【「平成21年を持ちまして閉店致しました。
長らくの御愛顧有り難うございました」 の貼り紙が・・】
今日も引き続き好天に恵まれています。
まだまだ日中は暑いけれど、毎朝眺める東の空は、
通り一辺の夏空から趣きのある秋空に変わりつつあります。
この暑さも、もう少しの辛抱ですね。
でも朝晩は随分、しのぎやすくなりました。
【伝統に培われたお店の数々】
さて、今日も昨日の続きです。
昨日も記しましたが、さすがに小京都津和野と
言われるだけあって、しっとりと落ち着きのある町並みです。
伝統に培(つちか)われた格調高いお店や、
趣きのある喫茶店が目を引きます。
粋を凝らした格子戸(あるいは硝子戸)や鴨居に
当時の面影を感じ、ここだけは時の流れさえも穏やかに感じます。
ノスタルジックな和の佇まいに、
無造作に置かれた茶色の土物の壺が何としっくり来るのでしょう。
建物は、ほとんどが重要無形文化財に指定されています。
今の時代、維持管理も大変でしょうね。
こちらは呉服店。店構えからも相当なお店だった事が分かります。
当時は、津和野藩御用達(ごようたし)のお店だったのでしょう。きっと。
お店は現在も営業中です。しかも純然たる呉服店。
着物を着なくなった昨今ですが、このように頑張っているお店があるのですね。
そうそう津和野藩と言えば、4万3千石の亀井家。
亀井家と言えば、衆院議員の亀井亜紀子氏(島根選挙区)が浮かびます。
調べてみましたら、やはり何らかの繋がりがあるようです。
世が世なら彼女は、お姫様なのですね。
【趣きのある喫茶店】