【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

レース(手作り)の醍醐味

2015-05-26 17:52:02 | 私の手作り夢時間
















 ・・・アンは・・・ベランダの椅子を
コーネリア嬢に勧め、
スーザンはめいのグラディスのために
編んでいるアイルランド風の
クローセ編みレースのカラーから顔を上げ、
際立って丁寧に挨拶した。
(中略)
「有り難い事に、ここは全く涼しくて
気持ちがいいですね、アン。
私はいつも言っているんですよ、
微風そよかぜは炉辺荘に限るとね」                
                  【「炉辺荘のアン」 第16章】






   晴天が続きます。
  ただ昨日、今日と少々、暑くなっていますけれど。

   それでも戸外に出たり動き回ると、
  さすがに暑さを感じますが、思いの外、家の中はヒンヤリ。

   じっとしている分には問題はありません。
  心地良い、そよ風も吹いていますし。





                                【先日のストールと合わせて】
   さて、
  レースのボレロが
  出来上がりました。

   色は黒に見えます
  が、実は、濃緑。

   肩凝りがひどくて、
  もうレース編みは・・

   ~なんて思ったもの
  ですが、この季節に
  なると駄目ですね。

   それにNHKのBSで
  「ミス・マープル」 が
  始まった事も影響
  しているかも知れません。

   彼女たちは、
  年を重ねてもレースを
  巧みに使い、実に
  夢あるファッション。
  それも堂々と。

   それはそうと、欧米に於いてレースは、
  「織物の貴族」 と呼ばれたそうですね。

   「レースの需要は文明の尺度」 とか、
  「勇気は剣で、知識はかつらで、家柄はレースで」 とも。

   その言葉が示すように西欧文明の展開と共に、
  その華やかな歴史を繰り広げた事は、周知の通りでしょう。

   実は私、膨大な数のレースを編みながら、
  あまり使いこなしているとは言えません。

   先日編んだストールも、まだお披露目していない始末。
  アクセサリー類によっては引っ掛けますし、
  結構、気を使うアイテムです。

   とは言え、レースは身近にあるだけで、
  優雅な気分になりますし、その精神的効果は計り知れません。
  何だかんだ言いながら、これからも作り続ける事でしょう。