レピエ日和

レピエのたわいもない毎日です

16年振りの、気仙沼

2011-12-03 10:00:43 | 日記
色々と、頭を整理するのに、時間がかかっていました
先月、叔父が他界して、16年振りに、気仙沼に行ってきました
被災地、な訳です
(浦安も被災地だけど)

みんなが、お陰様で、無事だったから
(叔母の弟さんが亡くなったけど)
その安心感なのか、自分の中で、受け止められない事が多かったからか
気仙沼の実状から、目を背けていた気がします

子供の時の記憶しかなかったから
父の実家は、海から離れていた気がしていたけれど
近かった(笑)

TVで見ていると、屋台村だの、漁港だの
復興の兆しが見えて来ました!!って触れ込みだから
少しずつ、良くなってきているのかと思っていたけれど
そんな訳ナイよね(笑)
未だに、三重県警が、信号の代わりに、交通整理してくれてた
ありがとう、お巡りさん!!

もう、大分寒いのに…
春まで、何も変わらないんだろうなぁ

あの、大きな船、どうするんだろう…
街…ねぇ。。。

仮設は寒いって言ってたし
船を買って来てたって、アレではね、、、
(親族の中には、仮設暮らしの人も、漁師の人もいるの)

火葬場も、未だ火葬すら出来ずに、土葬されたままの方だ沢山いらして
せめて、家に帰してあげたいね、、、
また一人、海から上がった方もいた
一人でも多くの方が、家族の人の所に帰れる事を祈っています

それが、八ヶ月経った気仙沼の現実でした

崩れがかった建物で、営業しているお店
倉庫で営業しているお店
同じ商売人として、尊敬します
生きていかなきゃ、ならないから

陸前高田の、残された一本松が、目に焼き付いた


某国会議員の方が、TPP問題の時に
『農業1,5%の為に、残りの98,5%を犠牲に出来ない!』
とか仰っていました
こんな人なら、『日本の発展の為に、東北を犠牲にしても構わない!』
くらい、言い兼ねないよね(笑)
そんな風に思われたって仕方ないよ、アレじゃあ
思ったものの、私は

私が、やれる事を、先ずやるしかない
人は人に支えられるから

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