表面の様子が少しでもmemo出来るように、コントラストを調整した上の杉板材の画像は、左が平かんなを使って手で仕上げたもの、右がホームセンターで10枚まとめ売りの杉板そのままの表面です。
今日土曜日の午後、ちょっと中庭でサイズにカットした板を少し手かんながけしました。2m長10枚¥1000の板材は、表面を整えたものではなく、結構荒いままのものです。
ちょっとした道具箱を製作するための部材をカットして、その表面仕上げをしようとしているところなのですが、最初から平かんなでトライしたのですが、少しずつ表面を凹凸を削っていき、板全体の変形を平面まで修正、仕上げ完了までは、なかなか大変でした。
というのも、この夏から「電気カンナ」を使うようになったので、どうしてもついついそのように思ってしまうのでした。
実際、電気カンナでしゃーーーっと表面を削り取ると、一気に木材を整えることが出来ます。とはいえ、機械特有の模様が木材の表面に出てきますから、そのあとは、やはり手を使って平かんなで整えることになります。
しかし、電気カンナで一気に成形したあとの木材ですから、平かんなを手に持ってその表面を仕上げるのは、とてもとても楽です。
屋外で使うための棚などの場合は、電気カンナだけで整えての木工作りでも、それを最終表面仕上げとして十分です。
・・・が、屋内で使うちょっとした家具を木工で作ろうとすると、平かんなで部材の一つ一つを仕上げて組み上げる方が、やはり圧倒的に「 心地よい 」出来上がりになります。
手元にある平かんなは、小型のものと、普通サイズの、二種類を利用しています。
もっとも、ホームセンターで木材を購入する時、最初から少し価格の高い、きれいに仕上げてある木材を選ぶと、上記のような製材、表面仕上げの作業からは解放されます。
〇荒い部材から仕上げへ 2017.10.01
最初は、ががっ、がっ、がががっ、がっ という感じで、ほとんど鉋(かんな)がけをしている感じはしません。
それでも、さらに2、3回、平かんなを滑らすと、少しずつ鉋がけしている感じになります。(メモ用に、分りやすいように板材の右半分だけを集中的に鉋がけしてみました)
さらに2回ほど鉋を滑らすと、いよいよ普通に鉋がけをしている感じになり、「かつおぶし」のような削りかすが出てくるようになります。
(この段階で鉋全体で削ることが出来るようになりますから、、かんなの刃を少し戻して、薄く削って、日曜大工としてはこれで仕上げ終了ということにします。)
今日日曜日、カットした部材を電気カンナで一気に仕上げるつもりでした。が、たまたま騒音をたててはいけない状況になったので、平かんなを使って一つ一つ手で表面を仕上げることにしました。
10枚セットのお買い得品なので、表面は一度さっとなでると、いくつものトゲが手や指に刺さるような状況から、平かんなをかける様子を写真に撮ってメモしてみました。
(平かんな・・・は、粗削りから中削り用に調整して仕立ててあるものです。ちなみに、仕上げ用の平かんなは所有していません、残念(^^;)・・・というか、きれいに美しく表面を仕上げた屋内用の家具、のようなものは、今まで作っていません。)
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