LINEN GYOZA 近況日記

十年たちました…

吉弥むすび

2011-01-13 10:22:05 | Weblog
次女が成人式でした。
3年前の長女と同じ振袖を着ました。長女の前にはいとこ姉妹、知人の三姉妹も着用し、それ以前にも存分に活躍したと聞いているので、いったいこれまでに何人の女の子が袖を通したのでしょうね。めぐるうちにアンティークになったような着物です。

うちのふたりは背丈が12センチほど違うので、同じ振袖でも印象がずいぶん違ってた。背の高い次女はおはしょりがとれるか?裄丈が足りないのでは?とやきもきしたけど、美容師さんがなんとかしてくれました。なんとかなるもんなんですね。さすがキモノまったくエコだわ
今回買い足したもの:足袋とコーリンベルト1つ

式が間近になった頃急に帯むすびが気になってきた。
図書館で借りた振袖本を見ると、どうも複雑な過剰な帯むすびが目立ち、
あまりそういうのが好みでないと分かってきて、じゃ、どういうのが良いのかと
本を見てみるうち、少~し帯むすびのことが見えてきた。

複雑な結び方も、以下の3つに大別されるみたい。

・文庫
・お太鼓
・立て矢

今回次女は文庫系の、複雑さのレベルでいうとやや低めの結び方をしてもらいました。
でも、本当は‘立て矢’が良かったなぁ~、とやや心残りです。
「コレだ!」と気づいたのが遅くて、当日美容師さんに伝えると、
「私もこういうの好きです。お嬢さんの雰囲気にも着物にも合うと思う」
とおっしゃってくれたのですが、すでに預けておいた帯に下準備がなされていたので、
それを変更してまでとは思いませんでした。文庫も良かったんで。
しかし、勿体ないことをした。

立て矢は別名‘吉弥むすび’と言うらしいです。
江戸時代の歌舞伎役者の名らしい。
大きなリボンむすびを斜めに背負ったようなのが振袖にはよく似合うように思いました。
すらりと見えるしね。
立て矢にもバリエーションがたくさんありますが、わたしが気に入ったのは立て矢系じゃなく、ただの‘立て矢’です。

帯むすびを見る楽しみができました。来年以降も楽しもう・・・







2 コメント

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白花ちゃんの後ろ姿も見たい! (みー@)
2011-01-13 23:26:40
初々しさのなかにも、落ち着きのある白花ちゃんのお着物姿を見せていただいて、どんな帯結びか気になっていたのよ。

文庫系だったのね。
成人式なんだもの、変わり結びで華やかさをプラスしなくっちゃ!
きっと素敵だったはず。
後姿を、ここにアップしてよ。

ところで、立て矢結びは花嫁さんが結ぶことが多いらしいと知って、文金高島田に立て矢結びの白花ちゃんを想像してしまったよ!
いきなりこんなこと言うと、
パパが涙しちゃうかも・・・・
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後姿… (奈津子)
2011-01-15 11:28:58
 みー@様、
‘白花’とは3年前の長女成人の前撮りですね。
見返してくれてありがとう。

花嫁衣裳のときの帯むすびって、見えるんだっけ?でも、そうらしいね。
いや~、立て矢、いいですよ!
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