WESTERN WINDS 

我が家に生息する「いきものがたり」と自然観察、時々「釣り自慢」

ツミレが食べたい!小樽色内カタクチイワシ

2009-08-30 | 釣り



小樽でカタクチイワシが釣れているとの情報を入手、
無性にイワシのツミレ汁が食べたくなり、夕方小樽に向かった。




5時30分に小樽色内埠頭に到着、イワシ狙いの釣り人が
たくさんいた。



チカ釣りとほぼ同じくサビキ仕掛けにオキアミをセット、
さあ、後はイワシの群れを待つばかり・・・

さあ、来い・・・・





さあ・・・・・・





竿先が大きく揺れた!しかし・・・来たのはかわいいソイだった。






周りもイワシが来ているよ気配がない。
時計の針はもう七時を回っていた。
昨年は6時半ごろから釣れ始めたはずなのだが・・・




寄ってくるのはクラゲばかり・・・・

諦めてそろそろ帰ろうかと思ったその時、
竿先が再度大きく揺れ、



待望のカタクチイワシだ!!


ついに群れが来たかと思われたが、単発で釣れただけで
その後30分ほど粘ったが1匹釣れたのみ。

ツミレ汁は次回までおあずけとなってしまった。



「待てど暮らせど 来ぬイワシ 宵待草の やるせなさ」だけれど
向こうに見える小樽の街の夜景、夜空の星が綺麗だった。



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My Favorite Gallerry フライマンイラストレーター 「サトウヒデユキさん」

2009-08-25 | アート

                                             (200×150)

広告や「NORTH ANGLER」などの雑誌で活躍されている
札幌在住のイラストレーター、サトウヒデユキさんからいただいた作品をご紹介します。

この作品は、釣りをテーマにした本の挿絵として描かれたもの。
ヤマメの質感や渓流の情景が見事に表現されていて
モノクロながらカラー作品以上に色の深さや、シズルを感じさせます。

サトウさんはフライフィッシングが趣味、アングラーならではの
視点と観察力が作品にも生きているのでしょう。
残念ながら、まだ釣りをご一緒した事はありませんが、
作品同様、華麗なフォームで繊細にポイントをトレースする姿が
思い浮かびます。




                                             (200×150)

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復活!ヘラのスーさん

2009-08-23 | 釣り
 

札幌大橋近辺より茨戸川を望む。冬はワカサギ釣りのホームグラウンド



久々に青い空が広がった週末、会社の同僚、スーさんの
3週間振りというヘラ釣りの様子を観に行って来た。

スーさんは春夏秋冬、吹雪の日も、台風の時でも
ほとんど毎週土曜にヘラ釣りをする。しかも真夜中、
暗闇の中でウキにライトを付けて釣る。ヘラブナに
とり憑かれている男なのだ。

そんなスーさんが、どんな心境の変化なのか、
ヘラに対する気持ちが覚めて来たのだという。
ヘラブナの呪いでも解けたというのだろうか・・・


前日、久しぶりにヘラに対する気持ちがもどって来たと
言っていたスーさん、このところ海の投げ釣りや
ニジマスを狙って尻別にも入ったそうだが
やはり、フナに始まってフナに終わるのだろうか・・・






生振大橋より茨戸川を望む。、昨年は12月末にはワカサギ釣りをしていた。






向こうに見える花畔大橋の近辺にスーさんがいるはず。





釣りに集中していたのか、スーさん、と声をかけるまで
自分が来た事に気がつかなかった。
やはり、スーさんにはヘラブナスタイルが良く似合う。





自分が到着した直後に釣れたマブナとウグイのダブル。
マブナの方は良く見るとスレがかりのようだ。





10分後、小型ながら美しい魚体のヘラブナが上がった。
ヘラブナウキがほんの1センチ動くかどうかの繊細なアタリ、
スーさんは大きな体に似合わず機敏に反応する。






スーさんはヘラブナ釣りを一時中断し、自分が篠路川で捕獲した
タナゴの産卵用の貝を探してくれた。
ウエーダーを履いて、ハマグリを探すように川底を足でまさぐり・・・




5センチほどの貝(ドブガイ、カラスガイ)を採集してくれた。





「何か、変な虫がいますよ!」川から上がって来たスーさんが
見つけたのは「ケラ」だった。ケラはコオロギの仲間で普段は
土の中で暮らし、植物の根や、ミミズを食べている。

