そんな○○に魅せられて

今年の元旦ライブは市長就任式

NYCの新年といえば、タイムズスクエアのボールドロップと共に始まるシーンが有名ですね。
そして他のエリアでは年明けと同時に花火が上がったり、汽笛が鳴ったりするところもあります。
また各種ホールやライブハウスでも年越しライブがありますね。

日本と違って、この「年明けの瞬間」にどんちゃん騒ぐのがNYC式の正しい正月の迎え方、
という感じで、元旦の日中は意外とメインイベントは少ないように思います。

が、今年は12年ぶりに新市長であるde Blasio氏が就任することになり、
午前中からその就任式の模様がずっとローカルチャンネルで生放送されていました。

NYC Mayor de Blasio takes formal oath at City Hall

大統領就任式と同様、国家斉唱あり、いくつものスピーチあり、新市長の聖書に手を置いての宣誓ありで、
この寒空の中、長時間のセレモニーは大変そうでした。

国家斉唱は、サルサの女王、故セリア・クルズの名前を冠したCelia Cruz High School of Musicの
生徒の合唱隊によるもの。
そしてスピーチに登壇したのは♪デ~オの「バナナ・ボート」を歌っていた、ハリー・べラフォンテ氏と、
なかなかNYCらしさ溢れる就任式でありました。

NYCも貧富の格差が非常に大きくなっていて、リベラル派の新市長に寄せる期待は大きいようです。
ただ、de Blasio新市長も、現実的にそう簡単ではない課題が山積みであることはよくお分かりのようで
「あらゆる立場のニューヨーカーが一つになって現状に立ち向かわなくてはならない」と
いうような意味のことをスピーチで言っていました。

私はアメリカの選挙に関して投票はできないので、なんとも言えませんが、
ブルームバーグ前市長のキャラと実行力が強烈だっただけに
とにかく政策がグダグダになって市民を振り回すのだけは勘弁、と思ったりしております。
頼んまっせ!!
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