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今年の広島も暑かった

2013年08月18日 | 日記
暑かったお盆も明け、いよいよ明日から、多くの会社で仕事が再スタートいたします。

お盆中に、それぞれのご家庭で、色々な催し物が行われたものと思いますが、我が国にとってもお盆中に欠かせないのが「終戦記念日」。

今年も、各所で追悼行事などが行われ、私も、正午には、多くの犠牲者のために黙祷を捧げました。

また、日本各地から打ち鳴らされた「平和の鐘」が報道され、今年も訪れた広島平和公園内の「平和の鐘」を、改めて目にし、広島・長崎に投下された原爆によって犠牲となられた多くの御霊に哀悼の意を表しました。

なお、今年の平和記念式典では、いつもと違って、広島市長の「平和宣言」が、いたく心に残りましたので、以下に紹介いたします。

   「平和宣言」
              広島市長 松井 一實

「あの日」から68年目の朝が巡ってきました。1945年8月6日午前8時15分、一発の原子爆弾によりその全てを消し去られた家族がいます。「無事、男の子を出産して、家族みんなで祝っているちょうどその時、原爆が炸裂。無情にも喜びと希望が、新しい『生命』とともに一瞬にして消え去ってしまいました。

幼くして家族を奪われ、辛うじて生き延びた原爆孤児がいます。苦難と孤独、病に耐えながら生き、生涯を通じ家族を持てず、孤老となった被爆者。「生きていてよかったと思うことは一度もなかった。」と長年にわたる塗炭の苦しみを振り返り、深い傷跡は今も消えることはありません。・・・・・以下略



(写真は、安倍総理)

二度と、核爆弾が人殺しのために用いられることのないように、核廃絶・世界恒久平和を願うばかりですが、目にした報道の中で「終戦記念日」を「8月15日」と、正しく答えられた若者が少なかったことに驚きを覚えました。

隣国との摩擦から、いつ起きるかもしれない戦争を心配して学習するグループがある一方で、この実情は本当に心配です。