インディペンデントな人生

上質で快適な大人の生き方を求めて - ロンドンからの提案。

リオ五輪 オリンピックボランティア

2016-02-18 19:15:10 | オリンピック
考えてみるとほとんど病気といってもいい。今年8月5日にスタートするリオデジャネイロ、夏季オリンピックにボランティアとして正式に行くことになった。リオ組織委員会からの連絡によると希望通り通訳サービス。112年ぶりにオリンピック競技として復活するゴルフとロンドンでも経験した卓球が担当だ。

思えばすべてあの日にさかのぼることになる。2005年7月6日がその日だった。当初パリにリードされていたロンドンは、2012年の夏季オリンピックの候補地として最後のラストスパートを敢行していた。へザー・スモールの歌う「Proud」は、招致のキャンペーンソングとしてあちらこちらでかけられていた。この曲を使ったプロモーションビデオは、ウィットにとんだ素晴しい出来だ。特にBAとバージン航空のクルーが一列に並んで、横断歩道で信号グランプリをするところは、流石イギリスのユーモアと言える。さらには当時の英国総理大臣、トニー・ブレアもIOC総会の開催地、シンガポールに乗り込んで最後のロビー活動を展開。素晴しいプレゼンテーションや、将来を担う子供たちに夢を持ってもらうという、シンプルで分かりやすいメッセージ「Inspire a Generation」を全面に打ち出した。そしてモスクワ、ロス五輪1500メートル走の金メダリスト、国会議員も務めた招致委員会、セバスチャン・コー会長のリーダーシップが見事に合わさって2012年のオリンピック開催を勝ち取ったのだ。壇上のジャック・ロゲIOC会長から「London!」という言葉が発せられた途端、ソファから飛び上がって分けも分からず叫んでいた。そう、全てはこの瞬間から始まったのだった。自分が住む町でオリンピックが開かれることは、そうめったにあるものではない。というわけで24万人から選ばれた7万人の一人として、エクセル会場の通訳ボランティア、「ゲームズメーカー」になったのだ。

ロンドンそしてソチと2つのオリンピックを通訳ボランティアとして参加し、これで3回目。今回も是非楽しんでくるか。

追記:今回の投稿も含め、オリンピック、ボランティアを中心として「オリンピックといえばボランティア」というブログをはじめました。今後は http://blog.livedoor.jp/charlesnishikawa/ まで。 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