この秋、東京のパティスリーは名店のオープンラッシュ。
そのうちのひとつが、『アヴランシュ・ゲネー』。
神楽坂『ル・コワンヴェール』のシェフ・パティシェだった上霜シェフが独立、春日にオープンしました。
『ル・コワンヴェール』の好きなパティスリーだったので期待大。
真っ赤な外観がパティスリーらしい。
窓側には焼菓子やケイク。
奥の少し高くなったスペース、将来的にはイートイン可能かな。
ショーケースを見ると『ル・コワンヴェール』時代のガトーも半分くらい。
ということで、まずは、未食のガトーから。
■「ファヴール」 470円
ザクザクっとしたビスキュイを土台に、メープルのムースとそば茶のクリーム。
中にはオレンジのコンフィ。
トップには、そば茶のシュトロイゼル。
面白い組み合わせ。
全体のやさしい感じに、オレンジのまるい酸味がいい具合。
おいしー。
■「シャルロット パンデビス」 470円
背が低めのシャルロット。
そして、秘かにマイブームの"パン・デビス"ですよ。
つまり、スパイスのきいたシャルロット。
土台はショコラのダックワーズ？
中央のクリームは意外とやさしく、ベリーのコンフィがちょこんと。
スパイス×ベリーは強いバランスよね。
周りのショコラビスキュイはスパイシー。
なんていうんだろう、当たり前だけど複雑な香りと風味。
ほほー、これはクセになりそう。
■「ルシクラージュ」 350円
ショコラのスフレ、ともいいましょうか。
優等生な感じですね。
やっぱり私は寺井シェフの流れを汲むパティスリーが好きなんだわ。
もちろん、『ミクニ』とか『エーグルドゥース』そのままでなくて
みなさんのエッセンスが活かされているし。
また行かなくちゃ。
『Avranches Guesnay（アヴランシュ・ゲネー）』
文京区本郷4-17-6
03-6883-6619
10:00~19:00
不定休
