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渡良瀬遊水地世界遺産登録を目指して

2015年05月01日 | 日記
春を迎え、ラムサール条約湿地登録の渡良瀬遊水地に出かけてきた。
壮大な「ヨシ焼き」を終え、焼け跡の大地から様々な植物が育ち始めている。

渡良瀬遊水地は、絶滅危惧種あるいは準絶滅危惧種の野鳥や植物の宝庫である。
この時期は、植物で言えば、ハナムグラ、トネハナヤスリ、ノウルシなどが普通に見られる。




また、驚いたことに、4月25日には「コウノトリ」が飛来し、「トキ、コウノトリの舞うふるさと おやま をめざす」私たちに将来への展望を与えてくれた。

余談だが、発見し撮影したのがあの海老沼匡選手(柔道66㎏級王者)のお父様と言うことであった。
遠く、豊岡からの訪問と思われるが、他にも、飛来したとの情報もあるので、ぜひ、住み着いてほしい。

ところで、小山市では現在、渡良瀬遊水地と足尾銅山、そして田中正造の3つを一体化して、「足尾銅山から渡良瀬遊水地までの世界遺産登録へ!」という運動を始めている。

足尾銅山の鉱毒問題、その反対運動の旗振り役の田中正造、そして渡良瀬遊水地近隣の負の遺産でもある鉱毒問題。どれも忘れてはならない「記憶遺産」でもある。
この運動が根付き、世界に認知されることは有意義と思われる。私も、この運動に参加していきたい。