愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

菌糸負け幼虫

2017-11-14 08:11:13 | 飼育メモ

同じ温度帯で同じ菌糸で投入日も同じで隣同士の瓶なのになぜこんなに成長が違うの?

メス親が違う異母兄弟幼虫です。

SRDの菌糸が消化できないのが左側の幼虫。まだ2令です。

何とか消化できているのが右側の幼虫で3令に育っています。

 

この菌糸は菌の力が強いみたいで、ヒラタやアンタエウスでは成長が遅いです。

その分、菌糸の劣化が遅いので半年位は引っ張れそうな感じ。オオクワ向きか?

生育不良の左の瓶の幼虫は食べかすの色も薄く、苦労しているようです。

右側の幼虫は消化能力が高いのか食べかすの色が濃いです。

しかし、2ケ月で800cc瓶を1/3の食い上げではこちらも苦労してるのが分かります。

 

さて生育不良の幼虫をどうするべきか悩ましいところです。

ドリルで穴を開けて生育の良かった幼虫の食べかすを注射器で注入してバクテリアを移植すべきか、このまま比較対象として置いておくべきか? 50mmのオスとか25mmのメスとか羽化したら嫌だよな・・・。

 

ところで、あまりに菌糸瓶をガリガリとするので、酸欠か?とドリルで穴を開けると、幼虫はすぐに穴を塞ぎます。

面白いので幾つかの瓶の幼虫でやってみても同じように5分もしないうちに穴を塞ぎに動きます。

 

ガリガリと合唱されるとサインを送っているように聞こえます。

「ガリガリ。兄弟、お前まだ生きてるかい?」

「ガリガリ。大丈夫だよ、兄ちゃん。生きてるよ。」

「ガリガリ。そろそろ蛹化する? 姉ちゃん。」

「ガリガリ。そろそろかな~。」



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