東京第5検察審査会は、福島第1原発事故に関し、東京電力の旧経営陣6名に対する業務上過失致死傷容疑の告訴事件について、3名を起訴相当、1名を不起訴不当、2名を不起訴相当とする議決をしました。議決文を紹介します。
https://docs.google.com/file/d/0B6V4ZwGwBEaxUFlzWXBRc1IwVVk/edit?pli=1
不起訴相当とされた2人の捜査は、これで終了です。しかし、起訴相当とされた3人と、不起訴不当とされた1人については、これから、検察庁が再捜査することになります。
検察庁が再び、不起訴とした場合、不起訴不当とされた1人については、それで終わりです。しかし、起訴相当とされた3人については、再審査となり、検察審査会が起訴相当と再度判断すれば、検察官役の指定弁護士が、強制起訴することになります。
今後の、検察庁の再捜査等の動向を、注意深くみていきたいと思います。