リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

大風が吹いて、植木鉢がころころ

2017年04月08日 | 日々の風の吹くまま
4月7日(金曜日)。曇り。大嵐が接近中とのことで、雲はまだそれほど黒くはないけど、だん
だんに低く垂れ込んで来て、流れも目に見えて速くなって来る。雨はときどきぱらつく程度。
きのうはなぜかやたらと疲れた感じだったけど、かなりぐっすり眠ったようで、元気いっぱい
の気分で目が覚めた。朝ごはんを食べたらいの一番にメールチェック。おっ、何にもないっ。
日本では日付が変わったところだから、金曜日の朝に仕事メールが入っていないと言うこと
はこの週末は丸々休みってことで、やったぁ。でも、集中的に仕事を続けた後はいつもの通
り「遊びモード」への切り替えるのにひと苦労・・・。

とりあえずファイルキャビネットから税金関係の書類が入っているフォルダを出して来て、会
計事務所が送って来たチェックリストを印刷して、デスクにどんっと置いて今日の「業務」は
おしまい。午後は風が強まって来て、オフィスの外に置いてあったナデシコの鉢が転がり始
めたので、あわてて空のプランターの中に避難。南東の風がもろに当たるバルコニーではド
アマットを巻いて収納ボックスの後ろに押し込み、椅子を畳んで風が当たらない隅に移動し、
根こそぎにされそうな苗は鉢を並べたトレイごと室内に取り込んで、その後も鉢が転がって
いないかこまめに点検・・・。

本土とバンクーバー島を結ぶフェリーは全便欠航だそうで、海の上はすごい三角波が立っ
ているから、たぶん水上飛行機も飛べないだろうな。と言うことはビクトリアは「孤島」の状態
か。フェリーターミナルで運行再開を待っているおじさん曰く、「そりゃあ不便もいいところさ。
でも、救命ボートに乗るよりはずっとましだよ」。そりゃそうだな。途中にはアクティブパスと
いう島と島の間のものすごく狭い水路があって、風に煽られて座礁なんてことになりかねな
いもの。(フェリーターミナルでは瞬間風速23メートルだったとか。)

ごぉ~っと風が吹くたびに窓ガラスに映っている室内の照明が揺れて見える。建物も揺れ
ているのかもしれないけど、瞬間風速でもせいぜい15メートルだし、高いといっても70メー
トルくらいだから、揺れは感じないなあ。最大幅で20センチくらい撓うように耐風設計されて
いるそうだけど、そんなに撓ったら地震と同じで立っていられないだろうな。午後8時過ぎ、
風が緩み始めたようだけど、あら、また1個、鉢がころころ。1日中植木鉢を追いかけていた
ような・・・。