【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

決断の雨

2006-10-23 16:57:02 | 香る庭の花綴り
   今日は曇り空だったせいか、
  夜明けの空は、昨日と違って薄暗いものとなりました。

   季節的には、これからだんだんと遅い夜明けになるのは
  当然ですが、何だか一抹の淋しさを覚えます。

   雨降りと思いきや、午前中は薄日も射して来て、
  こうなればなったで、気持ちも穏やかではなくなります。

   なぜなら先日、新聞配達のお兄様から頂いた、
  映画の券が、今月27日迄の有効期限。

   天気予報で今日が雨ということと、
  連日の外出で今日はゆっくりしたいということもあって、
  諸々の事情を汲んで、最終日の27日に行くとやっと決めたのです。

   でも、いつものことながら、空が晴れると、
  家にじっとしていられなくて、
  心は振り子のように、行ったり来たり・・・。

   そんな自分に苛立ちながら、同時に予報通りに? 
  降ってくれない雨に、八つ当たりしているのですから、
  何をか言わんです。

   あれ程、やきもきした雨は、先程からやっと降り始めて、
  いつもの騒動は? ひとまず終了。

   これって・・一体、何なのでしょうね。
  最近、こんなことばかりです。






  


   




   そうそう、やっとのことで、
  待ち望んでいた白薔薇が綻び、いつものように花瓶に・・・。
  奇しくも紅白の薔薇となりました。

   でも、この薔薇に鋏(はさみ)を入れる時、
  なぜか躊躇(ちゅうちょ)している、私がいます。

   その行為は花のためには、決して悪い筈ではないのに、
  いつまでたっても慣れることが出来ません。

   やはり薔薇に対する気持ちには、
  特別な思いがあるようです。

   そんな私の気持ちを知ってか知らずか・・
  悔しい程、凛とした姿で、
  他を圧倒する気品を漂わせてもいるのです。

   これは何も私だけではなく、
  あの アン もそうですし、
  実に様々な人々の顔が浮かびます。

   例えば、ミス・コーネリア
  (アンが新婚時代を過ごした “アンの夢の家” の隣人) 

   青と白の縞柄のエプロンに、
  大きなピンクの薔薇を散らした、
  チョコレート色の更紗の肩掛けという姿で
  アンの家にやって来た程ですから。

   彼女は縫い物も、薔薇の刺繍も大好きなのです。
  その上、彼女の手先の器用な事と言いましたら!! 
  さすがのアンも脱帽です。

   そう言えば、薔薇と正反対の感がする
  野の花に最近、心惹かれてもいます。

   普段は、誰からも省みられることのない雑草だけれど、
  ほんの少し花瓶に挿すだけで、心和みます。
  これには、土物の素朴な壺が一番似合う気がします。



   今朝、掃除していて
  気付いたのですが、
  ビーズが2粒、3粒、
  落ちているではありませんか。

   慌てて昨日買った
  それを確かめましたら・・・。
  一気にパラ、パラと・・・。

   以前、気の遠くなる思いで
  1粒、1粒縫い付けた写真の物は、
  未だにしっかり貼り付いていると
  言いますのに。ガックリです。