【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

光を編む妖精の糸

2010-08-29 15:35:15 | 四季のスケッチ






   朝晩、ほんの少しだけ
  涼しくなりました。

   気温は相変わらずですが、
  今日は湿度がありません。
  カラッとしています。

   春の訪れを匂いで感じるなら、
  秋を感じるのは、“色”でしょうか。

   そう言えば 「白い秋」 も、
  「彩りの秋」 もそうですね。

   日々、濃淡が
  くっきりして来る感のある、光と影。

   小さな秋を精一杯、
  五感で感じてもいます。

   暑い、暑いと言っているうちに
  8月も残す処、後3日。

   一向に衰えない暑さとは逆に、
  時間の経過だけは、より勢いを増しているようです。
  通り過ぎる月日と、この気候のギャップ。時は待っていてはくれませんものね。

   「秋吹くはいかなる色の風なれば
        身にしむばかりあはれなるらん」
  ~和泉式部

   ヒンヤリとした涼しい秋の風を胸一杯に吸い込み、深呼吸・・
  ~なんて、一体いつの事になるのでしょう。

    をもっと長く出来たらいいのに」 と、
  ジェーンは溜息をついた。
          【「丘の家のジェーン」38.】

   一方、快適な 『アンの世界』 に住む、ジェーン のこの言葉。
  ある意味、羨ましいですね。

   さて早朝、私はいつものように庭へ。
  早朝の庭は、わくわく感で一杯。
  
   露に濡れた木々や葉っぱは、キラキラ、キラ~ン☆
  朝日を受けて虹色に光っています。中でも蜘蛛の糸。

   まるで孔雀の羽根とも見紛(まが)うような美しさではありませんか・・。
  アンエミリー の言う通り、妖精の織った糸だと実感。
  自然の織り成す美に、ただただ感服です。