LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

ルーター治具

2010年08月29日 | 工作

 前回作ったスライド丸ノコ治具と同じ方法のルーター治具。反った材(ほとんど反っている、また置いてる間に反る)を平滑にするためのに作った。素人には鉋で平面を出すなど不可能。また、短い寸の材を機械にはかけられない。
 仕掛けは簡単だが精度はよりシビアに出さなければならない。スタンドの高さが違うと平面が出ないのでベースはMDF材を使った。前後の枕は注意深く高さを合わせる。クランプは小さいものをボルトを交換、ゴム脚を付けた。向こう側のフェンスを切り込んでおけば掘れる位置がだいたい分かる。滑りをよくするため、アルミチャンネル(3mm×30mm×30mm)に敷居滑りを貼っている。巾のあるルータービットを使う。まず一番低いと思われるところに高さを合わせる。ルーターは力があるのでみるみる平面が出来る。板厚49mm、巾460mmまで加工できる。
 
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金槌とバール

2010年08月27日 | 木工道具

 とんかち。玄翁(げんのう)と思っていたが、辞書によるとこちらは大型の金槌のことを言うらしい。しかし「げんのう」で通っている。持ってるタイプは6種類、まず鉄製のものだが両端の形状がいろいろある。片方が釘抜きになったもの、とがったもの、平らなもの。平らな方もよく見ると、平になった方と少し丸い凸になった方がある。先に平らな方で打ち、最後に凸で締める。とがった方は釘締めだろうか? 当たりそうもない。最近釘を使わないのであまり出番はない。大きな力が必要な時に少し重いものもある。木槌は作品を組む時や鉋の刃を出し入れする時に使う。ゴム製(左端)は、舗道盤などのたたき込みに必要。金物店では工芸品のような玄翁も売ってるが、とても買う気にはなれない。
 バールの方はというと以前は石をどかしたり、箱ものをたたき壊したり使い途もあった。最近は釘を抜くこともない。
 
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無料ストレージ

2010年08月23日 | ファイル

 以前、BIG MAILという無料ストレージサービス(送信容量100M)のことを書いた。その後突然サービスが中止された。今回必要あって無料ストレージを探した、たくさんある。何で経営が成り立っているのかは分からないが、ありがたい。容量の大きな所はほとんど外国。「File Track」にした。3日間保存出来て容量は1GB。相手にはダウンロードするURL付きのメールが届く。ダウンロードされたかどうかも知ることが出来る。100MBを超えるデータを送るには少し時間はかかる。
 昔、郵便事業だったか電話事業だったか(定かではない)が始まった時、(本当の話かどうかは分からない)電線に荷物をくくりつけた人がいたという。ついこの前まで100MBを超えるデータはメディアに記録するしかなかったことを思えば、まさに物質を運べる夢のシステムに違いない。
 
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額縁

2010年08月18日 | 工作

 前回作った留め切り治具とカンザシ治具の成果を試すため額縁に挑戦。サイズは成り行きだが、各辺同じなので正方形になるはず。材はブナの角材。デザインは当然シンプル、飾りなどはない。まず、角材の寸法を正確に合わせる。と言っても合うのはミリまで。4本そろえて一度に切って長さを合わせた。次にルーターテーブルでガラスや裏板を入れるための切り欠きを入れた。テーブルソーの方が早いかも。ルーターでは一度に多くは切り欠けないし焼けも残った。この時点でペーパーを掛ける。組んでからではやりづらい。
 卓上丸ノコに留め切り治具をセットし、向かい合う材を左右のフェンスで交互に切っていく。接着剤を塗り、クランプで締める。ベルトコーナークランプを使用。以前作った額縁クランプは微調整がやりにくかった。慎重に留め部分の具合を確認する。表部分は注意したのでうまく止まった。しかし裏は2カ所すき間が出来てしまった。どうも角度が悪い、さらに詰めなければならない。カンザシの溝が若干ずれてる。もう少し調整が必要だ。しかもカンザシがうまく入っていない。穴が空いてしまった。欠けもある。隅々にまで注意を払うことが肝心。カンザシは少し緩いと思ったが接着剤でふくらんだか、ちょうどよい。カンザシストッパーの調整はこれでいいようだ。
 試作1回目は失敗に終わった、100均でもこんな額は売ってない。作るからには完ぺきを目指さねば。額は材料費として木の他にガラスかアクリル板、マットなど必要で安くは出来ない。小さな額、少量なら買った方が安い。
 
