![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/49/4d8bc708eb91d8590577d8091871f3eb.jpg)
city of god 衝撃的で鳥肌立つ映画でした。
TV東京の深夜放映されたのを見ました。
まず先に言っておきますが、私はバイオレンス映画が大の苦手です。
でも、この映画は最高でした!。ぶっとんでました。
凄くcoolで、新鮮、研ぎ澄まされたナイフの様な作品。
映像にしても、話の進み具合も、すごく良かった。
ギャング映画やチンピラ映画って、その中の人(多くはボス)を中心に
描いたのが多いけれど、これはそれの外部の人(写真好きな少年)
の目を中心に描かれてるのが、また視点が違っていて面白かったです。
そして、最後に画面に現れた文字に、ガーーーーーーン!
これは事実に基づいた話し??えーっ・・・・
単なるスラムの悪軍団の抗争映画ってことで終わっておらず
これが現実にブラジルの一部で実在することであること、
社会問題や、警察の汚職等、凄く重くて深い問題を含んでる事、
結局こうやって映画を見ている人達からすれば「無意味な殺し合い」
ため息が出てしまうけど、一応ちゃんとボス的な人達から見たら
原因があるわけで、でも、上のボス的な人達の闘争が、結局
無関係な人達を巻き込んで多くの悲劇を産むこと、
終わることない復讐、最後は誰もいなくなるまで戦うのかー
愚かだ・・って(戦争も殆どそんな気が・・)思う人が殆どだと
思うんですね・・・。
☆以下ネタバレです☆文字反転して読んで下さい
でも、皮肉なもんで、リトル・ゼが街を牛耳る事になって、
治安はすごく良くなっていたんですよね。
あくどい奴でもしっかりある一定のボスが仕切ると市民は
平和だったりするんだよね・・・
主人公の子が悪事を起こそうと何度かするのに、出会う人が
良い人だったから・・・とか、セクシーな女の子がいたから・・・と
踏みとどまる辺りも良かった。紙一重的な危うい処が良く出てたし、
こんな悲惨な環境でいつつも、あの子がごく普通の少年が持つ
恋話しもありました。
ベネが去る時に「お前は大好きな親友だけど、でももううんざりだ」
(少々違うかも)の辺りがなんだかジーンと来てしまいました。
ラストも良かったです。しょせん、こういう・・・・
最後字幕で、本当にあのマネ(2枚目というあだ名の)の実物がしゃべってる
映像が流れて@@でした。マネがあの少年に撃たれてしまう事になる経緯とか
切なかったな~
この映画、幾つかのシーンで、映像がストップモーションになって、解りやすく
説明?をしてくれる手法があって、そこも凄く良かった。
私がなるほどブラジルだなーって思ったのは、ベネの送別会で
人望厚かったベネの為に集まった人達が、ソウルなやつら、
サンバなやつら、教会なやつら・・・etc..って色々なジャンルが
あるんですよね。
ハラハラする状態の後ろで流れるスピード感のあるサンバ音楽や
70年代ソウルが、凄くこの映画を盛り上げてました。
(Carl Douglas/カンフー・ファィティンもかかってました^^)
試聴・動画は、以前アップしたカンフーハッスル挿入歌他 70年代ソウル・ダンスmusic
から行けます。
この前見た、ブラジル映画「ビハインド・ザ・サン」
(この文書くより前に、既に下書きに、ビハインド・ザ・サンの感想と
ロドリゴ・サントロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
も凄く良かったし、ブラジル映画のパワーと凄さを感じ、
近年見たどんな映画よりも、この2つ、鮮烈な印象が焼き付きました。
![](http://images-jp.amazon.com/images/P/B0000BZ4J1.09.LZZZZZZZ.jpg)
写真 amazonより
出演: アレッシャンドレ・ロドリゲス, その他 一般人の方々
監督: フェルナンド・メイレレス
latifaさんは実話だと知らずにご覧になられたんですね!それじゃあ一層衝撃が大きかったでしょうね。
最近映画やドラマは先入観ないほうが楽しめるかなーと思ってるんですが、どうしてもあらすじとか見ちゃって・・・。知ってたら知ってたで色々楽しめる部分もあると思うんですけど。
ブラジル映画って独特ですよね。
私はスペイン・ポルトガル語の響きがすごーく好きなんで、この言葉系の映画見てるだけでかなり異国情緒を味わえます。
関係ないかも知れないけど、「ブラジル、ロシア、インド、中国」がこれからどんどん成長するというか、世界的に注目されてるらしいです。インドと中国はわかるけどそこにブラジルも入ってるのかーとちょっと意外。
今まで中南米というと「後進国」というイメージがあったんですがそれらもかわってくるかも知れませんね。
