愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

飼育を始めた頃の不思議

2018-11-22 03:30:00 | 日記

まだ飼育を始めて間もない頃の気になった不思議な経験をメモしておきたいと思います。

当時は押入れの床に保温カーペットを敷き冬場は保温していました。冬場は加温すれば何とかなるのですが夏場は涼しい地下の車庫に移動していました。

ある日、押入れの扉を開けると飼育容器から逃げ出したスマトラとパラワンが対峙していました。

そして、どちらの隣にもメスが寄り添っていたのです。まるでメスを守るかのように向かい合っていました。

 

その時、私は考えたのですが、「此奴らは自分と同じ種族を見分けることができるらしい。」

「おそらく左右の触覚で種固有の集合フェロモンの違いが嗅ぎわけられるのだろう。」などと・・・。

 

酒が入り、良い心持ちになると時々おかしな事を考えます。

■昆虫にだって「愛情」は有るのではないか?

・・・・産卵後のメスはエサ交換の時に自分の子供を守るかのように威嚇します。

■昆虫にだって「相性」は有るのではないか? 

・・・・ペアリングすると、メスを殺してしまう場合と何時までも仲良くしている場合とがあります。

■昆虫の上翅(甲虫などで下翅を保護している堅い部分)のフラクタル構造は反重力作用を産むのではないか?

・・・・どう見ても下翅のパワーだけで、この体を飛行させることができるとは思えない場合がある。

    上翅の開いた角度に反重力作用の秘密があるのではないか?

    ロシアの昆虫学者であるヴィクトル・S・グレベニコフ教授が甲虫の上翅で反重力の乗り物

   (プラットホームと名付けた)を発明したのだが、周囲には見えない亜空間を作り、超音速の

    高速で飛行することができたと伝えられている。軍事利用を恐れて彼は晩年装置を破壊した。 

 

話は変わるが、ガレージで飼育していた時のある夜、家の前の道の暗がりでブオ~ン」という重低音がするので、「カブトムシかな?」と手で払うとパラワンのオスだったことがある。あわや放虫になるところだったのだが、さすがに体が重たいためか低空飛行だった。すぐガレージの飼育容器から逃げ出したパラワンだと理解した。

風のない夜だし、谷間でもなく上昇気流などないから高くは飛べなかったようだ。「不健康な子だと飛べないよな?」と考え、飛行できる個体を飼育できたことが少し嬉しかったりもした。

昆虫って本当に不思議ですね。

 

飼育数調整のため、スマトラオオヒラタ を

Yahoo!オークション」に出品しています

興味のある方は覗いて見てください。

 

 


スマトラオオヒラタ羽化 自己記録更新

2018-11-16 03:34:35 | スマトラオオヒラタ

羽化チェックをしていると、菌糸の劣化が進んだケースがありました。

蛹室も拡げられてきているので、「もうすぐ出てくるのだろう。」と表面の菌糸を取り除くと大きな姿が現れました。

このスマトラオオヒラタは、最初計測した時は100.67mmでしたが、2回目は99.9mmと微妙なサイズでした。

胸幅は、

37.6mmでかなりの迫力があります。

少し掘り出すのが早かったみたいで、動きはまだ鈍いです。湿りをくれたオガクズの中に埋め込んで置きました。

あと1ヶ月くらい活動開始までかかりそうです。

 

羽化確認から3ケ月経過なのですが動きは鈍いです。威嚇はしますけど大あごを振り回して攻撃してくる様子は見られません。その分、計測は楽です。

ラベルを見る限りではそれ程期待していた子ではなかったのですが、自己記録更新です。この子は種親候補ですね。

CBF1では、まだ偶然性が作用するのか親の大きさは余り問題ではないみたいな気がしますね。ある程度の大きさは必用だと思われますが・・・。メス親のサイズは50.2mmと、それほど大きな親では有りませんから。

入手先の出品者さんの組合わせがうまく合ったという感じです。


アルキデスオオヒラタ羽化

2018-11-10 12:28:18 | アルキデスオオヒラタ

先日、マット交換をしていたら蛹になっているアルキデスのメスがいました。

蛹室は半壊だったので、蛹室ごと以前使用した人口飼育容器に入れていました。しばらくぶりに蓋を開けて見てみると羽化して間もない綺麗な赤褐色だったので、写真を撮っておきました。

お腹がまだ出ていますね。

 

危険を感じてか固まっています。アルキデスにしてはいいサイズかもしれません。

まだ2ケ月くらいこのままにして成熟させることにします。

 

 


オオクワタ(兵庫県川西産)の生育状況

2018-11-04 21:48:33 | オオクワガタ 川西産

菌糸詰めしてから1週間の菌糸瓶に投入していたオオクワガタ(川西)の幼虫の食痕が、なかなか見えなかったので、

「やっちまったか?」と心配していましたが、5頭全部の瓶に食痕が見えて安心しました。

スマトラオオヒラタに使っているオオヒラタケの菌糸を使っています。

食痕の大きさから見ると、オスの方が多いみたいです。

初令の幼虫達は判別せずに全頭1500ml瓶に投入していました。

7月中旬の投入から3ケ月を過ぎて、そろそろ新しい菌糸瓶を用意しないといけません。

20gを越えたくらいかな?

 

こちらのこの方が少し大きいみたいですが、定かでは有りません。お尻しか見えないので・・・。

子供の頃、学研のカラー百科事典で飽かず眺めていたオオクワガタが簡単に飼育できる時代になりましたね。

ヘラクレスオオカブトなんか小学校の図書館で分厚い昆虫図鑑を見ていても手に取っている自分なんて想像もできない高嶺の花でしたが、今、沢山の幼虫を飼育している自分がいます。

 

今日、虫部屋の様子を見に2階へ上がり、部屋の電気を点けると「何やら黒い奴が・・・。」

ズームすると、

脱走兵(虫)を発見!

エサ切れで新世界を求めてか??? 

手に取って見ると、なかなか太い子ですが、自力ハッチではなくて成虫の管理容器から逃げたした子でした。

 

最近分かったのですが、オークションの写真を撮ろうとしても動いてうまく撮影できないメスを撮影するのに、頭から胸にかけて人差し指でなぜなぜしてやると、動き回らずに大人しく撮影させてくれます。

面白いですね!