たまたま前夜、家の前の街灯の下でオサムシに食べられている
ケラを発見したので2日連続でケラを観てしまった。

自分には子どもの頃から馴染みのある昆虫なのだが、意外にも
スーさんは初めて見たのだという。




セミとキリギリス、コオロギ達の合唱をBGMに、
この夏、最後のヘラ釣りを味わうスーさんの健闘を祈って
釣り場を後にし、帰路についた。





昨シーズン、ワカサギ釣りに何度も通ったマクンベツ川。
先日、たくさんの水上バイクで賑わっていたが、川面には
すっかり静寂が戻っていた。





家に帰り、さっそく貝をタナゴの水槽へ。
これから産卵までの観察も楽しみになってきた。



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去りゆく夏を追いかけて…・ニジマスと蕎麦畑

2009-08-21 | 釣り



お盆休みの最終日、生憎の曇天だったが、今年二度目のT川へ。

前日にK師匠からT川でニジマスを爆釣したとの話を聞いて、
居ても立ってもいられなくなったのだ。

その3日前、K師匠は名古屋に単身赴任しているОさんと
二人でT川に入り、大物こそ上がらなかったけれど餌釣りで
数釣りを楽しめたという。夏休みは残り一日、

行くしかない!

ふたたびK師匠にお付き合いを願った。




ここは蕎麦の名産地。道路沿いの蕎麦は茎が赤く実をつけ始めていた。
8月下旬から9月にかけて蕎麦の収穫期になる。





丘の上の蕎麦畑はまだ青々としている。





午前7時30分、ポイントに到着し釣りをスタート。
前回はフライフィッシングだったが今回は手竿で挑戦。
魚がそこに居さえすれば釣れるはず。餌はブドウ虫を使った。


すぐさまK師匠がヒットした!




小ぶりだが元気が良かった。そして、この川の
魚体はことのほか美しい。



自分に来たニジマス。この日は爆釣とまでは行かなかったが
コンスタントに20センチ程のニジマスが上がった。

しかし、釣り初めて1時間半ほど 経った頃、アクシデントが・・・
振り出し竿の2段目がポッキリと折れてしまったのだ。

自分を良く知る方なら、きっと根がかりで強引に引っ張って
折ったんだろうと想像するだろうが、決してそうではない。
おそらく竿に傷が入って折れやすくなっていたんだろう・・と思う。

あいにくスペアの竿を用意してこなかったが、K師匠が竿を
交代で使わせてくれた。師匠、感謝です。




K師匠が釣った、この日最大のニジマス。30cm弱だろうか。
3時間ほどで2人で30近くは上がったがサイズが今ひとつ。

それでも夏の終わり、セミの合唱と涼しげなせせらぎの中、
ニジマスと楽しく遊ぶ事が出来た。






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「ぼくのなつやすみ」 夏の生物観察その2

2009-08-19 | 自然


近所で生物観察をした日の夕方、篠路川に
タモを持って出掛けた。
実は、ここに来たのは目的が・・・





家の水槽で飼育しているタイリクバラタナゴのオスの
パートナーを探しに来たのだった。
そのタナゴも6月にこの川で捕獲したものだ。





前回は何度も川べりの水草の根もとをタモで探り
何とか一匹だけ捕獲できたので、今回も苦労するかと思いきや・・・




意外にあっさりとゲット!しかし、この日採集できたのは
この1匹のみだった。

メスは婚姻色がないのでオスに比べ地味な魚体だ。

前回は抱卵したスジエビを大量にすくえたのだが
この日は一匹も姿を見る事が出来なかった。





ミズカマキリを捕獲。水の中に住むカマキリという意味で
名前がついたが、カマキリとは違う仲間で、セミに近い仲間なのだそうだ。
尾のような長い管は呼吸管でときどき水面に出して呼吸する。





