【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ピンクの薔薇は初恋の記憶

2014-08-07 17:47:27 | 薔薇の追憶













「時々夕方になると、この庭に幻影のような
不思議な匂いが漂って来ますね」
と、オーエンが言った。
「どの花から匂って来るのか
僕にはどうしても分からないんですよ。
とらえどころがなく、そこはかとなく漂い、
素晴らしくいい匂いです。
セルウィンのお祖母ばあさんの魂が
元大好きだった場所へ
ちょっと訪ねて来たのだと
想像するのが好きですよ」              
               【「アンの夢の家」 第38章】







   暦の上では立秋の今日。こちらは良く晴れています。
  しかし今日も、風はかなりあります。

   そのせいか、人の背丈をゆうに越えたセージや百合は、
  右に左に大きく揺れています。

   立秋とは言え、今日も暑くなりました。猛暑日一歩手前。
  この天気ですと、明日が雨なんて、俄かに信じられない気分です。















   
   さて、先日来からの薔薇色の薔薇。
  この暑さの中、完全に開花しました。

   まだ蕾もいくつかありますので、
  これからも楽しめそうです。

   そう言えば、この薔薇にはまだ名前がありませんでしたね。
  今日のタイトルのまま、「初恋の記憶」 とでもしましょうか・・。

   ロマンティックなピンクの薔薇にふさわしい名前・・
  ~なんて、勝手に自画自賛しています。

   思えばピンクの薔薇は、
  誰からも愛され、全ての人を幸せにする花。

   ところで、広大な 『アンの世界』 では、
  どの花から匂って来るのか分からない、花の香り。
  花も数え切れないほど咲いているのでしょう。

   狭いわが家の庭では、
  特定するのに、それ程の時間はかかりません。
  それに薔薇の香りは特別ですものね。

   それにしても今日の 『アンの世界』。
  折しも、もうすぐやって来る、
  月遅れのお盆の描写にピッタリですね。