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額治具

2010年08月15日 | 工作

 前回フラワーフレームを作ったのだが、留めがうまく切れなかった。卓上丸ノコで45度切りしたのだが精度はイマイチ。そこで またまた、のほほんさんのお知恵拝借。さて今回のモノマネは、留め切り治具とカンザシ治具。先人が試行錯誤で構築したノウハウを、やっぱり真似てしまったほうが手っ取り早い。のほほんさんのアイデアはバリエーションがすごい。つぎつぎ繰り出される展開は見てて楽しいばかりか、役立つものも多い。
 他のページでもさまざまな留め切り治具が紹介されている。テーブルソーを使ったものが多い。テーブルソーの精度がイマイチなので卓上丸ノコを使うことにした。セットが楽で手っ取り早い。ベースは12mmカラーコンパネ、大体の位置を決めたら、裏にストッパーを張り付けてから一度切り込んでおく。こうしておかないと次回からの位置決めが難しくなる。一度切り込んだベースを基準に45°+45°=90°のフェンスを立てる。フェンスは調整できるようにビス固定。治具を固定するクランプは、枕を敷いて丸ノコに付属するものを使用できるようにした。
 額縁は留めで作るので接合部分がボンドだけのイモ接ぎになってしまう。裏にベニヤの三角を貼るなど許せないわけです。そこで薄い木片(カンザシ)を留め部分に溝を切ってはめ込む技です。額縁部分とは違う色の材でアクセントを付けます。カンザシを入れる溝を掘るのがちょいと難しい。手ノコではとうてい無理。丸ノコでなく3mmのミゾキリを使うことにした=写真。作業台の端に額を挟むクランプをボルトで作り、フェンスを立てる。カンザシを入れる位置に刃が来るようにするため若干調整が必要。ど真ん中とはいかないまでも目視でだいたい真ん中なら許そう。写真3枚目はカンザシを切り出すストッパー、フェンスに当てて材を切れば3mm弱の木っ端が出来る。
 額縁は、いつかは作らなければならない登竜門。留めの方は、90度にセットしたフェンスに材をあてて卓上丸ノコで切断。たとえ45度が多少ずれていても、90度さえ確保できていればぴったりのはず(向かい合う材を間違わないこと)。箱物のためフェンスは若干高く設定。準備は出来た、次回額を作ってみる。

1tomegiri 2clamp 3kanzasi2
4kanzashi


鍋磨き

2010年08月11日 | 工作

 時々、鍋が焦げる。そこで鍋磨きとなる。今回は焦げついていないが、長年のアカで古めかしい色合いになっている。焦げている場合は一度湯を炊いてからドリルにステンレスワイヤーブラシを装着し思いっきり削る。次に真ちゅう製ブラシ(やわらかめ)、スチールタワシや耐水ペーパー、ドライバーなどを駆使して汚れやアカを落とす。ステンレス鍋は多少傷つくものの、かまわず磨き上げる。耐水ペーパーは#400の後#1500。溝はとがったピンセットでこそぎ落とす。取っ手はあらかじめ取っておく。最後はフェルトのバフに青棒を塗って磨けば30年前の姿にやや戻る。それにしてもタフなやつだ。鍋の裏にはVacumaticとある。
 
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Migaki
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2010年9月号

