6月27日、ずっとチャンスを狙っていた土星、やっと挑戦出来ました!
土星、この日6月27日で19時33分に真南来ちゃいます。
真南に来た時仰角44°位の位置にいます。
土星観測、今年はもう既に後半ですね。
これから、どんどん上がる時間が早くなってきちゃいます。
自分は、この日は20時くらいから動き出しました。
今年2月に星見もフィールドスコープからBORGに移行。
しかし、天体望遠鏡の使い方が分らず苦戦。
さらに、惑星撮影となると・・・
結局、木星撮影は直焦点でしか捉えること出来ずに終わってしまいました。
どうも倍率欲張って、星を暗くしてしまったよう。
それか、雲台操作の問題?!
素人の自分には、何が悪かったのかさえ分りませんorz
フィールドスコープでの星撮影は、明るかったのでどうも感覚が掴めませんでした。
そんな中、ゴージンさんが土星を捉えた記事を見つけました。
親切にも撮影データを載せていてくれ、凄く参考に!
ゴージンさんは、BORG 77EDIIで接眼レンズ18mmの28倍で土星を撮影されておられました。
自分は、BORG 50FLなのでゴージンさんの77EDIIより暗いのが気になったのですが、
ゴージンさんと倍率同じ位の28倍で土星撮影を挑戦してみることにしたのでした。
して、BORGの接眼レンズUW20【9920】を購入してみたのでした。
BORG 50FLの場合、UW20とテレコンバーターDGを使うとちょうど28倍になります。
そしたら、土星小さかったですorz
ゴージンさんは、土星それなりの大きさに捉えられていらっしゃった。
自分も、それを期待したのですが・・・
惑星撮影は、動画で撮ってそれをレジスタックス(RegiStax)というフリーソフトを使って一枚の写真にコンポジットするのが一般的なようです。
ゴージンさんのカメラEOS60D場合、その動画を撮るのにクロップモードという拡大撮影モードがあって大きく撮れるようなのです。
自分のOM-D E-M5には、そのクロップモードがありません。
なので、土星が小さかった。
仕方ないので、レジスタックスのResize Image機能を使い大きくして仕上げた画像がこれ!
う~ん、レジスタックス様々です!
BORG初土星にしては、まあまあかと。
まあ、全てはレジスタックスのお陰ですね。
でも、レジスタックスしてもフィールドスコープではこんなものでした。
2011年7月10日の土星。
う~ん、やはり餅は餅屋ですね。
レンズの解像能力といい、収差といい、段違いなものがあります。
レンズは、ジオマII ED67-AよりBORG 50FLの方が小さいのですがねぇ~!
流石、BORGは天体望遠鏡だけあります。
でも、自分としては、まだまだ対策の余地がありそうです。
対策施してどうにかゴージンさんのようにカッシーニの間隙を捉えてみたいものです!
そうそう今回の撮影は、新しい雲台ケンコーのNEW KDSマウントIIの星撮りデビューでしたが、その使用感は最高でした!
やっぱり、ジンバル雲台は操作性最高!
更に、星撮りに於いては、微動機能が超良い感じです。
操作性最高な上に、かゆいところまで手が届きます。
星の導入が、超早くなりました!
いままでの苦労は、何?!
やっぱり、雲台としてはこれ以上の雲台はないのではないでしょうか?!
ただ、ごつい所だけ欠点ですね。
そのごつさも、改造によりかなり改善。
許容範囲かと。
少し気になったところに、垂直方向の微動ノブに少しひっかかりがありました。
でも安い雲台なので、この位の精度の粗さはしょうがなしとしておきました。
鳥撮りにも星撮りにもお勧めです!
この雲台!
ただ、今度は雲台が安定したら三脚の華奢さが目に余るように・・・orz
鳥撮りの時も感じたのですが、星撮りでは微風でも揺れまくり!
頑丈な三脚が欲しくなってしまいました。
自分の三脚、耐荷重5kgと思っていたのですが、実は耐荷重4kg。
普通撮りには十分なのですが、超望遠にはきっついです。
耐荷重7kg以上の三脚が欲しいですね。
普通撮りには、もっと軽い三脚が欲しいですし・・・
ま、またもや、沼?!Σ( ̄□ ̄;)!
カメラ趣味ってヤツは、底なし沼に引きずり込まれてしまう定めなのでしょうか・・・orz
土星の撮影は、BORG 50FL+1.4×テレコンバーターDG【7214】+UW20【9920】+OM-D E-M5でした。
過去のフィールドスコープでの土星写真は、ジオマII ED67-A+GLH30+IXY 50Sでの撮影でした。
ジオマII ED67-A、懐かしいなぁ~!
元気でいるかな?!