無い。ホームセンターで買ったものだ。切れる板厚が少なく非力なため以後使う機会がない。きれいには切れない。安物を買うと必ず買い換えることになりがち、結局高いものにつく、と思いながらもつい買ってしまったというか、当時ネット販売など知らなかったので製品の知識も無かった。今は、ネットで十分調べてから安い店で買える。当時素人にはホームセンターしか選択肢がなかった。
 曲線物は墨付けも切断も難しいのであきらめている。木工旋盤と糸ノコ盤を使った作業は当分無いだろう。糸ノコ盤は性能差が大きく、手頃な値段というわけにはいかないらしい。買うときは充分に調べてからでないと後悔する。あちこちのホームページで解説があり、参考になる。読み過ぎると俄然欲しくなるのでチラ見程度に留めておく。組木工房さんhttp://www5.plala.or.jp/kumiki2/の解説がすばらしい。最近、同ブログで日立FCW40SAでもよいという記事を発見。ちょっとぐらついてくる。糸ノコ盤の価格は、ホームセンターで10000円前後、マキタ・日立20000円台、リョービ30000円台、ユタカ10万円台となっている。
 
Photo 2


2010年11月号

2010年10月10日 | 特選街

■電子メモ帳 Boogie Board
A5サイズ、ボタン電池で5万回の書き換えが出来る。液晶画面に専用のペンで書く。書いて消すだけ、メモリーは出来ない、惜しい。最安、送料無料で3900円
■地震津波警報機 ユニデンのEWR200
FMラジオ放送の緊急放送の警報音をキャッチ、ラジオの音声とフラッシュで知らせてくれる。6980円
■特集は「iPhoneとiPadがちゃんと使えるようになる本」
私はどちらも持っていないが、30ページにわたる大特集
■特集「最新テレビ&レコーダー」
まだ地デジ対応テレビに移行していない人にとって、また悩ましいことになってきた。3Dテレビの登場だ。しかもBD/HDレコーダー内蔵のオールインワン製品まで登場。従来の価格がこなれてきた矢先3Dの登場でまた価格がアップ。レコーダーも3Dに突入
■10月号のテストルーム
フルHDビデオカメラはソニーHDR-CX550Vがダントツ

Boogie_board Den


iMacその後7

2010年10月06日 | ぼやき

 9月12日から起こり始めたカーネルパニック。16日まで毎日一度は起こっていた。決まってホームページの閲覧中に起こる。Firefoxが3.6.10にアップされてからは起こらなくなった。Firefox3.6.9に何らかの不具合があったのだろう、以後順調。
 次々に悩ましいiMac。また新たにHDD1TBを購入し、データをバックアップすることにした。それというのもTime Machine のデータが飛んでしまったらしいのだ。全てのバックアップを作り直したらしい、というのも9月18日以前のデータが無くなってしまっていた。その後エラー続出でディスクユーティリティーで検証後、ついに
Time Machineが見えなくなった。仕方なくフォーマットで最初からやり直し。全くあてにならないTime Machine。
 日々のデータはOSとともに内蔵のMacintosh HDにある。この内蔵HDは約2か月ごとに丸ごと他のHDにクローンでバックアップを取っている。しかし内蔵HDが故障した場合、日々のデータは失われてしまうのだ。また、iMacを修理に出す場合のことを想定したら、データは外して出したい。内蔵のHDはOSだけで、データは外付けに保管するのが賢明だ。内蔵HDが故障したら外付けHDから起動できれば、内蔵HDのデータを削除して修理に出せる。
 そこでバックアップソフトを探した。無料、有料いろいろある。バックアップは同期とは違い、一方向に新しいファイルだけを上書きコピー、削除したファイルはバックアップ先でも削除して欲しい。この条件に合いそうなPersonal Backup X5を現在お試し中。
 
Backup


ダイヤモンド砥石

2010年10月01日 | 木工道具

 ホームセンターPhotoで安物のダイヤモンド砥石を買った。2000円弱、あまり期待はしていなかったものの結構使えると思う。裏表2面#400と#1000番。ダイヤモンド砥石は安いもので1万円前後、高いものでは数万円する。砥石にお金をかけられない素人木工では手が出ない。これまで中砥石で研いでいたがなかなかうまく研げないし、面倒だった。安いとはいえダイヤモンド砥石、みるみる研げる。手軽に研げ、しかもシャープに角度が出る。全ての鉋刃をコップの水を砥石面に指で付けながら順に#400、#1000で研いだ。仕上はセラミック砥石。仕上砥石は水に浸す必要がないので、研ぎの工程が短縮 できる。細かい刃こぼれでも中砥石で研ぐのは容易ではない。荒く筋が残るので、成形だけをダイヤモンド、中砥石・仕上と研いだ方がいいかもしれない。角度が決まれば中砥石も苦にはならない。
 問題の切れ味の方だが、以前よりはましになったと思う。いかんせん切れる鉋に触ったことがないし、台の調整や裏金など要素が多いのでいつまでたっても分からないままだ。いずれはプロに習わなければならないと思っているが、一応のことは理解しておかないと聞くことも出来ない。