今日2017年12月19日、電動トリマーが届きました。
( Amazon 詳細 Earth Man 電動トリマー TR-100 )
高儀 EARTH MAN 超硬トリマ・ルータービット ギンナン面ビット25mm TRBP-12 | |
クリエーター情報なし | |
高儀 |
外箱の写真がすっきりとして分りやすいので、これで内容部の写真を撮ってMEMOしておくことにします。
「トリマーかぁ」ともうずいぶん以前から気になってはいたのですが、マキタやリョービでは価格が一万円ほどしますので、そこがネックになって今までずっとスルーしてきていました。
しかし、先日ある日曜大工作業で「溝切」をするのに、「あーこれはトリマーで一気にやりたいところだなあ」とふと思って、その勢いで「ええい」とクリックしてしまいました。
マキタでもリョービでもなくて、アースマン‼
上の写真にもあるように、ストレートガイド、トリマガイド、テンプレートガイドが付属して、それで四千円台でした。ストレートビット、スパナは標準装備としても、それらを一つに収めるキャリーバッグが付いてくるのも魅力的です(^-^;)。
実際、上の装備品に、追加購入したぎんなん面ビットも加えて、キャリーバッグひとつに収めてあります。いい感じです。
( Amazon 詳細 EARTH MAN 超硬トリマ・ルータービット ギンナン面ビット25mm )
最初なので負荷をかけない状態で慣らし運転をしました。大きな騒音を覚悟していたのですが、部屋の中で回しても・・・「思いのほかうるさくないなあ」と思いました。屋外で実際に使用する時も、電動丸ノコや電気カンナと比べるとずいぶん静かな電動工具でした。
説明書によると使用前には毎回60秒ほど無負荷で試運転、とありました。今は冬で外気温が10℃の手前ですから、作業で使用していてもトリマー本体が熱くなるというのを感じることはありませんでした。( ちなみに連続運転は30分と説明書にありました )
今までの経験から、ハードワーク、ヘビーデューティ仕様の本格的メーカー製品と比較すると、安価に入手できる電動工具は、全体的に無理な負荷をかけないように、そーっと優しく利用していくのが「コツ」と、個人的には体験、体感しています(^-^;)。
めちゃくちゃ使用頻度の高い、延々と連続使用する工具ではないと思いますので、この工具には今後ずっといい仕事をしてもらうように、道具の扱いレベルを上げていきたいと思っています。
ちなみに、先端工具のトリマービットは高額なパーツではないものの、安くもないと思います。これも刃物なので使っていくうちに切れが悪くなっていくはずです。
どうするのだろう・・・・と、少し検索してみたところ、基本的には消耗品ということで、具合が悪くなったら新品購入、交換ということでした。
その理由が・・ビットは小さなパーツながら「サイズ」が大事な部品で、ビットの刃先を研磨して再利用する場合、その切削サイズが変化してしまうということで、木工作品の「精度」に直接影響するということです。
なるほど、その意味で「使い古したビットを研磨して再利用」しないというのは納得です。
ただ、自分の木工作品にそこまでの「精度」が必要のない部分の加工に使う上では、研磨して多ビット、刃先のサイズが変化したものでもOKなのではないかと思っています。(ちょっとした木材角の面取り程度の使用では問題はなさそう)
とはいえ、トリマーという道具本来の役割を考えると、高速で回転するこのトリマービットというパーツは部品本体全体のプロポーションの精度も含めて、必要に応じて新品交換するのが「基本」だろうと思えてきます。
〇 杉板の接合 トリマー・溝 2018.01.06
これがやりたかった! 電動トリマーを購入したのは、杉板の接合をより密着させるためというのが第一の目的です。
最近ほぼ完成した屋外の物置きで、その側面、正面、背面の壁は格安杉板を並べて張り付けたものです。もともと完全防水の物置きを作ろうと思ってはいなかったものの、台風や嵐の大雨降りの時に、物置きの中がびしょびしょになってしまうのは避けたかった。
当初そのために杉板を並べるときに、角を少し切り欠いて、その部分を重ねるように並べてやろうと思っていました。トリマーがないので、丸ノコを使って縦に切れ目を入れ、それを後からノミを使って落としていこう、という予定でした。が、時間の取れるタイミングでささっと物置き作成作業をする上で、その都度余裕をもって「杉板の下準備」をする時間はありませんでした。・・・結局、ホームセンターで購入してきた、荒々しい格安杉板をそのまま並べて張り付けてしまいました。
そんなこんなで、電動トリマー!があったほういいなあ、と思うようになって、入手することにしたのでした。
・・・・で、今日日暮れ直前に屋外でちょっと実験作業・・・
付属のストレートビット6mmと、トリマーガイドをがちゃがちゃいじって、今回初めてセットアップしました。
最初は浅く・・・二回目で杉板の真ん中まで・・・これは簡単です(^-^)。電動トリマーを用意して良かった。
で、切り欠きしておいた二枚の杉板を合わせてみます。
購入したままの杉板を合わせても、やはりある程度波打つように板の間に隙間が出来てしまいます。電動トリマーで切り欠きをつけておいて杉板を合わせていくと、(決して完璧な防水でなくてもいいので)随分防水性が高まるでしょう。
うーん、春になって気温が高くなってきたら、物置きの杉板を一度分解して、切り欠き済みの杉板を並べて張り付けてみるのもいいかも・・・と思っています。
物置きの屋根部分は現在のところ、杉板を縦に並べただけのものになっています。(下に薄いベニヤ板を前面に敷いているので板の間から雨水がぽたぽたと侵入することはないようにしてありますが)
この屋根部分で、杉板を横にして、屋根瓦のように切り欠きのところを少しずつ重ねて作り直すといいなあと思っています。
〇物入れBOXの側板作成 with 電動トリマー 2018.01.07
TR-100電動トリマに付属の「トリマガイド」を取り付けて、杉板を段欠き処理しました。
この付属パーツを本体に取り付けて・・・・
さらに付属のストレートビットと隙間を調節すると、杉板の角にあてがうと、
あれま、簡単に段になって角を欠き落とすことができます。
トリマを用意する前は、丸ノコで木材の厚み半分まで直線でカットして、そのあとノミを使ってちょっとずつ落としていけばいい・・・などと思っていたのですが、これが思うだけで実際には「ええぃ、そのままでいいやぁ」とちっとも作業が実現しません。
こんなことなら、さっさと電動トリマを購入したらよかったなあと思ったのでした。(^-^;)
・・・で、杉板を並べて固定してみると・・・
杉板がきれいに並びます!! 電動トリマを利用したとしても、これはなかなか手間のかかる下準備になるのですが、もし屋外用物置きを作る前に電動トリマを用意していたら、物置き側面の杉板張りでは板の角を段欠きしておいて張り付けたのになあ。
ちなみに上の写真、杉板をまとめて固定している直交している木材は、やはり電動トリマー&ギンナン面ビットで角を処理してあります。
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