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「誰がために」浅野忠信・小池徹平 矢野顕子の音楽サントラ試聴

2006-09-27 | 映画感想 他

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「誰がために」出演: 浅野忠信, エリカ, 池脇千鶴, 小池徹平, 眞島秀和 監督: 日向寺太郎  音楽担当 矢野顕子
 
妻を殺された被害者の夫(浅野君)と、殺人者(少年犯罪により、すぐに出所し普通に暮らしている 小池徹平)という配役に、ジャン=ピエール・ダルデンヌ 、リュック・ダルデンヌ兄弟の「息子のまなざし」っぽい内容を少々期待してしまったのですが、殺人事件が起きる前の部分の方が、ずっと長く時間を取っていたため、私が期待して見たかった部分や描写が、少々物足りなく感じました。
どんなにあの夫婦が愛し合って仲良しだったか?って解る映像はたっぷりありましたが、私が見たかったのはそこではなくて、事件が起きた後の方を、そして、犯人の少年の気持ちとか暮らしぶりを、もっと深く突っ込んで見せて欲しかったな~なんて思いました。
ですので、この映画の感想は、普通に見たという感じでした。思い切り感動とか、何か心動くものとか特になくて、なんとなく見てしまいました。

ただし、ひとつだけ、映画を見ながら、後ろで流れているピアノ音楽が凄く良いんじゃない!?って思って、一瞬坂本龍一かな?とも思ったのだけれど、映画が終わった後調べてみて、あ~矢野顕子さんがやってたんだー。と、納得。彼女のピアノはとっても良い。もしかして、坂本さんより上手かも・・・って思ったこともある。彼女の歌(声)はあまり好きではないんだけれど・・・。この映画「誰がために」が、矢野顕子さんの実写映画音楽初担当だったそうです。

誰がために オリジナル・サウンドトラック 全曲試聴出来ますテーマタイトル曲よりも、他の曲に素敵なのが有ります。05番のWinding Roadとか、カッコイイですね。

「誰がために」あらすじ・内容(amazonさんより)
昔ながらの面影をわずかに残す東京の下町。報道カメラマンだった民郎(浅野忠信)は、父親の急死により写真館の後を継ぐが、満たされない日々を送っていた。ある日、幼なじみのマリ(池脇千鶴)が友人の亜弥子(エリカ)を連れてきた。亜弥子と民郎は一目で惹かれあう。共に心に欠けた部分を持っていた二人は、それを埋めるように深く愛し合い、やがて亜弥子は妊娠する。しかし、幸せな日々も束の間だった。亜弥子は一面識もない少年(小池徹平)によって殺されてしまう。「なぜ亜弥子が?」理不尽な暴力に、やり場のない怒りと悲しみから失意の日々を送る民郎。それでも何とか日常生活を取り戻そうとするが、どうしても抑え切れない感情が湧き起こる。民郎への思いを抱き続けているマリは民郎を励まし、立ち直らせようとする。そんな時、少年が思いの外、軽い刑で少年院を出所したことを知る。断ち切れぬ亜弥子への愛、少年への復讐心、マリへの思い、揺れ動く民郎の心はどこへ向かうのか……。


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2 コメント

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これは (存在する音楽)
2006-09-27 23:03:28
全く知りませんでした。

アッコさんのpianoは自らが歌よりも自信がおありのようですが、彼女曰く「もっとpianoが巧くなりたい」というコメントが印象的です。



小池君が殺人者の役って、ちょっと想像できない感じです。
存在する音楽さん☆ (latifa)
2006-09-28 08:43:29
こんにちは~存在する音楽さん

>彼女曰く「もっとpianoが巧くなりたい」と

ほんと、こういう真摯な姿には、尊敬してしまいます。今でさえ素晴らしく上手なのに。



何の達人でも、今の腕前に、あぐらをかくことなく、もっと・・・という努力と心意気?が大切なのかもですね。

小池君の殺人者の役、そのイメージとのギャップを楽しみにしていたのだけれど・・殆ど演技しない・・というか、ちょこっと役だけだったんですよ。いまいちな映画でした。

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