<メディアによる小泉大応援合戦>
これから、911の選挙にむけてメディアの小泉純一郎大応援合戦がはじまりそうだ。いや、すでにはじまっているか。今後、ますますメディアの応援はエスカレートしていくだろう。しかし、小泉自民党は負ける、と僕は予想している。
小泉氏は、単なるパフォーマーにすぎない。中身は何もない。「小泉死して語録を残す」程度のものしか、日本政界史に残さないだろう。小泉語録は、冷静に見れば、国民をバカにしたものでしかない。国会で、自身の年金問題を追及されたとき、「人生いろいろ。会社もいろいろ。社員もいろいろ」と答弁した。たいした国家元首である。こんな言葉に喝采をおくり、批判もしないメディアも国民をバカしている。確かに、小泉氏は一流のパフォーマーだ。国民の眉目を引くツボを心得ている。ある意味では、中身がないから、パフォーマンスで誤魔化すしかないのだ。
「小さな政府」「官から民へ」「改革には痛みをともなう」と聞こえのいいことばかりを言っているが、それは単なるスローガンにすぎない。小泉氏は将来に対する現実的な展望は一切示していない。漠然と、良くなるというイメージを与えているにすぎない。国民は、何を目標に我慢すればいいのかわからない。我慢は現実的な目標があってはじめてできるものだ。
世界中の開発途上国のひとびとは、「改革には痛みをともなう」という言葉を聞かされ続けてきた。しかし、彼らの生活がよくなった例を知らない。「小さな政府」=緊縮財政、「官から民へ」=民営化についても同じだ。それを実行した国の国民生活が向上した例を知らない。”民営化に成功例なし”と言いきる人もいる。
小泉政権になってから、日本はどうなったかを見れば、小泉改革の実態が露呈する。小泉政権のこの4年ちょっと、日本国民の生活はまったく向上していない。増税、福祉予算カット、失業率の増加、地方の切捨て・・・。明らかに生活は苦しくなっている。そして将来に対する期待感もない。その反面、小泉政権は2003年には約30兆円もの巨費を為替市場に投入している。アメリカの赤字を支えるためだ。
何のビジョンもなく、国民にただ我慢だけを押し付けるパフォーマー小泉氏を、それでも支持しようという人が体勢を占めるとは、到底考えられない。特に、小泉政権によって、とことん痛めつけられてきた金融機関、中小企業、そして地方自治体が小泉自民党を支持することはないだろう。メディアがその総力をもって、小泉氏を応援し、除名自民党議員と民主党を袋叩きにしたところで、国民の生活が良くなるわけではない。
この総選挙で、マスメディアとアメリカ政府の強力なバックアップを得られるとしても、やはり小泉氏には勝ち目はない。小泉氏とマスメディアにできることは、中身のないパフォーマンスを繰り返すことだけだ。いつまでも通用する手口ではない。あくまで投票するのは日本国民だ。メディアでもなければ、アメリカ政府でもない。そこのところを、小泉氏は理解していない。
これから、911の選挙にむけてメディアの小泉純一郎大応援合戦がはじまりそうだ。いや、すでにはじまっているか。今後、ますますメディアの応援はエスカレートしていくだろう。しかし、小泉自民党は負ける、と僕は予想している。
小泉氏は、単なるパフォーマーにすぎない。中身は何もない。「小泉死して語録を残す」程度のものしか、日本政界史に残さないだろう。小泉語録は、冷静に見れば、国民をバカにしたものでしかない。国会で、自身の年金問題を追及されたとき、「人生いろいろ。会社もいろいろ。社員もいろいろ」と答弁した。たいした国家元首である。こんな言葉に喝采をおくり、批判もしないメディアも国民をバカしている。確かに、小泉氏は一流のパフォーマーだ。国民の眉目を引くツボを心得ている。ある意味では、中身がないから、パフォーマンスで誤魔化すしかないのだ。
「小さな政府」「官から民へ」「改革には痛みをともなう」と聞こえのいいことばかりを言っているが、それは単なるスローガンにすぎない。小泉氏は将来に対する現実的な展望は一切示していない。漠然と、良くなるというイメージを与えているにすぎない。国民は、何を目標に我慢すればいいのかわからない。我慢は現実的な目標があってはじめてできるものだ。
世界中の開発途上国のひとびとは、「改革には痛みをともなう」という言葉を聞かされ続けてきた。しかし、彼らの生活がよくなった例を知らない。「小さな政府」=緊縮財政、「官から民へ」=民営化についても同じだ。それを実行した国の国民生活が向上した例を知らない。”民営化に成功例なし”と言いきる人もいる。
小泉政権になってから、日本はどうなったかを見れば、小泉改革の実態が露呈する。小泉政権のこの4年ちょっと、日本国民の生活はまったく向上していない。増税、福祉予算カット、失業率の増加、地方の切捨て・・・。明らかに生活は苦しくなっている。そして将来に対する期待感もない。その反面、小泉政権は2003年には約30兆円もの巨費を為替市場に投入している。アメリカの赤字を支えるためだ。