2010年08月09日 | 特選街

■特集は「ネット&ケータイ&iPadの大疑問「iPhone4丸かじりっ!」「入門!ミラーレス一眼」
■180倍の顕微鏡。USBでパソコンにつないで見る。エグゼモード、デジタル顕微鏡GE-5。例によってMacはだめ。19800円。これとは違うがWi-Fi通信でつながったスコープの画面をiPadやiphoneで見る、スカラのエアマイクロという製品もある。
■Mac miniの新モデル。HDMIポートが追加された。いよいよテレビに急接近かと思いきや。残念ながら市販されているMac用デジタルチューナーでは地デジを録画、視聴は出来ない。
■テストルームでは動画編集ソフト「Movie Pro」最安12150円をべた褒め、お勧め度満点の星10個。Macはダメなんだけどね、気にはなる。
■ついにカレンダー表示の電波時計が出た。SEIKO SQ421B、最安6681円。
 
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クランプ/バイス

2010年08月05日 | 木工道具

 クランプは、山ほど必要。接着している間、クランプが少ないと空くまで待たねばならないから作業効率が悪い。残念ながら大は小を兼ねにくい。いろいろな寸法が必要だからかさばる。Fクランプ、Cクランプ、板接ぎクランプ、ウッドクランプ、ポニークランプ、コーナークランプ、ハタガネなどなど。

1.ポニークランプ、締める力はナンバーワン。500mm巾のタモ集成材などはこれでなくては締められない。当て木を両面テープで接着。2000mmと1100mmを使う
2.板接ぎクランプ、板を巾方向だけでなく上下にも締め付けられる。とは言っても心配なのでつなぎ目縦方向にもクランプする。2×4材を半分に切断してセットする
3.コーナークランプ、留めなどの接合に使う。締め付け力は弱い、しかも直角が微妙
4.おなじみF型クランプ、たいていはこれで間に合う。サイズも多い。竿が細いと反る
5.ウッドクランプ、小の方はあまり出番がない
6.C型クランプ、あまり使わない
7.ハタガネ、強く締め付けると材がへこむので当て木は必須。懐は狭い
8.ベルトコーナークランプ。装着はやや面倒だがクランプ性能はまずまず
9.ハンドクランプ
10.トグルクランプ。治具に使い、材料をワンタッチで押しつける。いろいろなタイプがある
11.木工バイス。スムースで使いよい
12.木工バイス。ベースを止めるボルトが1本なので少しがたが出る。取り付け取り外しはワンタッチ
 
Pony Itatugi
Corner1
Corner2F
Wood


C
Hatagane
Belt
Hand
Kakuta

Vice1
Vice2


パズル2

2010年08月01日 | 工作

 前回パズルを作った。実は同じものを2個作っていて、すっかりはまってしまった。遊び方はビー玉を空いてる穴に一個飛ばしで移動する。またいだビー玉を外しながら最後に1個のビー玉が残れば成功。斜めには飛べない。必ず水平、垂直に移動する。なかなかに難しい。ピンでは邪魔くさいということでパチンコ玉を使っていたのだが、急遽ビー玉が使えるものを3個作成。百均のビー玉なので色味は悪い。手ごろな材が無かったのでタモ集成材の端材を使った。盤は少し大きめになるが、やはりビー玉がやりやすい。
 板の反りを取るためルーター(ストレートビット25mm)治具で2mm程度掘り下げる。スライド丸ノコ治具でサイズを出す。外したビー玉をためる溝をトリマー(ディッシュビット)で掘る。フェンスはスペーサー(木片)を挟んで薄板で囲みLアングルをかませてコーナークランプで締める。穴はパソコンで位置決めしたものを印刷して張りつけ、目打ちで印をつけておく。その後15mmのフォースナービットで掘った。ボール盤の懐が狭いので、真ん中の穴はやむなく手持ちのドリルスタンド。鉋を掛け、面取りした後サンドペーパー#120,#240,#400。溝がところどころ焼けたので濃いめの塗装。WATOCOオイル・ドリフトウッドを使った。写真を撮るのを忘れたのでもう1個、クリの厚板で作った。
 夫婦してこの手の食いつきはいいので、数日でひとつの解を発見。他にもありそうだが、一応これで気が済んだ。解けないとやはり寝付きが悪い。ゲームは解けたら終わりだが、鍋敷きに使えるところがミソ。
 
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