川の周辺には途中で折れ曲がった葉が所々にある。
この折れたススキの葉を広げると・・・



蜘蛛の巣になっている。このクモは葉を糸でくぐって
外敵から守り安全に卵を産む。
まさか人間の手で開けられるとは思いもよらなかったろう。
撮影後、すぐに元に戻したが・・・無事に修復できただろうか?




「ツユクサ」
小さいながら鮮やかな青が目を引く。
幸田露伴は「露の精のような草」と表現した。




「ネジバナ」
花が螺旋状に連なるように付いている。




夏の終わりか・・・あっという間に夕暮れがはじまった。







この日すくったタナゴのメス。タナゴは生きた二枚貝の中に
タマゴを生み、保育器として育てる面白い習性がある。
ヘラのスーさんが近々貝を採集してくれるそうだ。



仲良く泳ぐタナゴカップル、来年の春にはベビー誕生か?



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「ぼくのなつやすみ」 夏の生物観察篇その1

2009-08-17 | 自然



久しぶりに夏の青空が広がったこの日、近くの林や川に
生物観察に出掛けた。
毎日が宝石だった遠い日の夏休みのように・・・



愛犬りんもお伴してくれた(足手まといだけど)




昆虫採集の定番「赤とんぼ」ことアキアカネ。
童謡や、吉田拓郎の「夏休み」に歌われているように
夏休みのシンボル的な存在だ。




同じく昆虫採集の定番「クロスジチョウ」
昆虫網で初めて採集したのはモンシロチョウだったはず。




「ベニシジミチョウ」だと思うが・・・




ヤガの仲間、「ホソバセダカモクメ」の幼虫。黄色と黒の
警戒色が毒々しい・・・図鑑を見ると、成虫は意外にも
グレー一色のボロ着をまとったような蛾だった。




おっ、あの草むらにいるのは・・・・



最近ようやく鳴き始めた「コエゾゼミ」だ。
昨年はセミが少ないと言われていたが今年は元気良く鳴いている。
やはり夏のBGMにセミの合唱は欠かせない。




「アマガエル」セミと同じく夏のBGMには欠かせない存在だ。
体の表面の粘膜は毒なのでカエルを触った手で目などをこすっては
いけない。




「アカハナカミキリ」鋭い顎で髪の毛を切ってしまう
ことから付いた名前。昔の子供なら一度は自分の髪の毛を切らして
遊んだ事があるはずだ。




「ブチヒゲカメムシ」カメムシは敵に襲われると胸部横から
臭い液を出して身を守る。こどもの頃は、「屁っぴリムシ」とか
「ヘクサンボ」と呼んでいた。
背中の紋様がヒゲをたくわえた力士の顔に見える。




「エゾツユムシ」と思われるが・・・?



「ハネナガキリギリス」本州のキリギリスは翅が胴体より
短いが北海道のキリギリスは翅の方が長い。



キリギリスとともに秋の夜のコンサートの主役を張る「エゾエンマコオロギ」
正面の顔が閻魔大王に似ているので付いた名前だ。

コロコロと鳴いているのはメスを誘うひとり鳴き、
他に誘い鳴き、オスを威嚇するケンカ鳴きというのがあるそうだ。
ディズニー映画「ピノキオ」に登場するジミニー・クリケットも
緑色なのでキリギリスと混同しやすいがコオロギがモチーフ。