何のビジョンもなく、国民にただ我慢だけを押し付けるパフォーマー小泉氏を、それでも支持しようという人が体勢を占めるとは、到底考えられない。特に、小泉政権によって、とことん痛めつけられてきた金融機関、中小企業、そして地方自治体が小泉自民党を支持することはないだろう。メディアがその総力をもって、小泉氏を応援し、除名自民党議員と民主党を袋叩きにしたところで、国民の生活が良くなるわけではない。
この総選挙で、マスメディアとアメリカ政府の強力なバックアップを得られるとしても、やはり小泉氏には勝ち目はない。小泉氏とマスメディアにできることは、中身のないパフォーマンスを繰り返すことだけだ。いつまでも通用する手口ではない。あくまで投票するのは日本国民だ。メディアでもなければ、アメリカ政府でもない。そこのところを、小泉氏は理解していない。
投票まで短期決戦なので、このまま行きそうな感じもします。
国民全体としては、何だか良く分らないけれど、古い体制を壊そうとしている=支持となるのではないでしょうか。
中司さんが言うような、郵政民営化の本当のところをみんなよく知らないということは言えると思います。
国民は正しい判断を下すと信じています。
小泉氏が敗北するという論理的な根拠を持っているわけではありませんが、国民はすでに「体感的」に感じ取っていると思っています。
日銀総裁に「景気は踊り場を脱した」と、わざわざ発表させましたが、はたして国民がそう感じているかは、たいへんあやしいです。
数字はあくまで目安です。あまり当てになるものではないです。また、その気になれば操作することもできます。
マスメディアは、総力をあげて国民を誘導しようとしてますが、そうはうまくはいかないと思います。大本営発表の時代でさえ、軍需工場の女工は、日本の敗戦を感じ取っていたといいます。自分が作っている兵器を見て、こんなもので勝てるわけがないと。
小泉政権もメディアも、国民を侮りすぎているように思います。
選挙ですね、でも投票する人は半分もいるのか…。
マスメディアが国民を誘導できると思うのも、小泉政権がこんなに続いたのも、大多数の無関心のせいじゃないかと思います。
先日、たまたま読んだ障害児を持つ母親の手記の中で、「来年度から様々な医療サービスの一部が自己負担になります…(中略)私が死んだ後、この子はどうやって生きてゆくのか不安です。あの時、いっそ殺して(中絶)あげたほうが幸せだったのかと思わずにいられなくなってきています。」とありました。
小泉政権の言う、「痛み」とはこうゆうことかと憤りを感じます。
今の日本は、母親が五体満足じゃない子供を生かしておけない国なんですね…。
どうか一人でも多くの人がどんな意見でもいいから考えを持ち、投票して欲しいと切に願います。
コメントをありがとうこざいます。
今回の総選挙で、小泉自民は負けます。負けなくてもギリギリだと思います。少なくともいままでのような独裁はもうできないと見ています。
高度経済成長の時代、人々は豊かさを追求してきました。政府もまがりなりにもそれを保証してきました。いわゆる一億総中産階級です。40年余りの自民党の政治は腐敗の歴史です。国民もそれを十分承知していました。それでも、経済成長は国民生活を豊かにしつづけました。こういう時代は、不満は豊かさによって、相殺されます。マスメディアも適度に腐敗を追及してガス抜きをしてきました。
いま、日本のマスメディアがこぞって小泉政権の大応援団と化しているのは、もはやガス抜きなどできない状態だからだと思います。ガスを少し抜いた途端、大爆発を起こす。だから、小泉批判などもってのほかなのです。国民生活は、小泉首相の「構造改革」という詭弁によって、締め上げられています。多くの国民が、この四年でそれを感じ取っています。だからわずかな、小泉批判も許されないのです。
大本営発表も、大戦末期には有名無実でした。本気で信じている人は多くはなかったはずです。敗戦をむかえた日本国民が、案外あっさりとアメリカ軍の占領に順応したのは、とっくの昔に敗戦を感じ取っていたからだと思います。敗戦したショックなどなく、戦争が終わったことに安堵し、占領軍を受け入れたのです。もし国民が本気で「鬼畜米英」と心から信じていれば、イラクのようになっていたはずです。完璧な報道管制と鬼畜米英教育も、大多数には効果はなかったということです。
マスメディアが必死になって小泉首相を応援しているのは、大戦末期と同じ現象だと思います。劣勢になればなるほど、勝った勝ったと大合唱するものです。いわば、断末魔のあがきです。もし、本当に支持率が高かければ、メディアが放っておいても勝つはずです。それができないのは、国民はすでに小泉政権にNOを突きつけているからです。
基本的に国民は政治に無関心です。自分の生活にしか興味がありません。でも、それでいいと思っています。国民ひとり一人の豊かさを追求する権利を保障する、それが国家の役割です。小泉政権の四年はまったく逆のことをしてきました。国民は、理屈ではなく、体で政治を感じ取っているものです。そういう意味で、僕は今回の総選挙を楽観視しています。メディアは、いろんな数字を挙げるかも知れませんが、数字にマジックはつき物です。あまり気にしなくてもいいです。
メディアの挙げる数字よりも、わが子の将来に対して絶望的な危機感を持つ一人の母親の思いこそが、小泉政権の本質を表していると思います。
コメントをありがとうございました。