私は昨年末に組み上げた自作PCを使っております。
実はこれが人生で初めて購入したPCになります。
昨年写真を始めるまで、PCの主な利用途は会社内業務でのワード・エクセルと、ネット閲覧する程度の話だったので、自宅にPCを持つ必然性がありませんでした。
業務ならば会社のPC、ネット閲覧ならネットカフェへと、それで十分足りており、わざわざ十数万も掛けてPCを買うほどの目的は無かったのです。
デジカメを購入した後も、暫くの間はカードリーダ経由、ネットカフェで写真の編集やオンラインプリントを行っており、若干の不自由を感じつつもPC購入までは考えていませんでした。
そんなある日、会社の業務書類の作成にあたり、自分で撮った写真を使う機会がありました。
この書類作成では撮った写真のリサイズ・トリミングを頻繁に行う必要があり、非常に面倒なものでした。
それまで主に使用していたフリーソフトは使いにくさを感じていたこともあり、それなら試しにメーカー純正ソフトを使ってみようということで、30Dに付属していたCanon Digital Photo Professional(DPP)を会社のPCにインストールしたのです。
せっかくRAW現像ソフトを使うのなら撮影もRAWで撮るべきだというわけで、JPG一辺倒だった記録モードもRAW+JPGに切り替えて撮影してみました。
そしてDPPでの現像を行ってみて、その圧倒的な補正能力に驚くとともに、今までRAWで撮ってこなかったことに激しく後悔したわけです。
ここで初めて自宅で自由に使えるPCの必要性を感じました。
そう、つまりはRAW現像をする為だけに、目の前にあるPCを購入したと言っても過言ではないのです。
フンボルトペンギン EOS 30D/EF70-200mmF4L
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