参戦日記です。
連れと坊と初めてレースに同行したのだが、アシストポイントなどの移動手段が自前または公共機関、
出身がグンマーなので、公共機関もアレな地域とわかるので慄きをブログに書いたら、
心折れ部のエディさんから速攻で電話があり、心折れ部の応援隊に同乗できるから大丈夫、
安心しろと連絡をもらう。
素直にうれしかった。
子供が騒ぐ&我慢できなくなる可能性もあり、別行動と思っていたが、結果として家族だけでなく
仲間とこのレースを存分に楽しみつくすことができた。本当にありがとう。
今回予想タイムは21時間44分。誤差として、21時間15分~40分くらいかと考えていたが、
19時間48分。タイムは速いもの、8Aからゴールまで通常3時間前後のところ、足の爪へのダメージと
足が終わりに近く、4時間ちかくかかってしまった。
これは、3Aまでの通過時間のラップ設定がスタート当初7分/キロと速いペースにしていたこと、
2A過ぎから鏑木選手に精鋭「鏑木男塾」にぞくぞくと抜かされていたことを考えると、
スタート当初は8分/キロなど自分の予想よりペースを落とし自重する作戦をとらないと
100マイルは攻略できないと思う。
当初、スタート直後はセーブはするが流れに乗り、81K過ぎに足が残っていたら勝負をかけよう
と思ってたが、前半●●キロまでセーブ、その先から勝負、さらに残り●●キロで足が残っていたら,
のような2段、3段かまえのロジに転換しないとUTMBやUTMFは攻略できない、
これは収穫として大きい。
装備に関しては以下のとおり。
<ウェア類>
ファイントラック フラッドラッシュ®スキンメッシュ インナー上下
CW-X スタビライク膝丈+カーフ
キャノンディール サイクルウェア
モンテン ショートパンツ
スマートウール アームウォーマー
injinjiパフォーマンス・ミッドウェイト・ミニクルー ※NEW
足首簡単+アーチテーピング
BUFF
勝負服はサイクルジャージなので、そろそろ痛ジャージでも買って勝負度合いを強めたい(笑)
新しい装備としては、injinjiの秋の新作のパフォーマンス・ミッドウェイト・ミニクルー。
厚手によるショックガード、長距離・水に濡れたときのマメ対策もあり、前週末に購入し即実装したが、
調子がかなりよく、本番でもつかったがかなりよかった。
過去に同社の薄手のタイプを使ったいたがそれよりも丈が少し長めなのもよい。
タイツは長いものではなく、ミドル丈とカーフを併用。なぜかというと、ハムストや膝・足首周りに
エアサロンパスを噴く際にやりやすいからだ。
タイツの上から噴くこともあるが、直に吹いたほうが効果がある。
<補給食>
べスパ5本・・・4本消費
パワージェル系18本・・・12本消費
アミノ酸系6本・・・6本消費
塩飴4個・・・1個消費
ウィダーインゼリー・プロティン1本・・・消費
魚肉ソーセージ・・・消費せず
水 500mlボトル2個<水> エイド5kなどの手前で多く残っていたら片方の水は捨てる
このレースはエイドが充実しているので、OSJクオリティ対応の必要ないと思ってましたが、
ジェルとエイドの食事は別腹としてしっかりと飲むつもりでいた。ただ、後半はダレと疲れで消費できず。
べスパ系はスタート前、30K前後、あとは各関門と思って用意し消費したが、ここぞというときに
もう1本くらい飲んでもよかったかな?と。特に最後の林道9.5Kはダレと疲れで朦朧となったので、
その前、例えば山頂からの下りで飲んでカラダに回ったところで林道に突入するのがベターだったかと思う、
たらればですが。
ボトルは水オンリー。そして、エイドに近い距離までいったら最小限を残して捨て重量を落とす。
水500ML=500gは、ロングトレイルならばのちのち効いてくる重さ。
なるべく軽くして動くことを心がけた。
エイドでも水を捨て交換する。ぬるい水はまずい。人肌なんて真っ平な味だ。
このことも踏まえ、残量がわかりやすく、補給や捨てることも楽なボトル2本スタイルを今回も使った。
<ザック類>
リアクター
リアクターはこのレースには容量が大きすぎるが、信頼できる。
新しいモノよりも、信頼できるモノを選んだ。
<シューズ>
テクニカ ディアブロMAX
トル・デ・ジアン(200マイル)を意識したガード重視&クッション性の高さに加え、
足の出しやすさを追求したモデル。
膝・足首の負担を軽減するためスタートから使用したが、毎回トラブルをおこす膝・足首も
問題をおこさず正解。
足の左右小指の爪(W死亡)に関しては、アーチ落ちの影響もあり、はじめから起こることを想定し、
テーピングを巻いておくべきだった。
このシューズの短所は一枚岩やロードでは噛みが悪く、滑ること。それと水抜けが悪い。
今回の信越では、トレイル率高く&ガレ場も少なく走れるとい大会の特徴もあり、
短所がでることはなかった。
また、ソールが広いため、ぬかるみでも沈みにくかったように感じた。
沈み難い=水溜りでの水の浸入が最小限となり、水抜けの短所も回避できたとのだと思う。
<その他>
家族・仲間
大切な家族・仲間が応援してくれる・待っていてくれる。それだけで、チカラがもらえる。
べスパもパワージェルもいらない。連れと坊、心折れ部応援隊のみんな、トレイルで知り合った
走友達(参加している人も、応援やボラ参加の人も)がいてくれればそれでよかった。
本当にありがとう。
今の私にはまだまだ関係ないのが淋しいです。
夜中の睡眠とかは、どうなされたのですか?
実質夜間は8時間程度となり、寝ることは前提としない
設定になってると思います。
UTMBなどの二晩行動するレースだと、エイドに仮眠所を
設けているケースが多いようですね。
ロングになればなるほど時間差がでてきますね。
トップ集団は速く走る技術、我々のような一般ランナーは
動き続ける持久力がポイントになると思います。