映画ではゼペットおじさんにピノキオの良心役を任せられ、
見事に更生させたが、原作ではピノキオに疎ましがられ、殺されて
しまう。

数年前、ベルツノガエルの「コロッピ」に餌として与えた事があるが
ちょっと気が引けたのでそれ以来与えてはいない。







「アカアシクワガタ」のオス。
ロッキーの水入れで溺れていたところを救出した。
足にロッキーの毛が絡み付いている。
クワガタの中で最も小型だが個人的には好きなクワガタだ。





「メジロ」裏庭のサクランボの木にとまっていた。
目の白い縁取りが可愛い。



ロッキーの犬屋根の上にとまっていた「コジュウカラ」
木の幹を逆さまになって降りてくる芸当があるそうだが、
犬屋根の傾斜も結構キツそうだが平気でとまっている。




すっかり歩き疲れてしまった「りん」
やっぱり連れてくるんじゃなかったなあ。


午前中の生物観察はこれで終了。
ヒットした体験ゲーム「ぼくのなつやすみ」も楽しいけれど
やはりリアルが一番!

次回、ぼくのなつやすみ後編「川の冒険篇」につづく!





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噴火湾、夏の終わりのハモにー♪

2009-08-15 | 釣り



今年5回目の豊浦へ、屈辱のボウズを味わった2週前の
リベンチ・マッチだ。今回は兄と弟と3人での釣行だった。

日中は晴れてはいたものの風が強く、これは無理かと
半ば諦めていたが、6時過ぎた頃に風が弱まり出航決定!

釣りキチだった親父の墓参りが効いたか?





酔い止めを忘れて苦戦を強いられた前回の反省を生かし
コンビニで「乗り物サポート」というドリンクを買った。
これで万全の態勢で勝負に臨める・・はず。




釣り場到着。ここは今年最初に弟とK師匠とスーさんと
来たポイント。全員が釣果を上げ、弟が11本上げたポイントだ。

しかし、その後、漁師がハモ筒(どう)というハモ漁の仕掛けを
セットしてしまったというが。さて、その影響は・・・
ラジオでファイターズ・西武戦を聴きながらスタートした。




餌は新鮮なイカの短冊にイカゴロを混ぜ、塩辛状にしたものを使った。
他にはサンマの切り身やイソメなども使う。





「来たぞ!!」仕掛けを降ろした10分後、兄がこの日の
第1号を釣り上げた。50cmの良型だ。

兄がハモを釣ったのは小学生以来だという。この日も
親父にならって、タコ紐を使って手釣りをした。




この後、2本目は弟に来たがペンシルサイズでリリース。
そして3本目は・・・




また兄に来た!
ハモは中指をハモの上に、人差し指と薬指を下にして
挟むと滑らないのだという。それも兄が初めて釣った時に
親父に教わったそうだ。

さて、自分にはなかなかアタリがなかなか来ない・・・
また今日も屈辱のボウズかと諦めかけた時、
ゴツ、ゴツとアタリが…
引き込もうとするところでしゃくりを入れたが・・・

手ごたえはあるが何だか軽い気が・・・



それもそのはず…ペンシルサイズだ・・・それでもこれで
ボウズは逃れた。
その後何度かアタリはあったがこの日、自分はこの1本のみと
しょぼかった!やはりハモ筒の影響があったかも。

リベンジならず!だ。





午後9時、ファイターズのゲームとともに釣りも試合終了。
結局、兄が2本、自分と弟がリリースサイズを1本づつという結果。
兄に花を持たせた・・という事だ。

お前ら、まだまだだな・・親父の声が聞こえるような。


ファイターズはダルビッシュの好投で西武に競り勝ち
リーグ最速で60勝に到達した。

昼間には甲子園で札幌第一が一回戦を突破、
北海道の夏はもう少し続きそうだ。


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大空に咲く梅花藻?

2009-08-11 | イベント・文化



北海道新聞で梅花藻が美しく咲いているとの記事を
見つけ、日曜、千歳青葉公園を目指したのだが・・・

青葉公園の手前で大渋滞にハマってしまった。
そして突然、上空から耳をつんざく轟音が・・・

あっ、あれは・・・

ブルーインパルスだ!!


