LOVEかごしま_鹿児島情報

鹿児島で出会った野鳥や桜島・自然などをご紹介します。

【鹿児島散歩_340_鹿児島市 白銀坂】2017/12/8

2017年12月08日 | 鹿児島散歩

 

みなさん、おはようございます。今日は雨でスタートです。今日も桜島は見えないですかね?それでも午後から晴れるようです。明日は良い天気みたいなので、しっかり暖かい格好して明日に備えましょう。

さて今日散歩するのは、散歩に良く合う?坂道です。といっても、石畳の急な坂で覚悟が必要です。「しろかねざか」と読みます。国道10号線を磯の方から姶良に向けて走っていると、やっと海岸沿いの道路が終わるという辺りで「白銀坂」と書かれた案内が目につきます。

江戸時代は海岸沿いの国道10号線はなくて、薩摩国(旧吉田町側)から大隅国(旧姶良町側)への国境の薩摩藩の主要街道として鹿児島城下から熊本へ抜ける薩摩街道「大口筋」上の難所として知られていました。現在は約2.7kmの道のりが残っており、高低差は300メートル以上あります。江戸時代の坂道としては姶良の「龍門司坂」が有名でNHKの大河ドラマでも「翔ぶが如く」や「篤姫」でもロケ地として使われていますが、いかんせん白銀坂の方は急坂で、特に中腹には「七曲り」といわれる急勾配の箇所に石畳が敷かれていて、今でも昔の面影を残しています。建設省(現:国土交通省)から平成7年(1995年)歴史上重要な幹線道路として利用された街道の中で、特に重要な歴史的・文化的価値をもつ道路として「歴史国道」に選定されています。

—姶良市脇元~鹿児島市牟礼岡

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