【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

時代が交差する町

2012-09-13 15:57:07 | 旅気分・夢気分



【「平成21年を持ちまして閉店致しました。
 長らくの御愛顧有り難うございました」 の貼り紙が・・】



   今日も引き続き好天に恵まれています。
  まだまだ日中は暑いけれど、毎朝眺める東の空は、
  通り一辺の夏空から趣きのある秋空に変わりつつあります。

   この暑さも、もう少しの辛抱ですね。
  でも朝晩は随分、しのぎやすくなりました。









【伝統に培われたお店の数々】


   さて、今日も昨日の続きです。
  昨日も記しましたが、さすがに小京都津和野と
  言われるだけあって、しっとりと落ち着きのある町並みです。

   伝統に培(つちか)われた格調高いお店や、
  趣きのある喫茶店が目を引きます。

   粋を凝らした格子戸(あるいは硝子戸)や鴨居に
  当時の面影を感じ、ここだけは時の流れさえも穏やかに感じます。

   ノスタルジックな和の佇まいに、
  無造作に置かれた茶色の土物の壺が何としっくり来るのでしょう。

   建物は、ほとんどが重要無形文化財に指定されています。
  今の時代、維持管理も大変でしょうね。








   こちらは呉服店。店構えからも相当なお店だった事が分かります。
  当時は、津和野藩御用達(ごようたし)のお店だったのでしょう。きっと。

   お店は現在も営業中です。しかも純然たる呉服店。
  着物を着なくなった昨今ですが、このように頑張っているお店があるのですね。

   そうそう津和野藩と言えば、4万3千石の亀井家。
  亀井家と言えば、衆院議員の亀井亜紀子氏(島根選挙区)が浮かびます。

   調べてみましたら、やはり何らかの繋がりがあるようです。
  世が世なら彼女は、お姫様なのですね。





【趣きのある喫茶店】