資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

悪徳経営者と渡り歩く為に

2010-08-27 23:41:49 | 投資日記
非常に不謹慎な言い方ですが、世の中の過半数の経営者は株主を見ていないように思う。積極的に利益を還元しているの何て日本オラクル(配当性向90%超)とゲンダイエージェンシー(配当性向40%、自社株買いも同程度)位じゃないでしょうか?

その他の企業は、企業の成長が終わった後も延々と株主還元せず、利益を社内に蓄積するタチの悪い輩では無いでしょうか。社内が金で溢れかえってから、ようやく株主還元をする様では誰がオーナーなのか分かりませんね。

そう言う意味で我々はこの種の企業に投資する際に、予め彼らに相応の割引をする必要があると考えてます。私の場合は割引率を設定するのではなく、当期利益で内部留保された物はは全て仕損として計算しています。これはいつ還元されるか定かではない為ですし、最悪の場合、下手な投資に手を出し丸々損失になったり、他の投資家が言われているような悪徳MBOで利益を持ち逃げされたりするからです。これを防ぐ最良の手段は、内部留保はドブに捨てられた金だと認識し、無かった事とする事です。

また再投資とそれによる規模拡大に関しても額面では受け取らないようにしています。これらは単純に利益が成長しただけであり、リターンの絶対額は大してインパクトを与えられないからです。例え利潤が20%成長したとしても、投資家からしてみれば配当が5%から6%に変わった程度の事である事を忘れてはいけません。あくまで、利益とは、株主に還元された分が利益だと言えます。配当と自社株買いの合計額がリターンだと言えます。また、自社株買いも、まぁ、あまり堅いとは言えません。市場を通している為です。純粋な意味でのリターンと言うのは配当のみとなります。配当をコアなリターンとしその他は質に準じて割引、リターンにバーチャルに可算していく方がよいでしょう。

この意味で言えば、低PBR&低PER&低利益還元はある種のババ抜きだと言えるでしょう。価値があるようで、実は無い。所有はしても、手元に無い。幻想を金で買っていると言えるでしょう。誰かがいつか、高値で買ってくれる事を待ち望んでね。買うわけですよ。で、最後に誰かが損をする。と。

良く考えたら、清算価値がある企業は、清算される前に安値で買収されるのがオチでしょう。現に私が相応の金と十分な株数へのアクセスがあればそうします。もうここまで来るとパワーゲームですね。力があるものが搾取すると。。
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