一度丘の上のキリスト像を見てみたいです。
そうそう、先入観無い方が楽しめたりしますよね。
私は、あらすじとか、なるべく見ない様に耐えるのがとっても苦しくて大変です。最近は情報が氾濫というか・・・簡単に見ようと思わなくても耳に入って来ちゃうから、よける方が難しかったりしますよね。
ポルトガル語、全然解らないんですよ。スペイン語と似てるって噂ですが、昔Jリーグが盛んだった頃(13年くらい前?)一杯ポルトガル語聞く機会がTVでもあったでしょう?それで聞いていても全然解らなかったし、毎週旦那が聞いてる番組の後に、小野リサがDJの番組が入るので、聞こうと思ってるわけじゃないんだけど、そのまま惰性でラジオついててブラジル音楽とかボサノバとか聞いちゃってるのに、全く覚えられないんですわ~
ブラジル、ロシア、インド、中国
ほー!そうなんですかー。私はこの中では、インドが凄くなりそうな予感です。中国も人口が多いし教育熱心で凄いけど、国内での格差がどんどん激しさ増して(今も既にでしょうけど・・)大変な問題になって行きそうな予感も・・・
ブラジルはデザイン関係とかアート関係で注目されてるとかって、前にPENって雑誌で読んで、へ~っ、そうなんだ・・・って思った記憶があります。
私もこの映画観た時、衝撃を感じましたわ。
暴力の連鎖・・・みたいな図式がなりたっている
社会なんですもの。
バイオレンス映画って目を覆いたくなる映画が多いんですけれど、この映画って、音楽の明るさからかな・・わりと、勢いに乗せられて一気に観てしまえる力強さがありましたよね。構成が面白かったのも
あるのかな。
あの鳥のシーン・・・自分が追いかけられている
気持で・・・観ていました。
そうそう・・UPされたビハインド・ザ・サン・・
私も近いうちに観る予定です。
大絶賛なようなので・・・観るのが楽しみ~~
その時はまたお邪魔しますね・・・ではでは。
みみこで~~~す♪
みみこさん、この映画随分前にご覧になられていたのですねー!!
さっすが幅広く色々な映画を見ていますねー!!
さっき、みみこさんのレビューも拝見してきましたが、殆ど感じる処とか印象に凄く残った処が同じで、嬉しかったな~~~。
私、バイオレンスものとか、流血とか、とっても苦手なんだけど、この映画は、内臓~とか、目を覆いたくなるショットとかがなくて、それでOKだったのかもしれないな。みみこさんの言うとおり、音楽だけ聞いてると、「サンバ灼熱の恋」←適当につけた って感じなんですよね(^m^)
あのニワトリさんは、すごいね、名演技?どうやって撮ったのかな。
友人から「シティ オブ ゴット」はすごいから見て!って何度も云われてて、つい先日レンタルで観たばかりなのよ~。
ブログに書こうと思ったんだけど、本でも映画でも感想を書くのって苦手なのだ。
(特に皆が見ると思うと)
最後にね、二枚目のマネ本人が出てきて、目がテンになりました。
あんな日常って、あんな世界ってあるんですよね・・・。銃を誇らしげに持つ子供のギャング達。
子供達の演技もすごいと思いながら観ました。
あと関係ないけれど。皆足がキレイ!
映画にするからと言って過剰な脚色はしてないんじゃないかなって勝手に想像している私なんですけど。
まとまんないコメントになっちゃったわー!ごめん!
こちらは台風がせまって来てるんですよ。今日or明日が運動会だったんだけどね・・・
初の平日運動会開催になってしまいそうよ。
お~~~!ケイさん、この映画見たんですね
そんな~そんな事言わないで、感想書いて下さいよー!
ケイさんのブログで時々映画の感想(ロードショーのが多いですよネ♪)とか書いていらっしゃるんだけれど、私が見てない映画だから・・・読んでも解らないのが残念なのですよ。是非気がむいたら書いて下さいまし~~。
そうそう、最後にマネ本人が出て来て、びっくり!でしたよね。本物のマネの方が映画の役の人より、男前だった気が確かにしたわ・・・
足が綺麗っていうのは、気がつかなった!ケイさん、ちゃんと細かい所まで見てるのね♪
この映画見たって方が現実世界で周りにいないから、嬉しかったです~
観ました良かったです。
残酷な死体が出てこない分、余計リアリティを感じさせましたね。
ラスト、リトル・ゼを殺したガキ軍団たちの会話も切ないですね。
ご覧になられたのですねー。
TBありがとうございました♪
をかもとさんのレビューも楽しく拝見いたしました~。
また今後も色々映画などetc・・・、お話させて下さいね☆
ビデオに撮っておいて先日見ました。
まさしく鮮烈な印象ですね。
映画が発するエナジーに圧倒されます。
そして研ぎ澄まされたナイフ!
冒頭とラストで鶏をさばくものとして、
生死が隣あわせにあるということの象徴のようにも感じました。
そういえば監督の新作がそろそろですね。
そちらも楽しみになりました。