割安株に投資する事はフリーランチ以外の何物でもない。
他人が投下した資本を安く買い漁る低PBR投資はフリーランチっぽい。
利益があるのに投げ売られた低PER投資もフリーランチっぽい。
…後は、還元されるかどうか。ここが勝負所か。
…投げ打った人々は恐らく、感情に任して売ったのだろうか。
…もしくは要求資本コストの上昇が招いた売却だったのか。もしそうであれば、世の中の要求資本コストをサンプリングする事で、どれだけ利益が得られるかを計算する事も出来るのではないか。要求資本コスト=今後の利益見込であり、それが達成されている事=株価が底どまっている、のであれば、この手法は有効だろう。
バリュー投資は個対大多数の“耐久”ゲーム。どれだけ要求資本を切り下げられるかが勘所。ギブアップした方が負け。数十%の利回りで降参する昨今の大多数からはフリーランチが頂けて当たり前(バリュー投資家の要求コストと大多数の要求コストの差額がフリーランチ)。