(1月30日追記あり)
昨日の日記の続きになりますが、今更凄いことに気づきました。アメリカと日本で、とっても大きな違いは、栄養士/Diet technician registered(DTR)の数(注意:管理栄養士、登録栄養士の話ではありません。念のため…)。アメリカでは2008年に栄養士試験を受けたのは全国で347人、合格したのは150人。アメリカ全国で、現在の栄養士(DTR)の総数は4045人。日本では栄養士になるのに試験は無く、先日の資料のグラフによると、現在85万人くらいの栄養士がいるようですね(うち約13万人は管理栄養士資格も保持)。日本の総人口の0.67%くらい(150人に1人)は栄養士ってこと?えっマジ?計算間違えたかね…。ちょっと自虐ギャグが出てきそ…。
これをどう解釈するか…全体的な栄養改善を考えると難しそうですね。先日の文献から直接引用させていただくと「家庭の中からの栄養改善には貢献したが、その専門性の発揮という面から課題を残し…」とのことです。友人も「栄養士がすっごく多いのは家庭単位での病気予防に役立つかも」と言ってました。日本では栄養士以外にも、ベジルフ○○とか、食育○○みたいな民間資格も凄く多いと思います。何らかの食・栄養関係の資格を持っている人って日本の総人口の何%くらいなんでしょう?。メタボの調査などをする時に、例えば栄養士資格を持っている人が家族にいるかも調べて、そうでない家族と比較してメタボの発症率に有意差があれば、家庭の中からの栄養改善に貢献したことを証明できるかもしれませんね…。誰かリサーチしてくれないかなぁ~。個人的には、病気予防(栄養バランス)・食育・食文化分野では栄養士の資格は役に立つのでは…と思ってます。ただ専門性を明確にし技量を高めるために、資格のネーミングを工夫するとか(栄養士、管理栄養士では違いが分からない…)、分野によっては現在の栄養士資格だけでは就職できないようにするとか、何か新しいシステムができればいいなぁ~と思います。
【栄養士資格について】
(日本の場合)栄養士免許は2年課程の学校を卒業すればテストやインターンシップ無しで取得することができます。資格維持のための継続学習はありません。日本では「栄養士」という資格と「管理栄養士」という資格のネーミングが極めて似ているので、どっちの資格を持っているか分かりにくいと思います。実際に、求人などでも「管理栄養士、又は栄養士」で募集が出ていることがあり、明確な違いがないようにも思われます。
(アメリカの場合)ダイエットテクニシャン(DTR:日本語訳では栄養士になると思います)には、インターンシップを含む2年課程の学校を卒業して試験に合格すればなることができます。5年毎に約50時間分の継続学習(セミナー等)が義務付けられています。日本と違って、「ダイエットテクニシャン」、「登録栄養士」という資格のネーミングの違いがはっきりしているので、どっちの資格を持っているか分かりにくいということはありません。アメリカではビックリするほどダイエットテクニシャンの数は少なく、上級資格である登録栄養士を目指す人がほとんどです。ダイエットテクの給料が登録栄養士の半分程度なのも理由の1つかもしれません。求人で「登録栄養士、又はダイエットテク」と出ることはありません。
*他にも資格取得のルートはありますが割愛。
注)今日の日記では、栄養士=管理栄養士ではありません。管理栄養士になるのには試験合格が必須です。資格の背景は色々ありますがこれも割愛。
昨日の日記の続きになりますが、今更凄いことに気づきました。アメリカと日本で、とっても大きな違いは、栄養士/Diet technician registered(DTR)の数(注意:管理栄養士、登録栄養士の話ではありません。念のため…)。アメリカでは2008年に栄養士試験を受けたのは全国で347人、合格したのは150人。アメリカ全国で、現在の栄養士(DTR)の総数は4045人。日本では栄養士になるのに試験は無く、先日の資料のグラフによると、現在85万人くらいの栄養士がいるようですね(うち約13万人は管理栄養士資格も保持)。日本の総人口の0.67%くらい(150人に1人)は栄養士ってこと?えっマジ?計算間違えたかね…。ちょっと自虐ギャグが出てきそ…。
これをどう解釈するか…全体的な栄養改善を考えると難しそうですね。先日の文献から直接引用させていただくと「家庭の中からの栄養改善には貢献したが、その専門性の発揮という面から課題を残し…」とのことです。友人も「栄養士がすっごく多いのは家庭単位での病気予防に役立つかも」と言ってました。日本では栄養士以外にも、ベジルフ○○とか、食育○○みたいな民間資格も凄く多いと思います。何らかの食・栄養関係の資格を持っている人って日本の総人口の何%くらいなんでしょう?。メタボの調査などをする時に、例えば栄養士資格を持っている人が家族にいるかも調べて、そうでない家族と比較してメタボの発症率に有意差があれば、家庭の中からの栄養改善に貢献したことを証明できるかもしれませんね…。誰かリサーチしてくれないかなぁ~。個人的には、病気予防(栄養バランス)・食育・食文化分野では栄養士の資格は役に立つのでは…と思ってます。ただ専門性を明確にし技量を高めるために、資格のネーミングを工夫するとか(栄養士、管理栄養士では違いが分からない…)、分野によっては現在の栄養士資格だけでは就職できないようにするとか、何か新しいシステムができればいいなぁ~と思います。
【栄養士資格について】
(日本の場合)栄養士免許は2年課程の学校を卒業すればテストやインターンシップ無しで取得することができます。資格維持のための継続学習はありません。日本では「栄養士」という資格と「管理栄養士」という資格のネーミングが極めて似ているので、どっちの資格を持っているか分かりにくいと思います。実際に、求人などでも「管理栄養士、又は栄養士」で募集が出ていることがあり、明確な違いがないようにも思われます。
(アメリカの場合)ダイエットテクニシャン(DTR:日本語訳では栄養士になると思います)には、インターンシップを含む2年課程の学校を卒業して試験に合格すればなることができます。5年毎に約50時間分の継続学習(セミナー等)が義務付けられています。日本と違って、「ダイエットテクニシャン」、「登録栄養士」という資格のネーミングの違いがはっきりしているので、どっちの資格を持っているか分かりにくいということはありません。アメリカではビックリするほどダイエットテクニシャンの数は少なく、上級資格である登録栄養士を目指す人がほとんどです。ダイエットテクの給料が登録栄養士の半分程度なのも理由の1つかもしれません。求人で「登録栄養士、又はダイエットテク」と出ることはありません。
*他にも資格取得のルートはありますが割愛。
注)今日の日記では、栄養士=管理栄養士ではありません。管理栄養士になるのには試験合格が必須です。資格の背景は色々ありますがこれも割愛。
先ほどメールさせていただきました。
よろしくお願いします。
栄養士の資格と社会的な位置づけは長年議論されています。管理栄養士であれば、利益を生み出すことができますが、栄養士って何ができるの???ってよく問われます。
栄養士は2年制の短大や専門学校にいき卒業さえすれば資格取得です。この2年制のコース廃止には短大や専門学校の強い抵抗があるようです。
少子化なので存続をかけているみたいですね。
ちゃんと届いてました!
PDFも正常に閲覧できました!
またお返事させていただきます。