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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

聖書から見る現代(13) - 貧乏人の宗教「1」

2009年05月20日 16時16分34秒 | Weblog
[個人史]: 日記 思想・信条・(宗教 聖書) 終末観
※ 【非学術的】 天地創造 罪と罰 契約の民
これは 聖書解説 ではない。

近年まで 米国の財閥など キリストを信仰する世界中の富裕層は決して少なくなかった。

聖書には、
ユダ(ユダヤ人)が綴った部分(旧約聖書)のイスラエルは 襲いかかる敵の大軍も ものともせずに打ち捨てて、絢爛(けんらん)豪華な繁栄を築いた事が繰り返し現われる。

ところが、
異邦人が残した部分(新約聖書)では、けんらん豪華な繁栄 どころか、
救世主であるキリスト・イエス本人が 貧乏くさい馬屋の飼い葉桶の中に誕生し、貧しい大工の息子として成長したうえ、
30歳で教えを宣べるようになってからも 自分と同じ 学問のない弟子ばかりを集め、 貧乏人たちに向かって 「貧しい者は幸いである」 と宣言する始末。

古代の栄光と学識と富にすがるユダ(ユダヤ人)が 別なメシヤ降誕を待ち望んだのは この世の栄華に固執したからに相違ない。

<記述手法>
前記事(5/10)で、 「人間には決して解けない」 と記した聖書の理解が難解なのは、 (私の記録と同様に) 重要な事柄は 各所にちりばめてあるからだ。

ぜんぜん違うのは、
私の記事はわざと読み違えを誘う表現を許したり、 (米国の野生リスと同様に)各所に埋めるクセはあるが、後で探し出すことができず行方不明になる のに対して、

預言者たちの記した聖書は 明確な意志を持って ことばを選び、ちりばめてある。 波長が違えば まるで異なる意味に変るのだ。

それでも不思議と、
読む者一人一人に合ったことばで語りかけてくるのが聖書である。

(続)

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