いやし犬ラリー

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの毎日

クーラー

2005-07-27 18:13:25 | Weblog
さっき仕事から帰ったらなぜか家の中が涼しかった。
今日は台風が去ってすごい暑いはずなのに、ひんやりした風が吹いている。
よく調べたら娘の部屋のクーラーがつきっ放しだった。
娘が家を出るのは朝7時過ぎ。
何と誰もいないのに10時間もクーラーがついていた!
娘はクーラーをつけたまま部屋の窓を開けて、ドアも開け放って行ったので
台風のあとの風に吹かれてクーラーの冷えた空気が家中に回っていた。
(うちはマンションの9階なので、無用心だけど窓は全開で出かけてしまう)
今までもときどき消し忘れがあったけど、たいがい夫か私が気付いていた。
今日は誰も気付かず、無人の家を冷やしていた。
ラリーでもいれば許せたのに、もったいなくてプンプンだった。


「ラリー、朝からお化粧するのにクーラーつけるのはうちではおねえちゃんだけだよね。
 まったく、おねえちゃんたらしょうがないね。」

朝寝

2005-07-26 15:56:54 | Weblog
台風が来ている。
朝から雨が降っていたので、今日はズルして朝寝してしまった。
夫の出かける時間に一応起きて、朝ごはんの支度をしたあと
もう一度おふとんへ。
夫には 「なんだか、頭が重いみたい。もう一度寝るわ。」 と言った。
そして起きたのは12時40分だった。
ちょっと寝すぎたかもと、ひとり後ろめたかった。
ラリーがいたころはこんなことはできなかった。
疲れて眠いときでも、まずはお散歩に行ってから寝ていた。
いっぱい寝てすっきりしたはずなのになんとなく寂しかった。


「ラリー、ラリーはよくお母さんのおふとんに入ってきたね。
 昼間の静かな時間にふたりで寝たこと思い出してじーんとしちゃったよ。」

旅行

2005-07-24 18:10:58 | Weblog
昨日、一昨日と一泊で夫と長野の野沢温泉に行ってきた。
夫と泊りがけで出かけたのはすごい久しぶり。
とても楽しかった。
旅行中夫とふたりで 「ラリーのおかげだね。」 と話した。
ハッキリ言うと 「ラリーがいなくなったおかげ」 なんだけど、
そうは言えないので 「きっとラリーも喜んでるはず。」 と思うことにした。
昨日の東京は大きな地震があったらしいけど、それも経験しなくてすんだ。

それからラリーの水飲みの器に水を入れたのは娘だった。
水が入ってなくて器が汚れてたので、きれいな水を入れておいたとのこと。
普段家のことなど何もしない娘でもそんなことをするとは驚きだった。
ラリーを思う気持ちがあれば、できることなのかもしれない。


「ラリー、お留守番ご苦労さま。ありがとうね。旅行楽しかったよ。
 留守中、おねえちゃんはちゃんと家に帰ったのか、それが心配だけど、まあいっか。」

不思議

2005-07-21 13:48:19 | Weblog
さっき掃除機をかけていて不思議なことに気付いた。
ラリーの水飲みの器は、ずっと洗面所にある。
最初のころは毎日水を替えていたけど、今は器だけが置いてある。
その器に水が入っていた。
夫がそんなことするわけないから、娘が入れたのか?
でも、何故?
それとも私は夕べは酔っ払って帰ってきたから、自分で入れたのか?
記憶がないんだけど。。。
今夜夫と娘が帰ってきたら聞いてみなくちゃ。
きれいな水が入っている器を見て、不思議で仕方なかった。


「ラリー、夏になってのどが渇くからおねえちゃんが入れてくれたのかしら。
 習慣だからお母さんが無意識のうちに入れたのかしら。ラリー、見てたなら教えて。」

グルコサミン

2005-07-19 17:27:57 | Weblog
だいぶまえから五十肩がひどくなっている。
左の肩が痛くて腕が上がらないし、角度によっては激痛が走る。
人の話では時が過ぎるのを待つしかないらしい。
ある一定期間我慢すれば治るそうだ。
そう思って、痛くても我慢していたけど、一昨日いいことを思い出した。
以前ラリーが足を痛めて歩き辛そうにしていたとき、
グルコサミンの入ったカプセルを飲ませていた。
夫の話では、お散歩から帰って足を洗うときお風呂場でラリーを落としたらしい。
たぶんそのときに痛めたのではないかという。
痛い足をかばって歩き辛そうにしていた。
飲ませてたのは人間用の『楽節サポート』という健康食品だった。
犬用は高くて手が出なかった。
ラリーはグルコサミンを気に入って、あげるとおいしそうに食べていた。
おやつと勘違いしていたかもしれない。
グルコサミンの効き目はすばらしく、すっかり驚くほど完治した。
私の肩もラリーみたいに治るといいんだけど。