今日は千歳の航空祭だったのだ。

そのせいか、青葉公園の駐車場は閉鎖しており
梅花藻観賞はあえなく中止に・・・


実は、この写真、この日のブルーインパルスではなく、
イラストレーターの城谷斉彦さんにメールで
送っていただいた横浜開港150周年イベントでの
アクロバット飛行。
携帯で撮影したとは思えないほど美しく撮れています。





これは「さくら」というアクロバット飛行。5枚の花弁と
その花芯を表現しています。大空をキャンバスにできるなんて
羨ましいですね。

そう言えば、桜と梅の花は良く似ています。
梅花藻は川の中で咲く花ですが、これは大空に咲く梅花ですね。


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支笏湖の夏・・・釣り人のいる風景

2009-08-10 | 釣り



遅れてやって来た北海道の夏・・・
お盆の1週間前、恒例のお墓掃除に田舎に帰った。

行きは中山峠を通って羊蹄山や尻別川を望みながら、
帰りは支笏湖畔のドライブを楽しむというのが
最近のパターンになっている。



モラップキャンプ場はテントでぎっしりと埋め尽くされていた。
まるで超満員の銭湯の洗い場のようだ。それを横目に湯船を
独占しているかのようにゆったりと湖面に漂うフロートチューブの
アングラーがいた。



霞の向こうに見えるのは恵庭岳。
このロケーションなら魚が釣れなくとも充分満足できるだろう。




溶岩ドームが特徴的な樽前山。山全体が巨大なUFOのように見えるのは
自分だけだろうか。




ルアーフィッシングを楽しむ親子。お父さんの手ほどきを受けながら
ロッドを振る男の子。
釣りには全く関心を示さなかった我が家の息子・・・憧れのシーンだ。




おっ!ライズ・・・良く見ると・・・




ウグイがテトラのところにウジャウジャいる。
産卵だろうか・・・?




こちらにはダブルハンドでキャスティングしているフライマンがいた。
海の釣りも、川の釣りもそれぞれに魅力があるが、湖の釣りも悪くない。
風の流れを肌で感じ、草木の香りを味わい自然と魚との対話を楽しむ。
最近は船釣りの機会が多く、釣果ばかりを求めている自分に気づいた。


この日は立秋、暦の上では秋となり、最近草むらでキリギリスが鳴き始めた。
オヤジになってもセンチメンタルになる夏の終わりが近くなってしまった。





恵庭岳



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小樽ハゼ&シャコと石川遼君の涙

2009-08-03 | 釣り



豊浦のハモ釣りで苦杯を舐めた翌日、騒ぐ血潮を鎮めようと
小樽へ車を走らせた。旬のハゼ釣りを釣って夜に美味しい天ぷらを
肴に冷たいビールをいただこうという魂胆だ。



昼過ぎに妻と家を出発、1時半ころに色内埠頭に到着。今にも
降り出しそうな空、およそ真夏、小樽にふさわしくない鉛色の
海・・・釣り人も日曜の割には、いつもより少なめだった。




片テンビンのハゼの仕掛けにイソメを小さくちぎって針に通し
10メートルほどチョイ投げするとすぐに反応が・・・



良型のハゼだ! 
この後もコンスタントに釣れ、



良型のダブルも!

そして、何と・・・



シャコが釣れた!人生初シャコだった。
色内には4、5年通っているが、ここでシャコを見たのも
初めてだった。

これでますます調子が乗って来たところだったが・・・



またまた雨だ・・・
7月は真夏日が一度も無く、夏日もいつもの年の半分の8日、
そして雨の量が3倍という。このまま甲子園を迎え、夏が
終わってしまうのだろうか。「あーっ!暑くて死にそう!」なんて
一度くらいは言わせて欲しかったが。

車に避難している間、小樽カントリー倶楽部で開催している
サンクロレラクラシックのテレビ中継を見た。
今をときめく17歳の石川遼君が最終日の今日もトップを
キープしていた。夢中で応援しているうちに、釣りはもう
どうでもよくなり終了。




遼君は16番で2位に付けていた外国人選手に追いつかれたが
最終18番でバーディを取り劇的な優勝!!インタビューで
17歳らしい感激の涙を流していた。
自分の息子よりも若い遼君・・・立派過ぎ!




