風のぱれっと  (ぱれっとパート2)

きれいな色をのせてみよう
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嵐去る?

2009-07-27 22:11:14 | 季節・風景


夕方18時39分、東の空に虹が!
強い雨がひと時上がった時のできごとです。

今年もまた集中豪雨の被害が起ってしまいました。
被災された方々にはお見舞い申し上げます。

ところで去年の12月の記事に載せたカラスの巣
同じつがいかどうかは見極められませんが
カラスの夫婦がやってきて子育てをしていました。

今は青葉が茂っていて、どこに巣があるのか見えませんが
なにしろ人間がうようよいる団地の真ん中なので
木の下を歩くたびに親鳥のうるさいこと!

つれあいなどはすっかり覚えられてしまって(?)
4階の玄関の扉を開けて巣のほうを窺うだけで
親鳥がすぐ近くまでやってきて、マンツーマンの厳戒態勢をとる始末。
くちばしで木の枝を折り、上から落としたりもします。

つれあいによれば、2羽のひなを見たそうで
いつ巣立つのかと、毎日毎日気にしておりました。
(そんなだから覚えられてしまうのよ!)

そしてついに今日、ひなが巣立ったのでしょうか
親鳥の声がしなくなり
つれあいによれば、「巣は空っぽ」
巣立ったとたんにこの嵐ではねぇ…
お腹をすかしてじっとしているのでしょうか?

じっとしていないのはつれあいで
ここのところ毎日気にしていたひながいなくなってしまって
落ち着きません。
ほんとにいないのかな?
見落としたんじゃないか?
巣を窺っては「やっぱりいないな…」と淋しそう。

また来年ね!

梅雨明け

2009-07-16 20:54:44 | 季節・風景


暑中お見舞い申し上げます。

梅雨が明けたとたんに猛暑です。
光化学スモッグもでました。
みなさん、お元気ですか?

梅雨ばてのところへもってきて
写真を処理するのに手間取っていました。
フリーソフトのGIAMというのをダウンロードして使いました。

所は神代植物園の分園の水生植物園とその周辺。
東屋
山百合
みそはぎ
ハスとトンボ
ハンゲショウ
ヘメロカリス
紫陽花にカタツムリ
蕎麦の実と紅葉
大きな榎木

梅雨明け直前の風景です。


赤めだか 立川談春著 扶桑社刊

2009-07-04 21:39:59 | 読書


立川流落語家 立川談春が
自身の入門のいきさつから真打になるまでの修行時代を振り返ったもの。
平成20年度の第24回講談社エッセイ賞を受賞しました。

談春本人が主人公なのはあたりまえですが
この本にはもうひとり主人公がいます。
師匠の立川談志。

中学卒業間近に上野鈴本で初めてその毒舌に驚き
高校で初めて聞いた談志の落語「芝浜」にショックを受ける。
で、卒業を待たずに入門するのですが
入門してからは「談志」にイエモトというルビがつきます。

落語協会を飛び出した談志が
その後どのように弟子を育てていたのか
まったく知りませんでしたが
この本は「談志語録」で埋めつくされているといってもいいでしょう。

「談志」に惚れて入門した談春
イエモトの一言一句、一挙手一投足が
身体に染み付いているに違いありません。

預かった坊やを一人前にしようとイエモトも必死なのでしょう。
時には爆笑、時には涙
甘えの入る余地の無い、師匠と弟子の真剣勝負…

談志の語る芸道修行の極意は人生修行に通じます。
談春のイエモトへの熱い思いにあふれた一冊

一読をおすすめします。