[個人史]: 男と女、恋愛、性、ミッション(使命)
※ 男女の相性 結婚 子ども
私が 20歳の時、
「戦地から戻り復員列車に乗ると、 混んだ車内で騒ぐ子どもを親は看て見ぬふりをしていた。 ”これでは将来 日本はダメになる” と、思っていたが、見事にこうなった」
老齢にさしかかった人物はそう言って 若い息子が社会人になる時を案じた。
確かに日々、 私もシツケのなっていない子どもが多い と感じていたから、 なるべく子どもには関わらないように 気をつけていたものだ。
<”声”>
空一面に晴れ渡った日だった。
三方から潤沢に ひかり が入る大きな部屋で、 掃除を終えた私は一人 時折胸をよぎる悩み について思いを巡らしていた。
私が ヒトのこころ の弱さに気付いたのは 中学の時だが、
『ヒトは たとえ良いことを知っても 簡単に捨て去ってしまう(元に戻ってしまう)。 そのような人々でも良しとするしかないのか..』 と、諦めて弱気になった 瞬間、
「おとうさん!そんなこと判っちゃダメ!!」
と、突然、大きな声が私のこころに響いたのである。
<大転換>
その響きは 例えようもなく澄み渡り、 混じりけの無い清らかさは 後にも先にも そのとき限り 聞いたことがない。
驚いて私は、 『何?! ..今の..?!』
『”おとうさん” と云ってたな..。 ということは..、将来産まれてくる 私の娘(の声) か??』 と、 思ったから私の意識は一変した。
(続)
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確かに日々、 私もシツケのなっていない子どもが多い と感じていたから、 なるべく子どもには関わらないように 気をつけていたものだ。
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私が ヒトのこころ の弱さに気付いたのは 中学の時だが、
『ヒトは たとえ良いことを知っても 簡単に捨て去ってしまう(元に戻ってしまう)。 そのような人々でも良しとするしかないのか..』 と、諦めて弱気になった 瞬間、
「おとうさん!そんなこと判っちゃダメ!!」
と、突然、大きな声が私のこころに響いたのである。
<大転換>
その響きは 例えようもなく澄み渡り、 混じりけの無い清らかさは 後にも先にも そのとき限り 聞いたことがない。
驚いて私は、 『何?! ..今の..?!』
『”おとうさん” と云ってたな..。 ということは..、将来産まれてくる 私の娘(の声) か??』 と、 思ったから私の意識は一変した。
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