Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

こども哲学について②

2017-06-11 | 子どもと学び
おはようございます。桑原です。



今日は、こども哲学に限らず哲学対話の特長を
普通の会話や会議との違いという観点から
私なりに感じることを書いてみようと思います。


①結論をあえて出さない
…会議との違いです。

会議のように、みんなでひとつの結論を出す
という営みではありません。
持ち帰り、自分のココロの中で成熟させること
も醍醐味のひとつではないかと思います。


②意見に疑問を投げかける
…普通の会話、意見交換との違いです。

普通の会話は会話をすることが目的なのに対し
哲学対話は「探求」を前進させることが目的
と言えるかもしれません。
「なぜ?」を問い合うことで
「探求の共同体」になれた瞬間はとても心地よいものです。


③途中で意見を変えてよい
…ディベートとの違いです。

他の人の意見を聞いて、
今までなかった感覚に気づくこともあります。
意見を変えることを受け入れてくれる環境は
「探求心」を心地よく刺激してくれます。


④対立を受け入れる
…おしゃべりとの違いです。

意見が対立することも
「探求」を深める大切な要素です。
その場では納得できないことも
後からじわじわ何かに気づける刺激だったりします。



こども哲学に関わるようになり
子どもたちを通して
新たな「私らしさ」に気づけることが
とても楽しいです。





今日は、これから
そんな素敵な刺激を楽しんでこようと思います!