帰り道、小樽カントリー倶楽部に立ち寄ってみた。
雨の中、スタッフが撤収に追われていたが、大会の
熱気、興奮がコースに残っているかのようだった。






さて、今日の釣果のハゼと



プレデターのようなシャコは
昨夜、弟が釣ったハモと、ご近所さんから
いただいたインゲンとともに



めでたくビールの肴になった。




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釣りキチデュオ、噴火湾でハモる!? の巻

2009-08-02 | 釣り


今日はマガレイとハモを爆釣した三週間前の夢をもう一度と、
故郷豊浦へK師匠とともに向かった。

弟の情報によると、最近はマガレイやソウハチが釣れないとの
ことだったので1、2時間ほどカレイを試して夜7時頃から
ハモを狙う事に。



霞の向こうの消え入りそうな羊蹄山。喜茂別川に架かる橋から撮影した。
この辺あたりから霧が濃くなってきた。



5時に豊浦フィッシャリーナに到着。今回は弟の職場の同僚Tさんも
加わり4人での釣行となった。Tさんとは初対面だったが、弟が釣りの師匠との
ことで、今日はW師弟コンビ同士の対決が実現。

今日は風は弱かったが多少波があり、「まいったなあ」と弟がぽつり。
ハモ釣りは波があると全くと言っていいほど釣れないらしいのだ。



港内から出ると思った以上に波があった。そしていつも必ず服用する
酔い止め薬を忘れてしまった事に気が付いた。それがこの後、釣りに
大きな影響を与えることになるとは・・・



12、3センチの可愛いガヤが釣れた。ガヤはこどもの頃に初めて釣った
魚だ。本州の方ではメバルと言われている。北海道にいる種は正式には
エゾメバルという名称らしいが、「ガヤ」の方が馴染みが深い。



事前に聞いていた弟の情報どおり、釣れるのはガヤのチビばかりで
カレイの生命反応が全く無い。3週前に釣れていた大型マガレイ達は、
どうやら沖の深場へ帰ってしまったようだ。
仕方なくカレイは諦めて早めにハモに切り替える事に。



最近、大きな釣果を上げたとの情報が入ったポイントに移動。
8時を過ぎた頃には波もずいぶんおさまって来た。弟によると
8時から9時までがハモ釣りのプライムタイムということだ。
さあ、いよいよショーの始まりだ。

まず今日のハモ第1号は・・・・



Tさんが釣りあげた!やりました!
つづいて第2号は・・・



弟が釣りあげた!さすが!
そして第3号は・・・



K師匠に来た!お見事!弟達師弟コンビに負けられん!
となると、第4号は・・・














あれっ

           

あれあれっ



あれあれあれあれ・・・・あれ


恥ずかしい事に自分だけが NO FISH
最後まで見せ場なく屈辱のボウズ・・・。

でも、嘆いてはいない。
母なる豊浦の海はいつでも優しく歓迎してはくれる訳ではない。
油断や奢りを見た時、愛の試練を与えてくれる。

自分は必ず釣れるはずと、何の根拠もない奢った
心、過去に痛い目に遭っているのに安易に失念してしまった
酔い止めの準備。これで簡単に魚を釣ってしまっては
大きな釣り人に育ちませんよ、そう母なる海はメッセージを
送ってくれたのだ。

しかし、Tさんは吐き気をもよおしながらも釣っていた・・・

くやしーですっ!!!

今回の釣果は弟2本、Tさん1本、K師3本・・・rocky0本。
W師弟対決は3対3でドロー、でも判定負けといっていいだろう。


リベンジ決定!!



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