「ラリー、お母さんもグルコサミン飲み始めたよ。
      関節の痛みにはよく効いてくれるらしいからね。」

写真の中

2005-07-18 14:38:40 | Weblog
昨日は孫のめぐちんが遊びに来ていた。
女の子なのでお口が達者で2才のころからよく喋る。
昨日もご飯を食べながら、なぜかラリーのことを話し始めた。
「ラリ君はお骨になっちゃたんでしょ。」
「そしてラリ君はどこに行ったの?」
「ラリ君は写真の中に入っちゃったの?」 と。
写真の中に入ってしまうというのは大人ではなかなかできない発想だと思った。


「ラリー、そうか、ラリーは写真の中にいると思えばいいんだね。
 いない、いない、と思うから寂しいんだものね。」

気配

2005-07-16 15:18:57 | Weblog
今一緒に仕事をしている人から聞いた話し。
犬は死んでしまっても3日間は家にいるらしい。
勘違いして3日間ほど元の家にいるけど、そのあとは遠いところに行くそうだ。
気配がしなかった? と聞かれて、そう言えばリビングとの間仕切りに
ラリーがドンッと寄りかかる音が聞こえてたのを思い出した。
気のせいだと思っていたけど、本当にラリーがいたのかもしれない。
そう考えると愛しくて涙が出そうになった。
でも、その話をもっと早く聞いていたらラリーに話しかけられたのに残念だ。


「ラリー、今度戻ってくるのはいつ? 人間みたいにお盆なのかな。
 お母さんはいつもラリーを感じていたいよ。」

チワワ

2005-07-13 17:56:29 | Weblog
昨日の朝、いつもラリーを見ると 「ガルル~」 と吠えてた
2匹のチワワとすれ違った。
私は仕事に行く途中で自転車に乗ってたし、ちゃんとした
知り合いじゃないので挨拶もせずに通り過ぎた。
でも、きっと 「近ごろあそこのキャバリア見かけないな」 なんて
思ってるんじゃないかと想像して、ラリーのことを話したかった。
「実は、実は」 と心の中で思いながら通り過ぎたけど、本当に話したかった。


「ラリー、いつの間にか忘れられないようにちゃんと話しとかなきゃね。
 それにしてもほかの犬は長生きなんだと感心しちゃうわ。」

裸電球

2005-07-11 17:56:36 | Weblog
この前食事が終わってしばらくしたら、食卓の上にある電気の笠が
いきなりバリンと割れ落ちた。
その明かりは大き目の白熱灯が2個ついて、半円の白い笠がかかっているもの。
もうお茶碗なんかは片付けてあったのでよかったけど、
白い破片がだいぶ飛び散った。
去年の大掃除のとき夫が 「割れそう」 と言っていたので
寿命は近いとは思っていた。
でも、何の前触れもなく割れ落ちたのビックリした。
食事中でなくてよかったね、とみんなで話していたら 夫が
「もう20年以上使ってたんだから電気の笠も気を使ったんだろう」と。
そんなことあるわけないけど、とりあえずご飯が終わってからでよかった。
今は笠がなくて裸電球2つだけがぶら下がった状態。
なんとなく貧乏臭い。


「ラリー、早く新しい明かりを買いに行かなくちゃ。
 ラリーの知らない新しいものが増えちゃうのは寂しいな。」

扇風機

2005-07-07 18:13:30 | Weblog
うちの扇風機は古い。
どのくらい古いかというと、買ってから26年以上経っている。
上の娘が生まれる前のクーラーもない狭いアパート暮らしのとき
扇風機嫌いの夫を説得して買った物。
夏しか使わないし、昔の物は丈夫にできているので
まだ全然現役で使っている。
そんな古い扇風機だけど、この前孫のめぐちんが来たとき、
去年の記憶がないめぐちんは扇風機を見て
「あ、新しい扇風機だ」 と言っていた。
たぶん今までなかった物が出ていたので 新しい と言ったのだと思う。
「すご~く古いんだよ」 と言ったけどわかったかな。


「ラリー、扇風機の横に顔をつけて寝ているラリーの写真あったね。
 何かに寄りかかって寝るの好きだったね。」